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開成教育グループ


高3生諸君へ ~全てはこの日のために~

国公立大学二次前期試験まであと6日となった。1月13日・14日のセンター試験から既にひと月以上経過している。この間国公立受験生は記述力の養成に向けて日々最大限の努力を積み重ねてきたと思う。残りわずかとなったが、最後まで入念に答案作成の練習を続けてもらいたい。この間、京都大学及び大阪大学において出題ミスがあり、繰り上げ合格の措置がなされたことは記憶に新しいが、わずか3点によって大阪大学では30人もの追加合格者が発生している。センター試験が思い通りにいかなかった受験生も多いであろうが、全ては二次試験当日に決定する。「もう少しセンターで取れていたら」と考える瞬間は誰しもあろうが、過ぎ去った過去は決して変えることは出来ない。しかしこれまでの論術対策で培った力を、最大限の集中力で全て出し切る機会は、全ての受験生に平等に残されている。ここまで来た以上、持てる力を全て発揮することに傾注してもらいたい。

一方私大受験生は、一部の入試を除いてほぼ結果も出揃っていることであろう。第1志望大学に合格出来なかった受験生に対して後期入試について述べてみたい。
「3月入試(後期入試)」は関関同立では関西大学及び立命館大学が実施、またそれ以外の難関有名私立大学もほぼ全ての大学で実施される。確かに合格者定員も決して多くないので、非常に厳しい入試であるが、当然のことながらまだチャンスは残されている。前期入試で合格を決めた受験生以外で争われるこの入試は、だからこそ、その中で上位の力を有していれば合格を勝ち取ることが出来るのである。

後期入試は国公立大・私大を問わず己との孤独な戦いである。特に私大受験生はほとんどが合格発表が終わっているので、友人たちの合格の喜びを横目で見ながら、ひたすら受験勉強を継続しなくてはならない。どんなに強い気持ちを持ち続けようと思っていても、合格者の輪の中に入れない自己の存在を顧みる時、その悔しさは計り知れないものである。しかしそうした中でも、目標に向かって努力し続ける受験生に合格という結果がもたらされる。

また国公立大受験生も、二次前期入試が終わるとどうしてもいったん気持ちがそこで切れてしまいがちである。しかしその後も万一のことを考えて、後期入試に向けた準備は継続しなければならない。3月上旬の合格発表の日までは、期待と不安の中で、非常に落ち着かない日々が続くが、それでも準備をきちんと続けていかなくてはならない。そうしないと、万一の時にほとんど準備をしない状態のまま、後期入試に向かわねばならなくなる。

最後に、心揺さぶる言葉を紡ぎだす、いのちの詩人「相田みつを」の名言を二つ紹介する。

あのときの
あの苦しみも
あのときの
あの悲しみも
みんな肥料になったんだなあ
じぶんが自分になるための

毎日毎日の足跡が
おのずから人生の答えを出す
きれいな足跡には
きれいな水がたまる

自分の運命を切り開くのは、最後は自分自身である。全ての受験生が、これまでの受験という厳しい試練を糧として、実り多き大学生活、そして素晴らしき人生を送られることを、切に願っている。

開成ハイスクール国語科 森脇 庸介


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