学校がある日の一日のスケジュール
キミたちは、1週間の勉強時間には、「大きい時間」「中ぐらいの時間」「小さい時間」の3種類の勉強時間があることを、理解できただろう。
それでは、実際のキミたちの一日のスケジュールの中で、どこにそれらの時間があるか見てみよう。
普段の平日の学校以外での午後の勉強時間は、次の表のようになるだろう。
まず、夜の9時から12時までの3時間というのは、およそ受験生と名が付く人であれば、中学受験生であれ、高校受験生であれ、あるいは国家公務員試験や医師などの国家試験を受験する人であっても、誰もが必ず勉強している。
つまりこの3時間は、受験生なら誰もが勉強している時間だと考えよう。
次に、夕方6時から9時までの3時間だ。
この間には、食事をしなければいけないだろうし、人によっては学校や塾・予備校からの帰宅時間中だろう。だから、そのうちの半分、およそ1時間30分ぐらいを勉強に充てていることが通常だろう。
この2つを合計した4時間半。
これが普通の学生に等しく共通に与えられている勉強時間だ。
そうすると、夕方6時から夜中の12時までの中の4時間半の勉強をしていることくらいでは、他人と差は付かない。
誰でも毎日、その程度の勉強はしているのだ。
では、どこで勉強時間に差がつくかというと、
実は学校の授業が終わった放課後の4時から6時までの2時間が、
大きな差がつく時間帯なのだ。
■放課後の4時から6時までの2時間は大きな差がつく時間帯だ
フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦