やる気と成績との関係を正しく知ろう
受験勉強において、「やる気」の大切さは、誰でも理解しているだろう。
「やる気」が「出る」「出ない」が、
受験勉強全体においても、
毎日の勉強においても、
大変大きな問題だということは誰でも知っている。
問題は、「やる気」を出して、成績を上げるにはどうしたらよいかだ。
まず、キミたちは「やる気」というものに対して、正しく認識すべきだ。
そこを間違えると「やる気」を引き出すことが難しくなる。
そのためには「やる気」と「成績」の関係を理解しておくべきだ。
「成績」を「点数」という言葉に言い換えてもいい。
キミたちの頭の中には、おそらく
やる気→良い成績 という公式が、大きく刷り込んであるだろう。
「しっかりとやる気を持って勉強をして、良い成績を取ろう」
そういう考え方だ。
でも、実はそれが大きな勘違いなのだ。
「やる気」→「良い成績」は確かに「筋(すじ)」としては通っている。
しかし、筋が通っているからといって、実態ではないものもある。
人間の本性は、実はそういう風にはなっていないのだ。
実態はこうだ。
良い成績→やる気
実は、これが人間の本性だ。
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「良い成績」が先に来て、その結果「やる気」が出るというのが、普通の人間の心理なのだ。
何もないところから、急に「やる気」が生まれるものではない。
■「良い成績」が先に来て、その結果「やる気」が出るのが人間の心理だ
フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦