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開成教育グループ


2013 年 5 月 20 日 のアーカイブ

一学期の国語の受験勉強法

2013 年 5 月 20 日 月曜日

 一学期もそろそろ後半へと突入していきますが、国語の受験勉強はどれくらい進んでいますか。国語の勉強を進める中で、ともすれば「国語はフィーリングで」と思い込んでしまう受験生がいます。おそらく、このままでは良い結果にはめぐまれないことでしょう。
 毎年国語で高得点を取るのは、しっかりとした国語の知識を持っており、それをフル活用している人です。例えば、古典はフィーリングでは解けません。活用語1つにせよ、それぞれの活用パターンが存在しますが、それを覚えていない人は「フィーリング=うろ覚え」で挑むことになります。古文単語を知らないと同じ事が起こりますし、漢文、現代文の知識にしても同様です。国語は勉強しないと成績が上がらないということを理解しておかないといけません。
 ただ、具体的にどのような勉強をすればいいのか、その勉強法を提示してくれる機会は残念ながら高校生には少ないように思います。例えば、みなさんが「古文の勉強法は?」と周囲の先生にたずねてみると、「単語を覚えなさい、文法を覚えなさい」といった紋切型の答えがかえってくるケースが多いのではないでしょうか。実際に国語の成績が上がる勉強は、暗記もさることながら、一方では、もう少し長期的なプランも必要です。実際に文章に触れてみること、音読してみること、読書量をたえず増やすこと、文章のジャンルを知ること、背景を知ること、傾向を知ること…。
 もちろん、これらの勉強のプランニングや方法を自分一人で行うのは難しいでしょう。その際は、ぜひ私たちに質問してください。一緒に勉強のプランを立て、実践することで、みなさんの勉強効率も随分と上がっていくことと思います。国語に限らず、一学期の戦略が合否を大きく二分します。勉強にはプランニングがついてまわりますので、効率よく日々の勉強計画を立て、まずは一学期、できることから課題をどんどんこなしましょう。応援しています!

 
開成ハイスクール国語科 重留英明