人に教えることは、非常に効果的な学習法だ

2017年2月10日

人に教えることは、非常に効果的な学習法だ

 

試験に合格点をとることだけが目的なら、その問題の6割も分かればよい。

難しい部分は切り捨てることも「あり」かもしれない。

 

しかし、人に説明するとなると、そんな適当なことでは通用しない。

100パーセント、あるいは、それに近い知識と理解を持っていないと、教える立場は務まらない。

生徒からどんな質問が飛びだしてくるかわからないからだ。

 

だから、人に教える立場になると、どんなのんびりした人間でも自分が試験を受ける時以上に必死なって勉強する。

そのために知識がより確実になり、理解も深いものになっていく。

 

キミたちは、英語の単語を勉強するときに、ただ単に単語を見るだけではなく、実際に鉛筆と手を使って書き、目で見、その発音を口に出して耳で聞いて、人間の五感すべてを使うとよいと、そんなアドバイスを耳にしたこともあるだろう。

 

人に教えるというのは、この作業すべてを行うことなのだ。

自分が得た知識を生徒に話すという作業で、口を使い耳で聞き、そして黒板に板書をするだから手も使う。

このように五感すべてを使って教えるので、講師自身にもしっかりと教えた内容が身に着くのである。

 

「塾の講師をするようになって、自分の受験のときよりも教えている科目がよくわかってきた」

そういうような感想は、塾の中では普通に耳にする。

教えることの効用は、そういう理屈になっているからだ。

 

ここまで読んだキミたちの中には、「オレには誰も質問しに来ないよ」と嘆く人もいるかもしれない。

確かに、数学で一目置かれていない人には、誰も質問には来てくれない。

 

だからこそ、先に書いたように、人よりもその内容について早く知り、深く知るためにも、「先行学習」が効果的なのだ。自分が周りの友達よりも、その科目についてよくできるというようになっていることが必要だ。

または、周りからそのように思ってもらうようになることも必要だ。

 

つまり、みんなから一目置かれるような存在なり、そしてみんなにその科目を教えるという立場になれば、どんどんとその科目が優秀になっていく可能性が高いということなのだ。

 

■人に教えることは、非常に効果的な学習法だ

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦