「速力」が大切なのは、社会に出れば常識だ

2015年12月30日 水曜日

「速力」が大切なのは、社会に出れば常識だ

 

キミたちにとって意外に感じるのは、私が大切だと言う要素に「速力」を

特に挙げていることかもしれない。

 

しかし、社会での仕事の世界では「速力」が、

実は最も重要であることは常識なのだ。

 

社会に出て、いわゆる「できる人」というのは、決まって仕事が早い。

 

言いかえると「できない人」は仕事が遅い。

 

しかも、遅いから仕事のできが良いというのは、少数派で、

むしろ早く済ませる人の仕事の方が、出来が良いことが多いのだ。

 

キミたちもその事実を知っておこう。

 

試験でも試験時間が定まっている以上、速力が大切だということは想像できるだろう。

 

短時間で問題を処理する能力は大切だ。

特にセンター試験を代表として、多くの難関大学が、この力を重視している。

つまり、短時間でのてきぱきとした処理能力が要求されているのである。

 

しかし、ここで私が言いたいのはそれだけではない

キミが勉強するときに、自分の学習スピードと学習効率を意識しているか、

ということなのだ。

同じやる気と同じ能力を持っていたとしても、

普段から自分の学習スピードと効率を意識しててきぱきと勉強しなければ、

時間当たりの勉強に差がつくことは、言ってみれば当たり前のことなのだ。

 

■キミは勉強するときに、自分の学習スピードと学習効率を意識しているか

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「気力」「体力」「速力」の3つの要素について

2015年12月28日 月曜日

「気力」「体力」「速力」の3つの要素について

 

さて、キミたちが、管理できる

勉強に必要な3つの要素である、

「気力」「体力」「速力」について順に見ていこう。

 

まず、「気力」だが、

それは「集中力」とか、「やる気」とかいう言葉に

言い換えてもよいかもしれない。

 

「集中力」や「やる気」をいかにすれば高めることができるか、

近いうちにキミたちにヒントを示そう。

これがアップすると「時間あたりの学習結果」や学んだことが身につくレベルもあがる。

自然と勉強にかける時間もアップしていく。

また次に述べる「速力」も上がってくる。

 

「体力」は、言うまでもないだろう。

睡眠不足が続いたり体調が不要であったりすると時間当たりの学習効果は減ってくる。

そのためには体の調子を、常に自分にとってベストの状態に置いておこう。

常に「冴えた頭」で、ベストのコンディションを維持しておくことは大切だ。

ここでも、自律(自己管理)が重要になってくる。

 

しかし、「速力」については、キミたちの盲点かもしれない。

 

■多くの諸君にとって「速力」アップは、盲点だ

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「時間当たりの学習結果」は、一人ひとり異なる

2015年12月25日 金曜日

「時間当たりの学習結果」は、一人ひとり異なる

 

受験のノウハウ本に、「○○の参考書を1ヶ月で済ませて、その後、○○の問題集を3週間」などと、無責任に書かれていることがある。

しかし、受験生一人ひとりの「時間当たりの学習量」

つまり、「知力×体力・気力×速力×学習方法(質)」が、一様ではないのだから、

そのアドバイスに示された時間の設定は、大変根拠に欠けることになるのはキミたちにも分かるだろう。

 

私が言う「知力」とは、その科目に対する、その時点でのキミの学力だ。

 

■「知力」とは、その時点でのキミの学力だ

 

数学であれ、英語であれ、その時点でのキミの学力によって

「時間当たりの学習結果」が、左右されるのは当たり前だ。

英語の偏差値が70の生徒と40の生徒では、

1時間あたりに読むことができる英文の量や習得できる知識の結果に差ができるのは当然だ。

 

そして、この「知力」が、前に書いた公式に示した「勉強の到達点」と同じことを意味することになる。

この後、この公式に従って計算をするときの「知力」の値は、

勉強に従ってアップしていった値を代入することになる。

 

この関係が、受験勉強中、ずっと続くと理解してほしい。

この「知力」は、学習結果を左右する値であると同時に、いわば、日々の勉強の目標とも言える。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

学力アップの公式はこれだ

2015年12月23日 水曜日

学力アップの公式はこれだ

 

大学に合格するために勉強する。定期テストに向けて勉強をする。

およそ何らかの目的を持って勉強する場合、

大きな、あるいは小さな、その時々の目標(ゴール)があるはずだ。

 

一日の勉強でも、一週間の勉強でも、1ヶ月や1年の勉強でも、

それぞれの目標があり、そこで到達した、結果としての「勉強の到達点」がある。

 

明日、学校で英単語の早朝テストがある。来月、定期テストがある。

単語テストでは9割はとりたい。

定期テストの数学で、前回の赤点から脱出して、70点は取りたい、など目標は様々だ。

そこでの「目標としての到達点」は、「9割」であり、「70点」だ。

 

じゃあ、キミの努力の結果である「実際の勉強の到達点」は、どうだっただろうか。

キミの目標の「9割」や「70点」を達成できたのだろうか。

 

「勉強の到達点」を表す公式は

 

キミの「勉強の到達点」は、次の公式で簡単にあらわせる。

勉強にかけた時間 × 時間当たりの学習結果 = 勉強の到達点

つまり、x×yという単純な形になる。

 

日々の学習はもちろん、大学入試の結果は、

この公式で到達した「勉強の到達点」のものしか手に入れることはできない。

 

繰り返すが、この公式通りの結果しか出ない。

 

「最小限の努力で、最大限の成果を上げろ」などということを書いている本がある。

「そういうずるいことを学生に語ることは間違っている」という反論も考えられるが、

それ以前に、そんなことはそもそも「不可能」だ。

 

このブログの目的は、キミにとっての最大限の努力をすることを、

キミたちに期待すると同時に、その努力の方向を効率的な方向に向けることを目的としている。

私は、キミたちに、「ムリを求めることはあっても、ムダは求めていない」のだ。

 

「勉強にかけた時間」は客観的に表現できる。

1日は24時間だから、xは、0<x<24 という形で単純化できる。

一日に25時間使えるという人は誰もいないのだから、最大で24時間である。

 

しかし、その時間の中で、拘束時間としては睡眠時間がある。

人によって異なるが6時間は見ておかなければならない。

ということは、残り18時間だけが全受験生に共通に与えられている時間ということになる。

 

次にyの「時間当たりの学習結果」についてだが、私の考えでは次の公式で表して良いと思っている。

 

時間当たりの学習結果 = 知力×気力×体力×速力×学習方法(質)

 

 

「時間当たりの学習結果」は、「学習方法(質)」だけで決まるのではない

 

「学習の質を高める」ということが、良く言われる。

「時間当たりの学習結果」は、「学習方法(質)」という単純な1つの要素のみでできているように言われることは多いが、実際とは合致しない。

 

「学習方法(質)」以外にも、「知力」「気力」「体力」「速力」といった要素が「学習結果」を左右するのである。

 

■「知力」「気力」「体力」「速力」「学習方法」の5要素が、時間あたりの「学習結果」を左右する

 

「知力」は、その時点でのキミの学力状態だ。

これは知能指数とか、地頭(じあたま)の良さとかを意味しているのではない。

 

「気力」「体力」「速力」の3つは、本人が管理するしかない、本人主体のものだ。

5つめの、「学習方法(質)」は、客観的に提示できる性質のものだ。

 

学習結果を左右する要素として、実にこれら5つのものがある。

これら一つひとつについて意識することが大切だ。

どの一つがレベルアップするか、レベルダウンするかで、全体の結果は上下する。

逆に言えば、キミの日常の学習において考慮すべきことや、改善できることは、この4つに関していくつもあることになる。

時間当たりの学習効率アップという前向きな問題意識を持って、これら、それぞれについて見ていこう。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

勉強も仕事も、後回しにせず、その場ですべきことを片づけること

2015年12月21日 月曜日

仕事に早く手を着ける、早く終わらせる、社会の中で出来る人の特徴だ

 

習ったことは、すぐにいったん覚えるよう心がけよう、と前回書いた。

私には、その場ですぐに覚えようとするアクションをするかしないかという生徒の行動の差が、のちについた大きな差になっているように思えてならない、とも書いた。

という感想を私が持つ理由は、社会人で仕事ができる人の特徴とこういったアクションが共通するように感じるからだ。

 

仕事にすぐに手を着けて、できる限りをその場で終わらせるという習慣だ。

出来る人は、仕事を後回しにしない。

 

できない人の仕事のかなり共通の特徴は、すぐにその仕事を終わらせるということをしないことだ。

例えば、仕事を頼まれて、その場ですぐにその仕事に手をつければよいのに、いったん資料を机の中にしまい込む。あるいは、机の上にため込む。

簡単な電話をかけるぐらいの仕事でも、すぐにすればよいのに、なぜか後回しにする。

そういう癖がついてしまった人は、できない奴というレッテルを貼られてしまう。

 

受験の機会は、良いとおもったことはすぐにやるという、

社会に出てから大いに役に立つ行動力と実行力を身につける絶好の機会だ。

 

やろうと思ったことでも、すぐにやることができない人がたくさんいる。

良いと思っていても、今までやってきたことを変更することが面倒でやる気が起きない。

そういう人が多い。

 

しかし、良いことをすぐにしようとする柔軟性のない人は、受験勉強という、キミの能力をアップさせる貴重な機会を捨てていると思う。

例えば、どんなに良い勉強法を紹介しても、その紹介を受けただけで、その人は自分の能力を高めることはできない。

 

行動力のある人は、腰の軽い人だ

 

行動力の高い人は、腰の軽い人だ。

例えば、学校や予備校の先生が授業中にある本について「良い本だ」と話したとする。

それを学校の帰りにふらっと本屋に行って確認をする、立ち読みをしてみる。

簡単なことだが、そういう行動がいつも普通にできることが、

社会の「出来る」と言われる人の割と目立った特徴である。

 

私たちの日常の仕事の中で、例えば会社の社内旅行を企画するチームが選ばれたとする。

その話があったその日のうちに、例えば駅に置いてある旅行ガイドやパンフレットを集めて、

帰りの電車の中で実際に手にとって見ることができる人。

そういう癖の人が、できると言われる人の典型的な特徴に思えてならない。

 

よいと言われたこと、良いと思ったことは、まずやってみることだ。

以前にも書いたが、初めてのことでも、いったん習慣になってしまえば、

それを続けることはそれほど苦痛を感じなくなるものだ。

 

仕事を後回しにしないで、その場で片づける。

 

この習慣は、高校生という早い段階で身につけておくと社会に出てから得をする。

仕事が早い、つまり仕事ができる人になることができる。

それは、社会で「出来る」と言われる人になるための、不可欠な習慣だとすら思う。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

勉強時間を多くかければ良いというものではないが

2015年12月18日 金曜日

勉強時間をただ多くかければ良いというものではないが

 

もちろん、単に時間を多くかければ良いというものではない。

そのかけた時間の中身の方が、より重要であることは言うまでもない。

 

社会人の中にも、仕事に多くの時間を使っていることを吹聴する人がいる。

夜遅くまで残業してみたり、休日に出勤してみたりして、

仕事への拘束時間の量を周囲にアピールするようなタイプの人だ。

 

しかし、時間をかけている割には、たいした結果を出していない人も多い。

むしろ、時間の量にこだわる人にそういう人が多いのも、仕事の世界では常識だ。

つまり、時間当たりの生産性が悪いのだ。

そんな人には、それ以上の仕事は与えられない。

 

一方で、質の高い仕事を、決められた勤務時間内に、余裕をもって行い、

しかも他人以上に結果を出している人もいる。

もちろん、その人の方が生産効率は高い。

よりレベルの高い仕事をしているのだから、立派だし、多くの企業などでは、当然高く評価される。

今後、更に多くの仕事を任されるようになる。

 

このように、社会人にとっての仕事の良し悪しは、

本人がかけた「時間」の方の「量」ではなく、

むしろ本人が、やり遂げた「仕事」の方の「量」や「質」で決まるのだ。

 

これは、当然だ。

 

キミたちもこれからの勉強において、その原則を忘れてはいけない。

 

しかし、それでも受験勉強を始めてまだ間がない人に対しては、

私はあえて、「最初は時間をかけろ」といっておこう。

 

 ■それでも最初は、勉強に今までより多くの時間をかけろ

 

なぜならば時間というのは、誰にとっても客観的に見えるものだからだ。

たいした時間もかけていない勉強に、その内容や質を云々しても仕方がない。

 

最初は、まず最低限度の時間、勉強机に向かうところから始めてみよう。

 

 

時間をかけることが出来るようになれば、次は「量」と「質」だ

 

最低限度の時間をかけることができたら、次は「勉強の量」というテーマに挑戦してみよう。

 

以前と同じ時間をかけて、できた勉強の量にこだわるのだ。

 

そして、さらに単なる量ではなくて、その「内容」、つまり「質」にまでこだわるというように、

意識が進めば、それにこしたことはない。

 

最終的には、勉強の内容や質をレベルアップさせることをキミの目標とするのだ。

 

■最初はかけた時間の量、次に学習の量、そして内容と質の向上だ

 

自分は1時間かかるのに、他人は20分で済ませる勉強があるとする。

なぜそんな短い時間で勉強ができるのか。それを調べてみる。

そして自分なりに時間短縮を考えるのだ。

 

だいたい勉強ができる人というのは、1時間当たりの勉強量や吸収量が全然違う。

キミの1時間と、キミよりはるかに優秀な生徒の1時間では、時間の意味がまるで違うのだ。

 

自分の1時間当たりの勉強の量や質が向上しているかどうか、定期的にチェックしてみよう。

合理的な勉強をするという意識をもち続ければ、かならず時間効率はアップしてくる。

 

■自分の1時間当たりの勉強の量や質が向上しているかどうかを常に意識する

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

全ての勉強は、「理解」と「定着」でセットである

2015年12月18日 金曜日

これが学んだことが身に付く構造だ

 

全ての勉強は、「理解」と「定着」でセットである

 

勉強の基本は、「理解」と「定着」の2つだ。

これをもう少し「受験勉強」向けに正確に言うと、「理解」と「定着」と「答案作成」の3つになる。

どの科目も、ニュアンスの違いはあっても、この原則は同じだ。

どのような科目であれ、この3つの手順を踏まない受験勉強はあり得ない。

必ず、この3つの作業を必要とする。

 

■受験勉強の基本は、「理解」と「定着」、そして「答案作成」だ

 

よく学習の基本について、「暗記」と「思考」の2つが柱とされ、その2つは対立するものようにイメージされることがある。

いわく、「数学は思考の科目だ」、「生物や世界史は暗記の科目だ」。

しかし、これは半分正しく、半分間違っている。

「暗記」と「思考」というのは科目にかかわらず、学習の「手段」「方法」である。

どのような科目であれ等しくこの二つは必要だ。

私が勉強の基本という「理解」と「定着」は段階ごとの「学習の目的」だ。

暗記もなしに、あるいは思考もなしに、理解や定着をすることなど土台無理なのだ。

手段である暗記や思考という方法だけで、日々の理解と定着という学習目的をイメージすることには無理があるのだ。

 

■「暗記」「思考」は勉強の手段、「理解」「定着」が勉強の目的だ

 

大学入試は、筆記試験だ。答案の上に表現されたものだけで、合否が決まる。

答案外の事情を合否判定に使ってもらえた、公立高校受験のときの「内申書」というようなものはない。

この3つの関係は、「入れ子」状態になっている。

 

「理解」していないものは、「定着」できない。

「定着」していないものは、「答案作成」できない。

「答案作成」できないものは、入試では評価されない

 

 

「答案」に解答を表現できないということは、「答案作成」技術を身につけていないか、「定着」ができていないか、あるいは、そもそも「理解」ができていないかのどれかだ。

 

■「理解」していないものは、「定着」できない。「定着」していないものは、「答案作成」できない。「答案作成」できないものは、入試では評価されない。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「習ったことがある」のに、テストを受けると点数が取れないキミに

2015年12月18日 金曜日

Q  

勉強時間は、人よりも多い自信があります。

でも、テストを受けると「習ったことはある」「やったことはある」のに、点数が取れません。

 

A

「やったことがある」のにテストで結果が出ないキミは、自分の勉強法が正しいか疑ってみた方が良い。

「やった」ときに、キミはそのテーマを本当に「理解」したのだろうか。

ぼんやり、ふんわりとした「分かった」では、本当に「理解」できたとは言わない。

「理解」できているかどうかを確かめるには問題演習が不可欠だ。

勉強をしたテーマについて、練習問題を解いただろうか。

 

解いてみると、必ず「できた問題」と「間違った問題」があったはずだ。

キミは、そこの段階で勉強をおしまいにしていないだろうか。

それは、できた問題とできなかった問題を「区分」しただけだ。

間違った問題を、解けるようにしてはじめて、そのテーマができたという状態になる。

そして、そのテーマを「理解」できたという状態になる。

 

そして、次の日にもう一度間違えた問題をやり直す。

そこで正しい答えを出すことができたときに、やっと「定着」したという段階になる。

この手順を毎日繰り返すこと。

そうすれば、必ず、キミのテストの点数はアップする。

 

できなかった問題を放置していても、いつのまにか「自然治癒」して、できるようになるなどと言う奇跡は起こらない。

できなかった問題にこだわって、できるようにすること、それ以外に点数アップする方法はない。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

理解・定着という学習の基本の具体的な中身

2015年12月18日 金曜日

理解のためには「目」と「耳」を、定着のためには「手」と「口」を

 

勉強の基本は、正しく「理解」すること。

そして、それをキチンと「定着」させることの2つだ。

大切なことだから、何度でも繰り返し強調しておこう。

 

ならば、具体的に理解とは何か。

定着とは何か。

そしてそれは、どういう作業を伴うのか。

 

一般的に、目で見たり、耳で聞いたりする作業が中心となる学習が「理解」だ。

授業を聞いたり、教科書や参考書を読む作業だ。

 

これに対して、手を使って問題を解いたり、口を使って音読したり、

理解した内容を人に語ったりする作業。

これが、「定着」の作業だ。

 

通常、授業を受けっぱなしで、学力がつかないのは、手を使ってする「定着」が抜けていることが多い。

 

■理解とは、目で見たり、耳で聞いたりする作業が中心となる学習。

 

■定着(暗記・演習)とは、手を使って問題を解いたり 口を使って音読したり、人に内容を語ったりする学習。

 

試験の結果は、「理解」した量ではなく「定着」させた量で決まる

 

以前にも述べたが、勉強するときには、常に理解(インプット)と、定着(セーブ)、そして答案作成(アウトプット)の三つのことは意識しておかなければならない。

その上で、その三つのバランスについて考えておこう。

 

およそ試験の結果というのは、

理解(インプット)した量、つまり、どのくらいインプットしたかという量で決まるのではない。

 

むしろ、それよりもどのぐらい残したのか、つまり定着(セーブ)した量で決まることが多い。

さらに試験の時に、どれだけそれを再現できたか、

答案作成(アウトプット)できたかによって最終的に決まる。

 

■試験結果は、理解(インプット)した量よりも、どのくらいインプットしたものをどのくらい残せたのかという、定着(セーブ)した量で決まることが多い。

 

だいたい全体の学習の3~4割ぐらいが、理解(インプット)する学習で、

定着の学習が5~6割くらいだろうか。

残りの1割位が、答案などに解答を表現するアウトプットの学習になるだろう。

 

この程度のバランスが、科目による違いはあるにせよ、受験学習全体としては実際のところだろう

 

成績がなかなか伸びない諸君は、自分の学習バランスをチェックしてみる必要がある。

 

この3つ種類の学習が、いずれの科目の学習においても必須であることを心に銘記してほしい。

これには、例外はない。

 

英文解釈や古文の読解問題を例に、理解と定着を見る

 

英文解釈や古文の読解問題を例にとって、理解と定着の具体的な内容を見てみよう。

英語長文を目読する、英文の構造を意識しながら、辞書を引きながら読む。

それらは、英文の「理解」作業だと位置づけてみよう。

 

「定着」は、例えば手を使って訳を書いてみる作業だ。

頭の中でだいたい分かったつもりの英文が、訳を書くとなるとずいぶん難しくなることは、キミたちが日々経験していることだろう。

もちろん、与えられた英語の長文を全部英訳することは、無駄だし無意味だ。

英文の全てが、難解な構文で書かれていることがまれだからだ。

難解な個所のみを選んで英訳することでも、十分に定着学習になる。

 

そして、キミたちに定着作業として勧めたいのは、その英文を「音読」することだ。

 

私の経験から言うのだが、英文をすらすら読めない人は、

実はその英文をきちんと理解していないことが多い。

逆に、すらすら読めたら、その英文を完璧に理解している、

自分のものにしていることが多い。

 

意味も構文も分からずに、英文をすらすらと音読だけできるということは、普通はない。

 

英文音読は、わけのわからない呪文を唱えることではない。

音読することで、文意や単語がさらにわかるようになるし、定着するようになる。

 

これは、古文でも同じだ。

教科書に出てきた文章の古文単語を調べたり、品詞分解をしたりして、理解作業をした後は、

ぜひ本文を音読してみよう。

 

内容に合わせて、ちょっと気持ちを込めて、音読してみる。

品詞分解や古文単語など、理解作業で学んだことの定着に大いに役に立つ。

是非お勧めしたい学習法だ。

 

■英語や古文の「定着」のために、音読することはとても効果的な学習法だ

 

フリーステップの個別は、「理解」と「定着」に配慮した授業スタイルだ

 

フリーステップのような、「個別指導」は、実は、非常に理にかなった指導方法なのだ。

先に述べた学習の一般的なスタイルに適合している。

 

フリーステップでは、講師から生徒への「解説」という、生徒に「理解」を求める作業を行う。

そして、もう一人の生徒に解説を行っている間に、その生徒に「定着」のための問題演習作業をさせる。

それを繰り返す。

 

「理解」と「定着」を交互に行うという、学習の基本に則ったスタイルになっているからだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

行動の変化は、まず勉強時間の増加に現れる

2015年12月18日 金曜日

行動の変化は、必ず結果の変化をもたらす

 

行動の変化をキミたちに作り出すこと、それが、教育現場で働くわれわれの日々の仕事だと考えている。

フリーステップのスタッフたちは、それを目標に日々勤務している。

確かに、フリーステップのスタッフたちが、キミたちの生活に入り込んで、直接、学習態度や学習行動を変えることはできない。

しかし、キミたちの心に変化をおよぼすことの手助けはできると考えている。

心の変化が始まったら、キミたちは、きっと態度を、そして行動を変えるだろう。

行動の変化は必ず結果の変化をもたらす。

 

ヒンズー教の古い教えに次のような言葉がある。

 

心が変われば態度が変わる

態度が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる 

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば、人生が変わる

 

この教えが言う、「運命」とは、今のキミたちにとっては、志望する大学への「合格」だろう。そのつもりで、この教えをキミなりに読み取って欲しい。

キミは受験生に「変わる」ことができるか。

■キミは受験生らしい行動をする人間に「変わる」ことができるか

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦