科目には、大きく分けて二つの種類がある
勉強の科目には、大きく分けて二つの種類があると私は思っている。
一つのグループは、日本史・世界史・生物といった科目である。
地理や英語の英単語、古文単語のような勉強もこれに近いかもしれない。
キミたちに次のような質問をしてみよう。
日本史(あるいは中学校の時の歴史)を学んだキミにとって、「奈良時代と平安時代のどちらが難しかったですか」と。
キミたちは、なぜそんな質問をされるのかと首を傾げながら、例えば「平安時代」と答えるだろう。
次に私は、「平安時代と鎌倉時代どちらが難しかったか」と聞いてみる。
「鎌倉時代」とキミたちは答える。
私は続けて「鎌倉時代と江戸時代とでは」と。
「江戸時代」。
更に続けて、「江戸時代と奈良時代では」と。
「奈良時代には、律令制度があり、班田収授の法」があったね、などと言おうものなら、質問された諸君は、「奈良時代」と答える。
じゃあ結局何時代が一番難しいのか?
何が言いたいかというと、日本史・世界史・生物といった科目は、教科書の最初の方と、最後の方とで、難易度がほとんど変化しない科目なのである。
最初の方と同じ様な調子で、教科書の最後の方まで同じように勉強し、理解することができる科目なのだ。
つまり、日本史や世界史といった科目は、例えば予備校や学校の先生の授業でも、参考書選びであっても、良い方法を早い段階に見つけることができたら、勉強が進む途中で内容が難しくなることはないのだから、淡々とその方法、つまり最も効果が上がる勉強を繰り返していくことで成績アップを図ることができるのだ。
フリーステップを運営する開成教育グループは、代ゼミサテライン予備校も運営している。
そして、それを併設している教室もいくつもある。
これらの教室で日本史や世界史や生物と言った科目を体験してみよう。
授業を体験して、「これなら分かる」「分かりやすい」と思えたら、きっと最後までキミはその科目を同じペースで理解して、学力を伸ばし続けることができるだろう。