私の気に入っている電子辞書の機能に「メモリー(しおり)機能」がある。
これを使うと、自分が調べた単語のおさらいが簡単にできる。
これは、私のような古い人間にとっては、「鳥肌物」の機能だ。
一度引いた単語がすべて、メモリーに残されて、その一覧表が、新しい順で出てくる。
紙の辞書では、調べた単語の追跡調査など不可能だ
更に、音声が出るものが、今は一般的なようだ。
その日の勉強で引いた単語の発音を、復習のときなどに、正確な発音で耳にできるというのは画期的である。
メモリー機能を使って、新しく出てきた単語を、イヤフォンで発音を聞きながら、
例えば学校帰りの電車の中で順に見直すというのも、なかなか「高級」な勉強法だと思う。
しかも、私の辞書は見出し語のみならず、説明の中に出てくる単語や例文も発音が聞けるし、同じく内蔵されている英英辞書など例文も、文章ごと読み上げてくれる。
これは、実に便利だし、センテンスごと英文を記憶することにも楽だ。
現在では、私のようにこういう機能に感心していること自体が「古い」のかもしれない。
■調べた単語を順に発音を聞きながら復習するのはすばらしい学習法だ