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開成教育グループ


高3生諸君へ ~最良の結果を残すために~

今年もいよいよあと1週間となった。公募推薦入試も終わり、一部の大学では一般入試の出願期間が既に始まっている。また来年1月19日と20日の実施のセンター試験まで1か月を切った。更に関関同立を始めとする一般入試も1月下旬から本格的に開始となるが、これも残り1か月に迫っている。これからの残された日々は極めて重要な意味を持つ。最大限の勉強を積み重ねながら、入試当日は最高の結果を残さなくてはならない。

 

今年も公募推薦入試は非常に厳しい入試であった。産近甲龍を始めとする私大入試では10倍近い倍率となった学部・学科も多数存在し、数点差で合否が決定されるという受験生が散見された。定員厳格化の流れの中で、大学入試を取り巻く状況はますます厳しさを増している。入試では合格最低点の辺りで受験生の層が最大数となるので、1問当たり3~4点とすると、1問正解するか不正解かによってあっという間に数十番の順位が逆転することになる。入試ではほんの少しのミスも許されないということを強く認識し、一般入試の過去問演習を行う際に、確実に合格最低点を確保するということを強く心掛けて、緊張感を持って問題演習に臨むことが極めて肝要である。

 

また国公立大受験生もいよいよセンター試験が目前となった。センター試験の重要性については改めて強く強調しておきたい。センター試験後、センターリサーチの結果が1月24日に返却されることになるが、ここで最低でもC判定以上の結果を必ずたたき出してもらいたい。二次試験のことも気になるであろうが、今は何といってもセンター試験の仕上げに全力を注ぐ時期である。A・B判定で不合格の受験生はほとんどいないし、逆にD・E判定で合格の受験生もほとんどいないという現実がある。センター試験が終了してからでも二次前期試験の2月25日まで、まだひと月二次試験の勉強をすることが出来る。しかしながらセンター試験の勉強が出来る期間は最早ひと月ないのである。優先課題がセンター試験であることは明らかである。

 

押し寄せる不安に押しつぶされそうになる日もあるであろう。そんな時でも自分の力を信じて、入試当日まで全力で努力を続けて欲しい。苦しいのは誰しも同じである。毎年こうした重圧と闘いながら、多くの受験生が合格を勝ち取っているのである。更に、体調管理には充分心掛けること。少し疲れを感じる日があれば、思い切って眠ってしまうのも有効である。

 

 

本日はクリスマスイブである。

老犬パトラッシュと画家を目指していた少年ネロとの心の交流を描き、衝撃的な結末を迎える『フランダースの犬』は、最後がちょうどクリスマスの場面である。実に悲しく切ない話であるが、こうした苦しみを受け入れざるを得ない状況にある人々もいることに思いを馳せながら、今勉強に集中して取り組むことの出来る幸せを噛みしめ、そうした状況を生み出してくれているご家族に感謝して最後まで全力で頑張ってもらいたい。

 

 

最後に、コブクロの名曲『桜』の中の一節を紹介する。

 

人はみな 心の岸辺に 手放したくない花がある

それはたくましい花じゃなく 儚く揺れる 一輪花

花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる

嵐 吹く 風に打たれても やまない雨はないはずと

 

 

全ての受験生の健闘を心から祈っている。

 

開成ハイスクール国語科 森脇 庸介

坂田 和彦


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