数学の学習の全体像を早めに把握しておくと良い

2017年1月27日

数学の学習の全体像を早めに把握しておくと良い

 

これからしばらくは、数学の学習法について書いていこう。

前回までの英語の学習法のところで、英語の文法学習は、

もともと知っているものが、少しずつ変化していく箇所を理解していくのがポイントである

と説明した。

 

実は、数学の学習もそれに近いのである。

 

例えば、キミたちは関数について中学1年の時から学んできた。

比例・反比例、これを中学1年で学び、グラフを学んだ。

中学2年になると、一次関数を学び、3年では、原点を通る二次関数を学んだ。

高校に入学すると、原点を頂点としない一般の二次関数を、高2になると、三次関数や微分や積分などを学んできた。

これらは、大きな流れになっている。

 

 

キミたち高校生に、私のように昔の高校数学を学んだ者から感じる印象を語らせてもらおう。

最近の数学のカリキュラムを見てつくづく思うことだ。

 

キミたちが、高校1年生や2年生で習う内容の多くが、私のような古い人間にとっては、中学校で学んだ内容にあたることが非常に多いのだ。

逆に言うと、昔の中学校で教えられていた内容が、最近は高校の内容になっていると言うことなのだ。

 

だから、当時の14~15歳の中学生が理解できたことを今の高校生たちが理解できないということはない、といつも思っている。

だから私は、先へ先へと学んだ先行学習で、簡単にでも良いから数学の全体像を早めに身につけた方が、効果的な数学の学習には良いと考えている。

 

例えば、高2で学ぶ、「微分」というところが難しく感じる人もいるかもしれない。

しかし、微分は接線の傾きである。

高1で学ぶ判別式も二次関数と直線などとの交点の数を求めるものである。

そういった簡単なことを早めにざっくり理解しておくと、数学の全体像が見やすくなる。

 

多くの諸君が使っている参考書の黄色の「チャート式」にのっているような様々な例題は、その後で出てくる「それらの複合モデル」を解くための準備なのだ。

だから早めに全体像を理解して、なるべく高校の早い時期から複合的な入試問題対策に時間を割けるようになっておくのが望ましい。

 

■早めに数学の全体像を把握しておくようにしよう

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦