勉強時間を多くかければ良いというものではないが

2015年12月18日

勉強時間をただ多くかければ良いというものではないが

 

もちろん、単に時間を多くかければ良いというものではない。

そのかけた時間の中身の方が、より重要であることは言うまでもない。

 

社会人の中にも、仕事に多くの時間を使っていることを吹聴する人がいる。

夜遅くまで残業してみたり、休日に出勤してみたりして、

仕事への拘束時間の量を周囲にアピールするようなタイプの人だ。

 

しかし、時間をかけている割には、たいした結果を出していない人も多い。

むしろ、時間の量にこだわる人にそういう人が多いのも、仕事の世界では常識だ。

つまり、時間当たりの生産性が悪いのだ。

そんな人には、それ以上の仕事は与えられない。

 

一方で、質の高い仕事を、決められた勤務時間内に、余裕をもって行い、

しかも他人以上に結果を出している人もいる。

もちろん、その人の方が生産効率は高い。

よりレベルの高い仕事をしているのだから、立派だし、多くの企業などでは、当然高く評価される。

今後、更に多くの仕事を任されるようになる。

 

このように、社会人にとっての仕事の良し悪しは、

本人がかけた「時間」の方の「量」ではなく、

むしろ本人が、やり遂げた「仕事」の方の「量」や「質」で決まるのだ。

 

これは、当然だ。

 

キミたちもこれからの勉強において、その原則を忘れてはいけない。

 

しかし、それでも受験勉強を始めてまだ間がない人に対しては、

私はあえて、「最初は時間をかけろ」といっておこう。

 

 ■それでも最初は、勉強に今までより多くの時間をかけろ

 

なぜならば時間というのは、誰にとっても客観的に見えるものだからだ。

たいした時間もかけていない勉強に、その内容や質を云々しても仕方がない。

 

最初は、まず最低限度の時間、勉強机に向かうところから始めてみよう。

 

 

時間をかけることが出来るようになれば、次は「量」と「質」だ

 

最低限度の時間をかけることができたら、次は「勉強の量」というテーマに挑戦してみよう。

 

以前と同じ時間をかけて、できた勉強の量にこだわるのだ。

 

そして、さらに単なる量ではなくて、その「内容」、つまり「質」にまでこだわるというように、

意識が進めば、それにこしたことはない。

 

最終的には、勉強の内容や質をレベルアップさせることをキミの目標とするのだ。

 

■最初はかけた時間の量、次に学習の量、そして内容と質の向上だ

 

自分は1時間かかるのに、他人は20分で済ませる勉強があるとする。

なぜそんな短い時間で勉強ができるのか。それを調べてみる。

そして自分なりに時間短縮を考えるのだ。

 

だいたい勉強ができる人というのは、1時間当たりの勉強量や吸収量が全然違う。

キミの1時間と、キミよりはるかに優秀な生徒の1時間では、時間の意味がまるで違うのだ。

 

自分の1時間当たりの勉強の量や質が向上しているかどうか、定期的にチェックしてみよう。

合理的な勉強をするという意識をもち続ければ、かならず時間効率はアップしてくる。

 

■自分の1時間当たりの勉強の量や質が向上しているかどうかを常に意識する

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦