日々の学習管理ノートの活用法 その②

2016年3月30日 水曜日

キミたちの普段の授業の復習を再現すると

 

キミたちの普段の勉強を再現すると、こんな具合になるだろう。

 

まず、授業を受ける。

そこで、新しい知識を身につける。これが、「理解」だ。

予習を十分にやってきた人にとっては、この授業自体が「復習」になる場合もある。

 

さて、授業を受けた後、復習をしなければならない。

 

復習をして、学んで理解した知識を「定着」させようとするだろう。

 

そのためには、必ず問題を解く必要がある。

自分の理解が十分だったのかを確かめるというよりも、理解は授業だけではそもそも不十分であると思って、確実な理解と定着のためには、復習は不可欠のものと認識するのだ。

復習もしないで、知識の正しい理解や定着などはあり得ないと思っておこう。

 

例えば、復習として教科書の傍用(準拠)問題集の該当箇所を解くとする。

問題数が仮に10問あったとしよう。

その問題に取り組んだ日付を書いてから、解き始める。

 

普段の勉強で、最もダメな生徒は、この作業を定期テスト直前にバタバタとする。

しかも、テスト範囲を試験前にすべて終わらすこともできない。

そんなことでは、テストで良い点を取ることなど不可能だろうし、普段の日々の勉強を疎かにしている生徒だと言われても仕方がないだろう。

 

次のレベルの生徒は、さすがに定期テスト直前には、テスト範囲の問題をすべて一度は解いてはいるが、それでおしまいにしている生徒だ。

 

優秀な生徒は、その箇所を習ったらすぐに該当箇所の類題を解く。

そして、できなかった問題に、それが自力で解けるようになるまで何度もアプローチをする。

 

書いてしまえば実に単純な内容だが、これが優秀な生徒の勉強に共通する特徴だ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

日々の学習管理ノートの活用法 その①

2016年3月28日 月曜日

勉強中はいつも、机の上にノートのその日のページを開いておく

 

勉強中、いつも机の上に、その日のページを開いておく。

そして、自分が今勉強をしている科目や内容を毎日の折り曲げた右半分に、勉強の進行に合わせて書き込んでいくのだ。

そして、私が管理ノートで強く記入することを勧めているのは、

勉強の中で出会った「できなかった問題への再アクセス」の予定だ。

できなかった問題を、いつ復習するのか、その日程も勉強をしながら

その都度このノートに書き込んでしまうのだ。

 

復習の機会は、たいていはその科目を勉強する次の機会のとっかかりだろう。

しかし、それも、そのタイミングに「何」を復習するかを意識しておかないと、「ゆるい」計画になる。

復習は、勉強の中で一番大きな実りを得る機会なのだから、

復習をいつするのかをしっかりと計画に組み入れておくことはとても大切だ。

 

■やった勉強内容を「いつ復習する」かを管理ノートで予定化する

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

本格的な学習管理ノートの作り方について その4

2016年3月25日 金曜日

計画は週に1回、日曜日に立てるようにする

 

日曜日に、キミが受験で必要な「すべての科目」について、計画を立てる。

大切なのは、「すべての科目」について計画を立てることだ。

なぜ、日曜日に一気に一週間分書き込まなければならないのかと疑問に思う諸君もいるだろう。

しかし、この作業は、日曜日、もしくは必ず一週間の決めた曜日に書き込むことを習慣づけなければならないのだ。

なぜなら、それをしないと、必ず勉強内容が偏ってしまうからだ。

日曜日にすべての科目に対して計画を立てれば、

まんべんなく各科目の勉強を

1週間の間に「散らして」入れることが、無意識に習慣化するようになる。

 

日々、その都度必要に思う科目や内容を勉強するようにすると、

その週に自分が克服しなければならないテーマがあいまいになる。

 

ひょっとすると、特定の科目、

文系にとっては理科、理系にとっては社会など、

苦手な科目、取っつきにくい科目、そして軽視しがちな科目の勉強が、

するりと抜け落ちてしまうかもしれない。

 

それを防ぐ意味で、1週間単位で予定を組むのだ。

そういう抜け落ちがちな科目は、意識的に毎週の勉強計画の中に組み入れないと、

ずるずるとその科目の勉強をしないままで放置してしまう危険が生じるのだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

本格的な学習管理ノートの作り方について その3

2016年3月23日 水曜日

1週間でやりたいことを5等分して月から金に振り分ける

 

書き込む前に、1週間でやらなければならない予定の勉強量を明確にして、それを5で割って計画を立てるようにする。

なぜ、5で割るかというと、5で割ったものを月曜日から金曜日までの5日間の予定に振り分けてしまうためだ。

毎週、月曜日から金曜日までは、たいてい同じ様な生活をするものだ。

同じ時間に学校に行き、同じぐらいの時間に家に帰ってくる。

だから計画が立てやすい。

 

そうやって一日単位で、毎日の勉強予定を立てていく。

予定外のことがあった場合には、土曜日にそのやり残した分を勉強する。

日曜日はあけておいて、別に予定を組んでおくようにしたい。

特に高校3年生にもなると日曜日は、模擬試験などでつぶされてしまうだろうからだ。

受けた模擬試験の復習など、特別な計画も出てくるだろう。

 

月曜日から金曜日までは、毎日同じペースで日々の勉強の予定をする。

土曜日は遅れを取り戻す日だと考える。

そして日曜日はその他の勉強に充てると考えるのだ。

 

予定の部分には、以前書いた「中ぐらいの時間」をベースにして、

その日に何を勉強する予定かを書き込んでいく。

こういう作業を日曜日に、翌週の分の予定を作り、ノートに書き込むのだ。

note

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

本格的な学習管理ノートの作り方について その2

2016年3月21日 月曜日

大学ノートを使って毎週の予定と実績を管理する

 

まず、「大学ノート」を用意する。

一週間で大学ノートを見開き4ページを使用する。

見開き2ページで4日間(月曜から木曜まで)、次の2ページで3日間分(金曜~日曜と余白)。

そこに予定・実績・反省などを書く。

 

見開きのそれぞれのページを縦に4つに折り曲げる。

次に上の方の5分の1位のところに横に線を引く。

次に下から4分の1位のところにも横に線を入れる。

 

1ページの半分を、1日分とする。そこに月日を書き込めば、準備完了である。

さらにそれを半分に折り曲げて予定を書き込み、

もう半分を実際に行った勉強を書き込むようにする。

 

上の5分の1の部分には、この一週間にやろうと思っていること、例えば、「何というテキストで、どんな単元を勉強するか」というようなことを、書くようにする。

ここで注意してほしいのは、どの科目もまんべんなく一通り勉強するように、

勉強の偏りが出ないように気をつけて1週間でやるべき課題を書き出すことだ。

 

1週間の初めに、これから始まる週の週間計画を一日ごと、

折り曲げた左半分に書いていく。できれば1~2時間を単位として、何の勉強をするつもりか書く。

時間の目安は、先に書いた「中くらいの時間」単位の学習計画をベースにする。

 

■大学ノートの見開き4ページで1週間分を管理する

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

本格的な学習管理ノートの作り方について その1

2016年3月18日 金曜日

■「誰でもできる」本格的学習管理ノートの作り方

 

高校3年生になり、本格的に受験勉強を始めだしてからは、あまり簡単な学習管理では、有効な計画は立てづらい。

これからしばらく、大学ノートを使った学習管理法について書いておく。

 

学習計画ノートを作っている人も多いだろうし、高校受験の時に受験計画表を作った人も多いことだろう。

ここで紹介するのは、キミたちが立ち向かう大学受験に際しては、より確実に学力をアップさせるための、「学習管理ノート」だ。

 

これは「学習計画ノート」ではない。

「学習管理ノート」だ。

その違いは、ノートの中身の何に重点を置くかだ。

 

これは、誰でもできるとはいえ、少しレベルの高い学習方法になる。

以前述べた勉強計画作りがまだできていない人は、それを3ヶ月程度は実行してみてから、この「管理ノート」を作ってみよう。

 

一般の学習「計画」ノートは、これから何を勉強するかの方に重点がある。

 

私が、キミたちに勧める「学習管理ノート」は、

毎日の勉強で何を残したか、何を定着させることができたかを管理することにも重点を置くノートだ。

 

■私が勧める「学習管理ノート」は、勉強計画のみならず、毎日の勉強で何を残したか、定着できたかを管理することにも重点を置いている

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

その日に何が身についたかを日々メモしよう

2016年3月16日 水曜日

その日に何が身についたかを日々意識し記録する

 

もし、一日にいくつも身についたことがあったとしたら、

その中で3つだけ、最も大切だと思ったことだけを書く。

 

これは、意外に難しい作業だ。

目的意識なく漫然と勉強机に座っていただけでは、

「身についた」ことを「これだ」と言って挙げることはできないからだ。

勉強机に向かう前に、「今日はこれをしっかりと身に付けよう」という意識を持つことが大切になってくる。

このコメントメモを毎日つけることを習慣にすることで、

目的意識をもった日々の学習が、自然とできるようになる。

 

繰り返しになるが、受験勉強は計画を立てることではないし、

計画を無自覚にこなしていくことでもない。

立てた計画に従って、「できなかったこと」「未知のこと」を、新たに理解し定着させていく作業なのだ。

 

何を日の終わりに書けば良いのか分からない人は、次のような作業をしてみよう。

例えば、問題集を1ページ解く。そして、○や×をつける。

これで、できない問題が何かが分かった。

×の問題を参考書を見たり、解説を見たりして再度解く。

類題なども解いてみる。

そのときに、できるようになった問題、さっきは解けなかったのに解けるようになった問題、それがキミがその時間に身につけたモノなのだ。

 

それを簡単に書き出す。

 

それだけだ。

これを毎日繰り返す。

 

「今日○○のことができるようになった。理解した」という結果報告を自分に対してするのだ。

どのように簡単に書けば良いか分からなければ、

問題集のたいていの問題に付いているタイトルを書けば良い。

 

そういう報告が、他ならぬ自分自身に対してすらできないようであれば、

その日の勉強は、単なる作業になっている可能性がある。

場合によっては、一日、机に向かった時間が無駄になることにもなる。注意しよう。

 

■「今日○○ができるようになった。身についた」という結果報告を自分にすることが大切

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

夜寝る前に、計画への実際の実行内容を記録する

2016年3月14日 月曜日

夜寝る前に、計画への実際の実行内容を記録する

 

毎日、夜の寝る前に、その計画を実際にどう実行したかを、反省を込めて書き込む。

必須の記入内容としては、毎日の自宅(または自習室)や塾・予備校での勉強時間だ。

時間の記入は、後での集計と比較のために、「分」単位で書いておく。

 

「5時間10分勉強した」と書くのではなくて、「310分」勉強したと書いておくのだ。

そうすると、一週間でどれくらい勉強をしたのか集計をするときにも楽になる。

 

そして、その日の自分の勉強の満足度(あるいは集中度)を

A(高い)から、B(割と良い)、C(あまり良くない)、D(最悪)の4段階で○をつける。

 

5段階より4段階で書いた方が良い。

「普通」というあいまいな表記がなくなり、良かったのか悪かったのか、

その日の勉強がどちらだったのかをはっきりさせることができるからだ。

 

そして、これが大切なことだが、その日の勉強について簡単なコメントを書く。

 

単に「頑張った」とか「しんどかった」とかを書くのではなく、

必ずその日の勉強で「何が身についたか」、

つまり「何を理解したか」「何が定着したか」を意識して書くのだ。

 

例えば、「余弦定理の計算ができるようになった」とか、

「鎌倉新仏教を完全に理解した」とか、

簡単で良いから、具体的に身についたことのコメントを書くのだ。

 

その際、問題集を何ページしたかとか、プリントを何枚解いたとかいうことも書くのも良いが、

どういうことが身に付いたのかを記録することがはるかに重要だ。

 

この作業を怠ると、計画を立てた意味がないとも言える。

 

その日に、何が身についたかを必ず寝る前に意識して書くようにするのだ。

 

これを毎日寝る前に、5分以内で書く。

 

■その日の勉強時間と満足度、身についたことを毎日手帳に書き出す

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

1週間の勉強でやるべきことを書き出してみよう

2016年3月11日 金曜日

1週間の勉強でやるべきことを書き出す

 

勉強の計画を立てるときには、まず、最初は、

勉強でやるべきことを書き出しておくことから始めよう。

 

一日ごとに書く欄が分かれている少し太めの手帳を勉強計画ノートとする。

そこに自分の予定と毎日実際に自分が行った事実とを書いていく。

 

できれば一週間単位で作業を行い、この一週間にやるべきこと、

そしてそれぞれの日にやるべき内容を割り振っていく。

この作業をするだけで毎日の学習の能率は格段に上がる。

 

そして、一日の勉強内容と時間、そして何が身に付いたのかなどということを

手帳にひかえておくくらいのことから、始めておくと良い。

 

簡単にでも毎日の計画を書き出しておけば、

「今日はこれだけすればよい」というふうに、日々の勉強の量も明確になる。

 

そして、予定した勉強が終わるたびに、書き出した項目を斜線で消していく。

 

終わった項目をつぶしていくのは楽しくなり、勉強に弾みが付いていく。

項目を一つ消していくことで、小さな達成感がそのつど得られる。

そこからやる気が生まれてくる。

小さな達成感を重視するべきだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

 

簡単な学習計画の立て方を教えよう

2016年3月9日 水曜日

1週間程度の短期計画を立ててみよう

 

今までに、勉強計画表を作った人は多いだろう。

 

ところが、予定したことと現実との間にギャップが出る。

それが嫌でだんだんと計画表の実行をおろそかにしていく、

それはキミだけではない、

それが人間の本性だ。

 

ところが、こういうスケジュールは、

社会人になれば、誰でも多かれ少なかれ、自分の仕事に関して似たようなものを作っている。

毎日の仕事の予定表を作るというのは、社会人にとっては、最小限度の能力だ。

計画ノートをつくることは大変そうに思うかもしれないが、

この程度のことならば、普通の会社員なら、誰でもやっている。

 

キミがまだ、高校1年生や2年生ならば、

まだ詳細な勉強計画やスケジュールを立てたり、学習管理ノートを作ることは難しいだろう。

あまり本格的な計画やスケジュールを作ろうとしても、この時期には受験までの日がありすぎて、

なかなかそういうものを作ることの意義を実感しにくいものだ。

 

誰にでもできる、簡単な学習計画の立て方について次回から書いておこう。

もっと、綿密な「学習管理計画」の立て方もあるが、本格的な受験勉強を始めるまでは、

まずは、次に述べる段階から始めていこう。

 
 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦