「先行学習」は非常に有効な勉強法だ その2

2016年1月22日 金曜日

■最初に学習内容の全体像をつかんでおくことは大切だ

 

勉強において大切なことは、最初にその全体像をつかんでおくことだ。

 

勉強のやり方には二つの種類がある。

 

全体から入って部分に到達する方法と、

部分を積み上げていって、全体を把握する方法の二つである。

 

私は、全体から入る方が、絶対に良いと思っている。

なぜならば全体を知ると、自分がいま勉強している内容の位置付けがわかるからだ。

これは、実に大切だ。

 

勉強に限らず、新しく物事を習うとき、それが全体の中でのどの部分に相当しているのかを知らないで学ぶのは、大変不安に感じるものだし、その部分を学ぶ意義や重要性が見えてこない。

 

これから勉強していく学習内容の全体像を、

できる限り早めに知っておくようにすることは大切だ。

これは、数学でも、世界史でも、生物でも同じだ。

学年が変わって教科書をもらったらすぐに、

その教科書を最後までざっと目を通しておければ理想的だ。

 

そのときに内容の理解までしようとするのは、もちろんどだい無理だ。

そうではなく、科目全体の「雰囲気」、これからどういったことを、学んでいかなければならないのかをイメージしておくのだ。

具体的な内容が、分かるかわからないにかかわらず、前もって全体像をイメージしておくことは、その後の学習に効果的である。

それぞれの科目の「あらすじ」を知っておくという感じだ。

 

日本史や世界史、地理、化学や生物、地学、それらの科目は、カラーの図表集を学校でもらうだろう。それを見ておくのも良い。

 

■自分が学習する内容の全体像を早めに知っておこう

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「先行学習」は非常に有効な勉強法だ その1

2016年1月20日 水曜日

「先行学習」は非常に有効な勉強法だ

 

学期などの大きな単位での先行学習は大きな効果がある

 

良い成績を取るもうひとつの方法は、「先行学習」だ。

 

誰にとっても一番あたりまえの先行学習は、日々の「予習」である。

 

でも、それ以上に、もっとも大きな効果が期待できる先行学習は、

「学期単位で先んじて勉強をすること」である。

 

これは、高1、高2の早いうちという時期的な制限がある方法なのだが、

学期単位で行う「先行学習」は、大変効果的な学習方法だ。

 

人よりも先んじて、人よりも早く、

まとまった学習内容を勉強し、早い段階で理解してしまうことだ。

そうすれば必ず人よりも良い成績を取ることが出来る。

 

私立の「六年一貫」の学校に通う生徒が、

公立高校生が多く集まる大学受験の予備校に入学する。

その生徒が、「公立高校ではまだこんなところを勉強しているのか」と知って驚いているのを見ることがある。

当然、その私立の学校の生徒は、その予備校中で行われるテストでは、常にトップレベルの成績になる。

例えば、これなど大きい単位での先行学習の成果のあらわれの一つだ。

もしこの時期に入学試験があれば、私立高校生の圧勝は確実だ。

 

自分の学校の中にいるときにはわからなかった先行学習の効果に、実感を持って気付かされるのはそういうときだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「エスカレーター逆登りの法則」と「ウサギと亀」の教え

2016年1月18日 月曜日

「エスカレーター逆登りの法則」と「ウサギと亀」の教え

 

■「ウサギと亀」の物語のもう一つの教え

 

ある有名な、英語講師が、著書の中で「ウサギと亀」の物語を語っていた。

 

亀はウサギに勝った。

しかし、あのような勝利の仕方は偶然である。

あまりにもウサギが愚かだったのだ。

ウサギがもう少し賢ければ、亀なんぞに負けるはずがない。

あのエピソードは、コツコツ型の亀がえらいというような理解がされがちである。

 

しかし、キミたちがこのエピソードから学ばなければならないのは、

亀がカメのままでは、ウサギに勝つことなど本当はできないということだ。

 

亀が、ウサギに勝つためには、

亀自身が、ウサギ以上に足が速くなること、

つまりチーターやダチョウとまでは行かずとも、

せめて、シマウマくらいの速さで、走ることができるようにならなければ、

ウサギには勝てない。

 

もし、キミがカメなら、
まずは、周りのカメ以上のスピードで走ってみよう。

 

キミと同じカメたちを追い抜くことは簡単だ。
まずは、カメ以上のスピードで走る。
エスカレーターを逆向きで駆け上がるスピードで走るのだ。

必ず、相手がカメならすぐに追い抜ける。そして、今度は、もう少し速い相手を抜くようにしていくのだ。
■カメのままでいたなら、キミは永久にウサギを追い抜けない

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「エスカレーター逆登りの法則」について その2

2016年1月15日 金曜日

良い成績を取るための方法  「エスカレーター逆登りの法則」 その2

 

■相手が自分と同じような成績なら、抜き去ることは簡単だ

 

実は、自分と同じ程度の成績の者を抜き去ることは、それほど難しくはない。

今までの自分、昨日までの自分を、ライバルにして、より頑張ればよいだけだからだ。

 

現在、自分と同じぐらいの成績の者は、自分と同じ程度の勉強をしている。

だから、その結果として、彼は自分と同じような成績なのだ。

 

それを抜き去るには、昨日の自分よりももっと頑張ればよい。

それだけのことだ。

 

そうすれば、自分と同程度の成績の者は、すぐに抜き去ることが出来る。

 

「次のテストは頑張る」と言う生徒は多い。

しかし、実際にその生徒がする勉強の中身は、今までの勉強と大差ない場合がほとんどだ。

 

今までと同じ程度の時間をかけ、同じような気分で、同じようにテレビを見て、同じような時間に起床し就寝する。

それでは、成績は、何もさほど変わりはしない

 

たとえキミが、自分ではそれなりに頑張っているように思っても、

キミと同じ成績レベルの他人も、皆、キミと同じ程度には頑張っている。

だから、キミの成績は目立っては上がらない。

毎日、2時間勉強している生徒が、今日も明日も2時間のままだと、

同じような勉強をしている他の生徒を抜き去ることなどできるはずがない。

 

だから、相手を抜き去るには、相手以上の努力が必要になってくるのだ。

 

そのときの頑張りの目安は、昨日の自分の頑張りだ。

 

その頑張りを、今日の自分は越えるのだ。

頑張ろうと決心したら、

一気にエレベーターを逆向きに駆け登るようなつもりで、頑張るのだ。

 

エレベーターが下ってくるスピードと同じスピードで逆向きに登っても、

自分の位置は変わらない。

それどころかじっとしていたら自分の位置は下がってしまう。

 

ライバルを抜くと言うことは、まず、普段の自分の頑張りに打ち勝つことだ。

エスカレーターを逆に上がっても、自分の位置が変化しないようなスピード、

つまりその程度の頑張りでは、人を抜き去ることはできないのだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「エスカレーター逆登りの法則」について その1

2016年1月13日 水曜日

良い成績を取るための方法  「エスカレーター逆登りの法則」その1

 

■エスカレーター逆登りの法則とは

 

ここまで読んだキミたちは、こう思うだろう。

「良い成績を取りたいからこの本を読んでいるのに、先に良い成績を取れと言う、それでは、話の順序があべこべなのではないか」。

また、「つべこべ言わずに頑張れでは、不親切ではないか」と。

そして、「やる気を出すためには良い成績を取るのが一番というのなら、良い成績を取るために最も効果的な方法を教えて欲しい」と。

 

たしかにそれもそうだ。

そこでここに一つヒントを書いておこう。

 

よい成績をとるための方法として、

「エスカレーター逆登りの法則」と

「先行学習」がある。

順に紹介しよう。

 

「エスカレーター逆登りの法則」の身近なわかりやすい例として、

フリーステップで実施している、高校受験生むけの集中合宿の例を挙げておこう。

 

フリーステップでは、秋に中学3年生対象の3泊4日の集中勉強合宿がある。

期間中、朝から晩まで勉強漬けだ。

勉強以外の時間割はない、生徒5人に対して1人の講師がつき、徹底的に勉強をする。

 

この合宿で、成績が急上昇する生徒が実に多いのだ。

毎年、多くの生徒達が学力を劇的にかつ短期間にアップさせている。

 

そして、高校に合格した生徒達が、合格体験記で塾での思い出として、

最も多く取り上げ、自分が大きく変化したと答えているのもこの集中合宿だ。

 

この集中合宿では、集中して頑張ることを教え、実践させられる。

 

では、なぜ短期間の勉強なのに、一気に成績が上がるか。

 

これは、「エスカレーター逆登りの法則」の説明例としてピッタリなのだ。

 

次回は、その内容について触れてみよう。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「気力(やる気)」について その4

2016年1月11日 月曜日

良い点を取るための試験は、取りあえず何でも良い。

 

試験範囲が広い実力テストや外部の模擬試験などでは、

なかなか良い点を取ることは難しいだろう。

 

しかし、定期テストならば、それは比較的容易になる。

試験範囲が定めてあるのだから、その部分だけは徹底的にやってみる。

 

さて、不思議なもので、

どんなに苦手で嫌いな科目でも、集中的に徹底的に勉強すると、

必ず成績は大きく伸びるのである。

 

科目にもよるだろうが、40点だったテストの点数が、

80点、85点、ひょっとしたら90点を取ってしまうことも、

まったくあり得ない話ではない。

 

その実例は、身近にあるだろう。

キミの学校のクラスにもそういう人がいるかも知れない。

 

フリーステップの各教室には、

そんな実例が数多く掲示されている。

 

良い成績を取ると、気分がよいものだ。

 

点数によっては、飛び上がりたいぐらいに嬉しいだろう。

 

元の点数が悪ければ悪いほど、良い点を取れたときの喜びは格別なものだ。

良い成績が取れて気分が悪い人間などどこにもいない。

 

そうすると、なぜか、あれだけ出てこなかった「やる気」が、

ふつふつと身体の奥からでてくるのである。

 

勉強をするという気持ちが、

以前よりはるかに簡単にそして力強く沸いて出てくるのである。

 

こうしてはじめて、「やる気」→「良い成績」の良い循環が始まり出すのである。

 

ポイントは、キミにはもうわかるだろう。

 

やる気を出すための最も確実な方法は、まず「良い成績」を取ることなんだ。

 

やる気を出して、より良い成績を取るための、一番の方法は、

まずはとにかく一度「良い成績」を取ることなんだ。

 

■やる気を出すには、まず「良い成績」を取ることだ

 

一度本気で頑張って、良い成績をとってみよう。

そして定期テストで3回続けて良い成績をとってみよう。

 

3回続けて良い成績が取れたら、君のその科目の成績の実体は、

いつの間にかその良い成績の方に移っている。

 

クラスのみんなは、キミがその科目を苦手にしているとは思わないだろうし、

キミ自身すらその科目に対する苦手意識が消え失せていることに気がつくだろう。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「気力(やる気)」について その3

2016年1月8日 金曜日

「良い成績」を取ると、その結果「やる気」が出るのが人間の心理だ

 

最初は、無理でも何でも、つべこべ言わずに「勉強」をする。

嫌でも、する。

そうすると、必ず「成績」は上がる。

 

普段、テストで40点しか取れていない科目がある。

おそらくキミにとって、苦手な科目だろう。

そんな科目には、勉強の「やる気」も起きないのが、普通だ。

 

じゃあどうするか。

 

しばらくの間、特に定期テストなどの前に、

何週間も前から十分な時間をかけて、

一度、嫌でもどうでも徹底的に勉強するのだ。

 

「そのときの勉強への『やる気』はどっから出てくるのか?」と、

質問してくる諸君もいるだろう。

 

それに対する、ちゃんとした答えはない。

「つべこべ言わずに、やれ」とでも言うほかない。

 

実は、この「つべこべ言わずにやる」、

ということができる人が良くできる人になれる可能性のある人なのだ。

 

「つべこべ言わずにやる」ということを、あれこれ理由をつけてやらない人が、

できるようになれない人なのだ。

その差は、大きい。

 

■成績を上げようと思ったら、最初は、つべこべ言わずに「勉強」しろ

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「気力(やる気)」について その2

2016年1月6日 水曜日

やる気と成績との関係を正しく知ろう

 

受験勉強において、「やる気」の大切さは、誰でも理解しているだろう。

「やる気」が「出る」「出ない」が、

受験勉強全体においても、

毎日の勉強においても、

大変大きな問題だということは誰でも知っている。

問題は、「やる気」を出して、成績を上げるにはどうしたらよいかだ。

 

まず、キミたちは「やる気」というものに対して、正しく認識すべきだ。

そこを間違えると「やる気」を引き出すことが難しくなる。

 

そのためには「やる気」と「成績」の関係を理解しておくべきだ。

「成績」を「点数」という言葉に言い換えてもいい。

 

キミたちの頭の中には、おそらく

やる気→良い成績 という公式が、大きく刷り込んであるだろう。

「しっかりとやる気を持って勉強をして、良い成績を取ろう」

そういう考え方だ。

 

でも、実はそれが大きな勘違いなのだ。

 

「やる気」→「良い成績」は確かに「筋(すじ)」としては通っている。

しかし、筋が通っているからといって、実態ではないものもある。

人間の本性は、実はそういう風にはなっていないのだ。

 

実態はこうだ。

良い成績→やる気

 

実は、これが人間の本性だ。

× やる気→良い成績

 

○  良い成績→やる気

 

「良い成績」が先に来て、その結果「やる気」が出るというのが、普通の人間の心理なのだ。

何もないところから、急に「やる気」が生まれるものではない。

 

■「良い成績」が先に来て、その結果「やる気」が出るのが人間の心理だ

 

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「気力(やる気)」について その1

2016年1月4日 月曜日

「やる気」には、2つの段階がある

 

「気力」とは、何だろう。

「気力」を、キミたちの日常的な言葉で言うなら「やる気」ということだ。

「やる気」の大切さは、誰もが認めるところだろう。

 

その割には、「やる気」という物の実体について知らない、あるいは意識しない人が多すぎる。

「やる気」というものの実体をここでキチンと把握しておこう。

 

「やる気」には「出す」ことと、それを「維持する」という2段階がある。

「よーし、やってやろう」という、「やる気」を出すことと、

「今日も頑張るぞ」という、「やる気」の持続だ。

 

「やる気」には「出す」ことと、「維持する」という2段階がある

 

まずは、「やる気」をどうすれば生み出せるのか、

どういう環境では「やる気」は生まれないのか理解しよう。

 

「頑張る」と言うこと。それはどう日々の生活に反映するか

 

「気力」を尽くして「頑張る」、「やる気」を出して「頑張る」などと、

「気力(やる気)」には、「頑張る」ということは、必ずセットになっている。

 

受験生は、みな簡単に「頑張る」という言葉を使う。

 

「これから頑張る」「今日は頑張った」「明日は頑張ろう」など。

しかし、頑張るという言葉ほど個人差のある言葉はない。

 

京都大学に合格したある生徒がこう言っていた。

 

「受験生よく使う言葉で、最も意味が違う言葉は『頑張る』という言葉だ」と。

 

人によって、これほど大きく意味が違う言葉はない。

 

ある人は、たった1時間勉強したことでも「頑張った」という。

ある人は、一日中朝から晩まで勉強したのに、「まだまだ頑張りが足りない」という。

 

私は、「頑張る」と言うことが、一番ストレートに反映すること、

つまり、目に見える頑張る姿になることは、先に強調したことだが、まず「時間」だと思う。

 

■やる気のレベルは、まず「時間」に反映する

 

それは、不変の真理だ。

まず、頑張るべき時間を日々の生活の中で確保することが大切だ。

それが、すべての前提である。

 

確保した時間をどう有効に活用するかなど課題はたくさんあるだろうが、

勉強のための最低限の時間を捻出できない人は、

形の上での「頑張っている」にはなっていない。

 

「頑張る」と言うことは、受験の土俵に登ることだ。

時間を確保できないようなら、まだまだ、受験生にはなれていない。

 

この項つづく

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

時間あたりの効率の悪い勉強方法は排除しろ

2016年1月1日 金曜日

キミは自分がかけた勉強時間と学習効率を意識しているか

 

「速力」を上げろというと、

例えば「速読」をイメージしたり、

ビデオ教材を倍速で聞くような学習を想像するかもしれない。

 

私はそれも良いが、

むしろ「時間あたりの効率の悪い勉強方法を排除しろ」というのが、

私のもうひとつの主張だ。

 

具体的には、きれいにサブノートを作るとか、授業ノートをまとめ直すとか、

教科書の英文をノートに書き写すとか、

かけた時間の割に効果が少ない勉強は、やめておけと言うことだ。

 

また、学校の課題などで、すでに完全に理解できている分野の問題を

大量に解かされるとかも同じだ。

 

こういう効率の悪い勉強からはできるだけ逃げるのも大切だ。

学習自体のスピードと、時間効率との2つを意識して日々の学習を行おう。

 

■時間あたりの効率の悪い勉強方法は排除しろ

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦