課題への取り組み
2014 年 7 月 21 日 月曜日夏休みには大量の課題が出されていると思います。各高校によってその量は異なりますが、もちろん2、3日で済ませられるようなものではありません。慌てて追われるように課題をこなすのは「もったいない」と思います。これは、1学期もしくはこれまでの学習内容の復習課題であり、実力を安定させ、さらにアップさせるための絶好の材料だからです。そこで、みなさんに夏休みの課題の取り組み方を提案したいと思います。ぜひ実行してみてください。
①早期に課題を仕上げる。
まずは課題を提出できる形まで仕上げることが前提です。夏休み終了間際になって、まだまだ大部分が残っている…、という状況はかなりのストレスになりますから、お盆前を目標に仕上げてしまいましょう。分からない問題も幾つかあるかもしれませんが、すべて仕上げた後に質問できるよう、余裕を持って終わらせることが大切です。
②分からなかったところを質問する。
ここからが弱点の強化です。解けない問題を1つ1つ減らしていきましょう。単元によってはもう一度初めから学習しなければならないものもあるかもしれません。しかし、それができるのはこの長期休暇だけです。私たち開成ハイスクールのスタッフも全力でサポートしますので、じっくりと取り組んでいきましょう。
③理解した上で、もう一度解いてみる。
理解しただけでは解けるとは限りません。同じ問題を、何度も実際に解いてみて確認してみてください。実力がついていることを実感できる瞬間でもあります。
この夏を長く感じるか、短く感じるかはあなたの取り組み次第です。夏期講習やクラブなど、本当に忙しい高校生の夏休みですが、上記のことを参考にして、一人一人が充実した夏を送れるよう願っています。
開成ハイスクール数学科 光畑雄策