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開成教育グループ


2017 年 1 月 30 日 のアーカイブ

数学嫌いを克服したいあなたへ…

2017 年 1 月 30 日 月曜日

センター試験も終了し、いよいよ最終ステージに向かう時期になりました。受験生にとって運命の日が近づいてきています。春になって後悔しないよう残された時間を全力で取り組みましょう。
さて、数学が苦手だった生徒でも、あるきっかけで得意になるケースが多々あります。どんな風にすれば克服できるのか、項目を挙げながら紹介します。

(1)暗記だけに頼る勉強よりも、理解することに重点を置く勉強へ
数学が苦手になっていく傾向として、覚えることが得意で、正解に至る道筋を全て暗記することで高得点を稼いできた成功体験がある場合、解法も覚えることだけに集中する勉強を繰り返して、徐々に通用しなくなっていくケースがあります。
解法のパターンは暗記ではなく理解することが重要です。何故この式が必要なのか、何故この条件が成り立つのかを考えながら自分の手で解くことを追求するようにしましょう。

(2)正解から始めるのではなく、間違いを認めて減らしていく勉強へ
参考書や問題集の模範解答を見ると、美しく理路整然としておりその解答を真似ようとしたくなる気持ちはわかります。しかし、その模範解答を作るに至るまでに、多くの失敗やミスを経験したという見えないバックグラウンドがあるからこその模範解答です。
まずは、間違いを恐れずに解いてみることです。自分のやり方で拙いところも多くあって構わないのです。その答案の間違いや理解不足を発見し減らしていくことが、次の答案をレベルアップさせる大切な要素となります。

(3)あれこれ気が付く優しい人より、周りが見えない鈍感な人になり勉強しよう!
日頃の生活では鈍感な人は敬遠されがちですが、数学の勉強する際には少し鈍感な人の方が得です。数学の問題を解くときには、周りが雑然として、騒音や異臭がしようとお構いなしに集中できるかどうかが大切です。
特に問題演習をやっているときに、他の科目のことを考えたり、隣に座っている友人の動向を気にしたりするようだと、その時点で演習の効果は激減します。究極は異世界にいるつもりで周りからういた状態になることが理想です。そこまでいかなくとも、勉強中は数学以外の感覚を麻痺させるぐらい集中できればベストです。

3つも提示しましたが、1つでも実行が可能なら数学は必ず克服できますよ。ぜひ試してみましょう。

開成ハイスクール 東山元晴