小さい時間を活用するには勉強のスタートダッシュが不可欠だ
勉強するときには、とにかく「1分以内で集中できる習慣」を付けるようにしたい。
大昔、鉄道が蒸気機関車の時代、機関車は石炭をくべて実際に走ることができるようになるまで、4~5時間かかったそうだ。
石炭をくべて、火をおこし、蒸気を暖め、蒸気圧が十分に高まるまでずいぶん時間がかかったのだ。
勉強する諸君たちの中にもそういう人がいるようだ。
理想は、エンジンキーをまわすとすぐにエンジンが「ブーン」回るタイプだ。
机に向かうとすぐに勉強に集中できるタイプになることが理想的だ。
勉強開始までの助走時間が長すぎると、当たり前だが、勉強1回あたりの学習時間は少なくなる。
これは大変、効率が悪い。
受験の時には、勉強時間を確保するために、
トイレの中とか電車の中、バスの待ち時間など、
「小さい時間」「こま切れの時間」の有効活用がたいそう重要になってくる。
「勉強へのスタートダッシュ」ができるようになると、こういう時間も活用できるようになる。
その効果は大きい。
勉強部屋で机に向かったら、塾の自習室についたら、1分以内で勉強に集中できる習慣を早いうちにつけておこう。
■勉強をしようと思ったら1分以内で勉強に集中できる習慣をつけよう
フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦