数学の教科書傍用問題集について
数学の教科書傍用問題集は、使い方でその効果は左右される。
なぜならば、一般に教科書傍用問題集は、解答が簡潔で、数学の場合など答の値しか書いていないようなものが多いからだ。授業をする先生にとっては、途中の式や考え方が省略されているので、授業に利用するには好都合かもしれないが、それを使って自習するには大変使いづらい。
学校の授業で使うことが前提となっているのだから、授業でどのように活用されるかがポイントだ。
先生が授業中にそれぞれの問題に解説を加え、正しい解答を教えてくれるようなら良いが、生徒の自習にのみ使われる場合は要注意だ。
定期テストにテスト範囲として指定されるなら無視はできないところが辛いところだが、受験勉強一般や授業を離れての使用にはおすすめできない。
学校によっては、別冊になっている詳しい解答冊子を配っているところもあるようだが、もしもキミの高校がそういう配慮をしてくれていないなら、数学の教科書傍用問題集は、基本的には、自学には向かない種類の問題集であると認識しよう。
■解答が簡単な数学の教科書傍用問題集は自習には不向き