放課後の2時間の過ごし方で大きな差が付く

2016年2月29日 月曜日

放課後の2時間の過ごし方で大きな差が付く

 

学校の放課後の2時間をどう過ごすかで大きな差がつく。

これは、うっかりすると有効に使えず、無駄に過ごしてしまいがちな時間帯だ。

しかし、この時間帯で大きな差がつく。

 

私の担当した教室から難関大学に現役合格していく生徒たちの特徴を見ていると、

この4時から6時までの2時間を実に有効に使っていた。

 

以前、私が勤務していたある教室の近くに高校があった。

学校から教室まで歩いて15分。

 

その高校からは、京都大学に毎年1~3人程度が合格していた。

しかし、現役での合格者は、年に1人出るかどうかの高校だった。

 

その高校の生徒で、京大に現役で合格する生徒が私の教室に通っていたのだが、

その生徒は高3の受験生のとき、毎日、必ず高校の終礼の15分後には教室に来ていた。

 

いつも、ぴったり終礼終了後15分に教室に現われるのだ。

 

本人もそれは意識していたそうで、いつも教室の自習室に一番乗りをすることに決めていたそうだ。

彼の到着で、私など「ああ、もうこんな時間になったか」と、

彼の出現を自分の時計代わりにしていたものだ。

 

彼が自習室にこもってから、1時間近く経ってから、その高校の他の生徒たちが塾にやってくる。

友達同士しゃべりながら、放課後の時間を少し楽しく過ごし、そして5時過ぎにやってくる。

 

ところがその1時間ほどの間に、教室に一番乗りをした生徒は、

かなりの勉強をいつもすでに済ませていたのである。

 

遅れてやってきた生徒たちも、けっして「たるんだ」生徒ではない。

教室に着いたら黙々と自習室などで勉強をする。

ところが、彼らは勉強を開始する時間が、いつも必ず、早く教室に来るその生徒に比べて、

1時間遅れていた。

 

もともとの学力でも彼が一歩先に出ていたのに、

勉強時間の有効な活用でその差はさらに大きくついてしまった。

 

キミたちも放課後すぐからの2時間を大切にするように心がけよう。

ここで、2時間をひねり出して、毎日、学校での勉強以外に、

合計6時間半の勉強時間を作り出すようにしてみよう。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

毎日の基本となる勉強時間はどのくらいか

2016年2月26日 金曜日

学校がある日の一日のスケジュール

 

キミたちは、1週間の勉強時間には、「大きい時間」「中ぐらいの時間」「小さい時間」の3種類の勉強時間があることを、理解できただろう。

それでは、実際のキミたちの一日のスケジュールの中で、どこにそれらの時間があるか見てみよう。

普段の平日の学校以外での午後の勉強時間は、次の表のようになるだろう。

まず、夜の9時から12時までの3時間というのは、およそ受験生と名が付く人であれば、中学受験生であれ、高校受験生であれ、あるいは国家公務員試験や医師などの国家試験を受験する人であっても、誰もが必ず勉強している。

つまりこの3時間は、受験生なら誰もが勉強している時間だと考えよう。

 

次に、夕方6時から9時までの3時間だ。

この間には、食事をしなければいけないだろうし、人によっては学校や塾・予備校からの帰宅時間中だろう。だから、そのうちの半分、およそ1時間30分ぐらいを勉強に充てていることが通常だろう。

 

この2つを合計した4時間半。

これが普通の学生に等しく共通に与えられている勉強時間だ。

そうすると、夕方6時から夜中の12時までの中の4時間半の勉強をしていることくらいでは、他人と差は付かない。

誰でも毎日、その程度の勉強はしているのだ。

 

では、どこで勉強時間に差がつくかというと、

実は学校の授業が終わった放課後の4時から6時までの2時間が、

大きな差がつく時間帯なのだ。

 

■放課後の4時から6時までの2時間は大きな差がつく時間帯だ

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「小さい時間」を有効に活用する方法

2016年2月24日 水曜日

小さい時間の有効な活用法

 

次は毎日の「小さい時間」の使い方である。

通学の駅の待ち時間。授業の間の休み時間。トイレの中の時間など、

一日の中で「小さい時間」というのは結構たくさんあることを知っておこう。

 

私は、子どもの頃、家族で祖父母の家に出かけたとき、

父親から、電車の中で読む本を私が持ってこなかったことを注意されたことがある。

電車の中で、ぼんやりするのではなく、その時間を使って本を読むのは当たり前だろう、というわけだ。

確かに、電車の中やトイレの中でぼんやり過ごすのは大変な時間の浪費だ。

そのことを父が指摘してくれたというわけだ。

 

さて、大中小の時間の使い方の区別だが、

「大きい時間」や「中ぐらいの時間」とは、

教科書を開き、鉛筆を使って勉強できるという時間だと思ってよい。

 

これに対して、「小さい時間」というのは、「鉛筆を使えない時間」だと思っておこう。

 

こういう時間には、暗記ものに使うのがよいだろう。

カードなどを使って勉強するというのがこの時間に充てるのに最もふさわしい。

 

大切なことは、小さい時間ができたときに、何をするのかを決めておいて、

いつもそれを手元に持っておくことだ。

 

このように、今までにここで示した3種類の時間にはそれぞれ特徴がある。

 

キミたちはそれらの時間の特徴に合わせて、それぞれの時間にあった勉強をするのが効率よい勉強法だ。

 

「大きい時間」や「中くらいの時間」の勉強の時に単語を覚えたりするのはもったいない。

しかし、小さい時間には、鉛筆を使うような勉強はできないのだ

 

■小さい時間と大きい時間では、するべき勉強が違うことを知ろう。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「大きい時間」の使い方の注意点は

2016年2月22日 月曜日

「大きい時間」をムダにしてしまわないために

 

「大きい時間」の勉強で注意することは、時間がふんだんにあるという安心感だ。

そのことが気の緩みにつながってしまうことがある。

 

キミにも経験があると思うが、土曜日や日曜日が休みだと思うために、

週末の金曜日には、土日にはずいぶんとたくさんの勉強ができると思いがちだ。

 

ところが、日曜日の夜になってみるとたいして勉強ができてないことでがっかりする。

 

「サザエさん」のテーマ曲が流れてくる頃に、

週末に勉強がさほどできていなくて、

自己嫌悪を感じたことがある諸君も多いのではないだろうか。

 

これは、時間がたっぷりあるということからくる緊張感のゆるみのせいだ。

 

日曜日などは、たくさんの時間があると思うので、つい朝起きる時間が遅くなる。

実際、日曜日の起床時間が平日よりも遅い人が、かなりいると思う。

そうすると普段の平日よりも、休日の方が一日の時間がかえって短くなってしまう。

 

これを回避する方法はある。

 

休みの一日を全体としてひとつの「大きな時間」としてとらえるのではなくて、

「中くらいの時間」がいくつもあると、とらえるようにするのだ。

 

午前中にはこれをする、昼から夕方までにはこれをする、

夕方から食事までにはこれをし、夜はこれをする、という具合に、

前もって「中くらいの時間」として分けて予定を組んでおくのだ。

 

勉強時間を、一日の流れの中で細分化しておけば、

「大きい時間」を台無しにしてしまう危険性を回避することはできる。

 

■「大きい時間」は、「中くらいの時間」のかたまりととらえよう

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

「大きな時間」「中ぐらいの時間」と「小さな時間」

2016年2月19日 金曜日

3種類の時間の特徴と活用方法

 

「大きな時間」とは、学校の授業がない土曜日や日曜日、祝日などのように、

一日をまるごと勉強に使えるような時間のことだ。

 

「中ぐらい時間」というのは、学校の放課後などに使える時間のことだ。

学校が終わってから家や予備校や塾で勉強する時間や、

朝早く起きて作る通学前の時間などである。

これらは、ある程度のかたまりなっているので、まとまった内容の勉強をすることができる。

普段の勉強はこれが中心となるだろう。

 

そして「小さい時間」というのは、

5分から15分程度の時間。

例えば電車の通学の中の時間や、学校の休み時間、トイレの中や休憩時間などの細切れの時間である。

この細切れ時間は、我々の生活の中に実にたくさんある。

この有効活用も大切だ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

時間はどこにどれくらいあるのか

2016年2月17日 水曜日

勉強に使える自由な時間には3つの種類がある

 

すべての受験生の一日には、「拘束されている時間」と「自由な時間」の2つがある。

 

学校で授業を受けている時間と、夜に寝ている時間の2つは、拘束されている時間だ。

この2つの時間中には、他のことはできない。

 

授業中に内職をするように勧めている本や先輩もいるだろうが、

多くの場合、それは大変効率が悪い。

高3になり、受験も近づいてきた段階で、全く受験に関係のない科目であれば、

それもやむを得ない場合もあるが、

受験に必要な科目であれば、内職は授業をまじめに受ける以上の効果があまり期待できないから、

基本的にはやめておく方が賢明だ。

どうしてもと言うのなら、せめて授業と同じ科目の内職をしよう。

それが、先生に対する最低限のエチケットだ。

 

また、睡眠時間は、少なくすると日々の学習効率に悪影響を及ぼす。

長期的には、かなりのマイナスを生じる可能性がある。

最低6時間は取っておこう。

 

こうしてみると、キミたちが使える自由な時間は、学校の授業時間と睡眠時間以外ということになる。

 

この時間を「大きい時間」、「中ぐらいの時間」、「小さい時間」の

三つの種類に分けて考えると実戦的だ。

 

■自由に使える時間は「大きい時間」「中ぐらいの時間」「小さい時間」の3種がある

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

ゴールから逆算した「短期・中期」の計画を立てよう

2016年2月15日 月曜日

ゴールから逆算した「短期・中期」の計画を立てよう

 

ゴールから逆算した計画を立てるためにも、

短期計画、中期計画は、ゴールにたどり着くことを念頭に置いて組み立てていかなければならない。

 

先を見通した計画を立てることは、なかなか難しいものだ。

日々の学校や塾などの課題に追われ、自分自身の目標や課題との結合、

つまり学習計画への組み込みは難しい。

 

短期計画は、毎日の学習計画と密接に関係する。

そこで、毎日の時間管理、時間の使い方を次回から見ていくことにしよう。

 

その際、計画を立て、実行するにおいて大切になるキーワードとして、

「自律」と「優先順位」の2つを挙げておこう。

 

「自律」は、計画を遂行する自分に課する課題として、

また、「優先順位」は、計画実行の客観的な判断材料として重要だ。

 

この2つのキーワードが、計画を立てる際において、常に大切になってくる。

 

ここで強調しておこう。

 

■「自律」は、計画を遂行する自分に課する課題として、

「優先順位」は、計画実行の客観的な判断材料として大変重要だ

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

学習計画は「逆算型」で立てて学習管理を行おう

2016年2月12日 金曜日

計画は「逆算型」で立てることを常に心がけよう

 

大学受験に向けた計画には、1年といった長期の計画から、1~3ヶ月程度の中期の計画。

そして、1日~1週間程度の短期計画がある。

 

当然キミたちは、毎日の勉強についても、各自予定を立てて勉強をしているだろうし、

長期の計画も漠然であっても意識して計画を立てていることだろう。

 

キミたちの課題は、これらを総合的にどのように関係づけて計画を立てるかだ。

 

キミたちに、できる限り計画を「逆算型」で考えて立てる習慣を付けるようにアドバイスしたい。

 

「今日○をして、明日は△をして」というような、単なる積み上げ型の思考ではなく、

「○○という状況になるために、今日は○をする」という具合に、

計画を「逆算」して立てていくという思考法だ。

 

社会人たちは、皆、その発想で計画を立てている。

そういう習慣とかを早いうちに身につける貴重な機会だからこそ、世の中にはしんどい受験勉強自体を肯定的に見る人が多いのだ。

 

■積み上げ型ではなく、逆算型で勉強計画を立てるような習慣をつけよう

 

その意味でも、志望校を早く決めるということは非常に大切だ。

いつまでも志望校を決めずにただ単に何となく勉強している人がいる。

 

それはよくない。

 

「日々何となく勉強をして、高3の二学期の後半になった。ある程度、自分の成績が見えてきた。その時点で、自分の成績・偏差値に見合った大学を自分の受験校としよう。」

こういう人は多いが、それは、自分から主体的に志望校を目指し合格するという動作ではない。

 

大学合格を目指すのなら、入試の日から逆算して、今日に至るまでの計画を立てるのが理想だ。

大工さんたちがする家の建築や、会社などがやる日時が決まったイベントへの準備は、必ず逆算で考える。期日が遅れたり、準備が間に合わなかったりしてはいけないからだ。

 

だから、キミたちが立てる大学入試に向けた計画も逆算型で考えよう。

 

行きたい大学が決まれば、その大学に合格するために必要な学力が決まる。

それは、模擬試験の偏差値だろうし、またセンター試験で要求される点数から客観的にわかる。

それがわかれば、それを獲得するための課題が分かってくる。

中期計画、短期計画で自分が到達すべき段階が分かる。

そういう風に自分の発想を常に目的からの逆算で考えるのだ。

 

ただ一つ、先に述べた大工さんや、会社の例とキミたちの受験計画が大きく異なるのは、キミたちにとって受験は初めての体験だと言うことだ。

 

自分の受験がどのような展開になるのか、受験を実際に体験しないとなかなかわからないのが実際だ。

しかし、現役合格を目指す圧倒的多数の諸君にとって、受験を何度も繰り返すことはできない。

だからこそ、このようなブログ記事も意味があるだろうし、キミたちの身近にいるフリーステップのチーフや先生のような、キミたちに指針を示すアドバイザーが必要になるとも言えるのだ。

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

勉強のスタートダッシュ力をつけるための3つのポイント

2016年2月10日 水曜日

勉強のスタートダッシュをつけるための対策

 

スタートダッシュ力を付ける対策は3つある。

 

まず、「何を勉強するのかが決まっていること」だ。

「さあ、何をしよう」などと机の前に座ってから考えていたのでは、すぐに勉強を始めることができない。

電車に乗ってから、駅に着くまで何をしようか電車に乗るたびに考えていたのではだめだ。

 

ここでも学習計画を立てておくことが大切になるのだが、

いつも今日は何をするのか、今週は何を片付けるのかなどを考え、計画を立てておく。

一番良いのは、それを手帳や学習計画ノートに書き込んで、

自分がその日に何をすべきかについて、はっきりさせておくことだ。

 

また、通学の電車の中や休憩時間では、何をするのか、覚えるのかを決めて

それを習慣にしてしまうのだ。

これを、するだけでも、勉強へのスタートダッシュ力はついてくる。

 

次に、勉強する場所が自分の勉強部屋ならば、

「勉強する場所、特に机の上が片付いていること」が大切だ。

 

社会人でも、職種やその人の性格にもよるのだろうが、机の上が片づいているかどうかが、その人が仕事ができるかどうかのバロメーターになっているような感じがする。

勉強に関係ない小物や、色々なテキストやプリントが机の上に散らかっていて、それらの物を隅に寄せた隙間で勉強をする人がいる。

 

気が散ってしかたなかろう。

 

机の上には、そのときの勉強に関する物以外は出してはいけない。

まして、遊び道具を机に並べたままで勉強などできるはずがないと断言しておこう。

 

3つ目は、「自分にとって手を付けやすい易しい課題をいつも用意しておくこと」だ。

 

簡単だが大切な作業、

例えば、翌日の単語テストの準備や歴史の用語問題など、

軽くウオーミングアップになる課題を用意しておくことも大切だ。

 

■勉強のスタートダッシュ力を高めるには3つのポイントがある

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

小さい時間を活用するにはスタートダッシュが不可欠

2016年2月8日 月曜日

小さい時間を活用するには勉強のスタートダッシュが不可欠だ

 

勉強するときには、とにかく「1分以内で集中できる習慣」を付けるようにしたい。

 

大昔、鉄道が蒸気機関車の時代、機関車は石炭をくべて実際に走ることができるようになるまで、4~5時間かかったそうだ。

石炭をくべて、火をおこし、蒸気を暖め、蒸気圧が十分に高まるまでずいぶん時間がかかったのだ。

 

勉強する諸君たちの中にもそういう人がいるようだ。

 

理想は、エンジンキーをまわすとすぐにエンジンが「ブーン」回るタイプだ。

机に向かうとすぐに勉強に集中できるタイプになることが理想的だ。

 

勉強開始までの助走時間が長すぎると、当たり前だが、勉強1回あたりの学習時間は少なくなる。

これは大変、効率が悪い。

 

受験の時には、勉強時間を確保するために、

トイレの中とか電車の中、バスの待ち時間など、

「小さい時間」「こま切れの時間」の有効活用がたいそう重要になってくる。

 

「勉強へのスタートダッシュ」ができるようになると、こういう時間も活用できるようになる。

その効果は大きい。

勉強部屋で机に向かったら、塾の自習室についたら、1分以内で勉強に集中できる習慣を早いうちにつけておこう。

 

■勉強をしようと思ったら1分以内で勉強に集中できる習慣をつけよう

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦