英単語学習には正しい方法も邪道もない。覚えた者の勝ちだ

2016年10月14日

英単語学習には正しい方法も邪道もない。覚えた者の勝ちだ

 

教師の中には、自分の成功体験 更には、自分のノスタルジーに基づいたアドバイスを「善意」でする人が多い。受験生にとって合理性を欠く勉強法を薦める人が実に多い。

 

例えば、単語の勉強でも、

「単語集を使わずに 本文中で覚えろ」

「ダジャレなどもっての外」

「電子辞書を使うと記憶に残りにくい」

「綴りが書けないと意味がない」

などなど。

 

もちろん、英単語を覚える理想的な方法は、英文を読んでその中に出てきた単語をそのつど覚えるという方法だ。

しかし、なかなかその方法だけでは、必要な数の単語を覚えることはできない。

 

なのに「単語集を使わずに本文中で覚えろ」という無理を言う教師もいる。

 

私は、推理小説が好きで、アガサ・クリスティのものなど何冊も原書で読んだ。

推理小説を英語で読んだことは、速読や筋を追うこと、あるいは構文学習の役に立ったが、単語や熟語などの「語彙の学習」としては、当然、大学受験向けとは思わない。

確かに、potassium cyanide(青酸カリ)、coroner (検視官)といった語は自然と覚えるが、入試にはこれらの語は10年待っても出そうにない。

 

「単語集を使わずに本文中で覚えろ」と力説していた教師が、授業で使っていたテキストは、サン・テグジュペリの「星の王子様」だったそうだ。これでは、受験生にとっては、笑い話にもならない。

 

入試頻出テーマの「環境問題」や「情報化社会」といった入試英文に出てきそうな単語は、やはり別個に覚えなければならない。

それらのテーマを扱った英文を複数読んで、その中で覚えるか、テーマ別の単語集で覚えるのが必要となろう。

最近の英語教科書は、出てくる英単語にも大きな変化が見られる「インターネット」「(文化の)多様性」といった語が頻出単語になっている。

 

問題は、どうすれば大学入試に出やすいたくさんの英単語を無理なく効率的に覚えられるかだ。

 

英単語の効率的な学習法はある。

それをこれから伝授しよう。

 

その中に触れたいくつかの方法について、「邪道」と言った建前からの批判に耳を貸す必要はない。

単語は、覚えた者の勝ちである。

 

■単語暗記には正しい方法も邪道もない。覚えた者の勝ちである。

フリーステップ 香里園駅前教室チーフ 松本克彦