単語集から覚えた単語を「探す」ということ

2016年12月9日

単語集から覚えた単語を「探す」ということ

 

「覚える」ではなく、「探す」という言い方に違和感を持った諸君もいるかもしれない。

詳しく書いてみよう。

 

最初から、もう一度、キミが印を付けた単語集を読み直す。

 

すると、不思議なことに、○印が◎印に、無印が◎印や○印に記号を変えても良いものが、次々に見つかるはずだ。

 

「一度見ただけで、覚えられるはずがない」と思うだろうが、意外にそういう訳でもない。

そして、手元の手帳の勉強している日にちの空欄に「正」の字を書いていく。

 

この単語は、「◎印にしても良いな」と思う単語が出るたびに、

単語集の方には◎印を付け、手帳の方には「正」の字を一画ずつ書いていく。

 

新しく◎印を一つも付けることができないページが続くこともあるだろう。

しかし、20個、つまり「正」の字が4個できるまで、がまんして単語集のページを繰っていくのだ。

 

20個の単語に新しく◎印を付けるために、キミはひょっとしたら30ページも40ページも後ろまで、単語集のページを繰らないと新しく覚えた単語を見つけられないかもしれない。

 

でもそれでよいのだ。

 

30ページも新しく覚えた単語を探す作業をするだけで、その作業自体が単語学習になっているのだ。

 

覚えたという基準は、綴りが再現できることと、正しい発音ができること、その際にアクセントのある部分の発音がちゃんとできることが大切だ。

正しい発音は、電子辞書で確認しておこう。

これらができて、とりあえず、それで1個単語を覚えたことにしよう。

 

もちろんそのときに、その単語の使用上のポイント、例えば、語法などを覚えることができれば最高である。

 

ただ、完璧主義に走ってはダメである。

 

さて、この方法で学んでいく過程で、これはちょっと簡単には覚えにくいなと思う単語がでてくるだろう。

これらについては、語源を紹介しているテキストなどの索引ページでその語を探して、語源からのヒントを得ておくのも良い。また、ダジャレを活用した参考書の索引ページでその語を探して、暗記の手助けを受けるのも効果的な方法だ。ダジャレを単語集に書き込んで暗記に役立てよう。

 

こうして、1日に20個覚えるという作業を2~3ヶ月続けてみよう。

キミの単語力は、びっくりするくらい付くはずだ。

 

いずれにせよ、ある単語集で、「今までに覚えた50ページまではすべて暗記できているが、51ページからうしろの単語は一つも知らない」というような形の勉強はよくないと思って欲しい。

「50ページまではしっかりと覚えた。同時にその後ろの50ページの単語もぼんやりとだが、かなりの程度は見慣れてきた」というような状況を常に作っておくのが理想である。

 

■どうしても覚えにくい単語は、語源やダジャレで覚えよう

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フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦