英単語の勉強法 単語カードの作り方

2016年9月30日 金曜日

効果的な単語カードの作り方はこれだ

 

普段の単語学習は、単語帳を作るなどいろいろ方法がある。
きっとキミたちもいろいろと実践していることだろう。
ここでは、私が奨励している「単語カード」を使った学習法を紹介しておこう。
この方法は、この連載で以前触れたことがある。ずいぶんと多くの方から「実行した」「効果がある」というメッセージをいただいた。
ここで、もう少し詳しく書いてみようと思う。

学校の教科書や問題集などに出てきた単語を覚える場合は、自分でカードを作るのが有効だ。特に高1や高2の時に、教科書や参考書などに出てきた単語は、基本的で重要なものが多い。出てくる都度、こまめに覚えてしまおう。

このカードは、凝ったものをイメージして作ってはダメだ。
例えば、文房具屋に行って特別なサイズの単語カードを買ってくるとかを考えるといけない。単語学習に限らず、そういうような特別な準備が必要となる方法は、長く続けるには適していない。

キミたちの家にある大学ノートの大きさの紙をB5版という。あるいは、大判の週刊誌などの大きさをA4版という。これらの紙は安いし、コピー用紙としてどこででも手に入る。これを折り曲げて8等分にしてカッターナイフで切るのである。
カッターナイフも定規を使って切るのではなくて、紙を折り曲げてカッターナイフの刃を横に倒してすべらせて切ると簡単にカードを作ることができる。

そして表に単語のつづり、裏にその単語の意味を書く。ただし、自動詞か他動詞の別や形容詞、名詞というようなことは、記号を決めて書いておくのがよい。

また、単語は単体で覚えるよりも、連語(かたまり コロケーション)で覚えた方が応用がきくようになる。
例えば、environment「環境」という語を覚えるなら、environmental destruction 「環境破壊」とか、environmental pollution「環境汚染」というかたまりで覚えるようにするのだ。それをカードに書き込む。
もちろん「表」に綴りを、「裏」に意味を書く。その語に重要な語法があれば、簡単に一言注意書きをしておこう。
発音が重要であるとか、アクセントがポイントであるとか、注意すべきことがあれば、アクセントがある部分の注意すべき発音記号や、その部分にアクセント記号を書き込んでおく。発音記号を全部書く必要はない。ただ自分にとって全体の発音がわかりにくいと感じた時には、全部書くのもよいかもしれない。要は臨機応変に効率よく力-ド作りを行うことが大切だ。

新しいカードをいつも手元に置いておいて、知らない単語が出てくるたびにメモ代わりにカードを作っておく。
そして、カードに日付は必ず付けておく。日付を付けるのは、そのカードに書かれた単語を覚えるのにどのくらいの日にちがかかったかや、普段の勉強が偏らないようにいつも修正できるからだ。

このカードをクリップで綴じて、いつもポケットに入れて持ち歩く。ほぼ完全に覚えたカードは、家に「覚え済み用の箱」を作り、そこに放り込んでおく。

模擬試験や学校の実力テストの前には、その箱に入ったカードをもう一度見直して、記憶を定着させていく。
以前にも述べたが、勉強には「小さな時間」、いわゆる細切れの時間の有効活用が重要になってくる。そのときの学習にこのカードを使うのだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

学校や塾の単語テストを活用しよう

2016年9月26日 月曜日

学校や塾・予備校が単語テストをしてくれているなら活用しよう

 

単語を覚える方法だが、もし学校で単語テストをしてくれているのなら、ぜひそれを活用して単語の勉強をすべきだ。

そういうきちんとした地道な努力をしてくれている学校は、良い学習環境だと思う。

単語テストを学校などで行ってくれるなら、自分でやる単語学習より、強制力がある分だけ効果は大きい。フリーステップでも単語テストの実施は強く薦めている。

 

単語のテストをきちんとしてくれる学校や先生に当たったのなら、キミはラッキーだ。

 

なお、単語集を何か1冊決めたら、それ以外は絶対に使わないと頑張る生徒がいる。

塾や予備校でせっかく単語テストをしてくれるというのに、学校で与えられた単語集と違うという理由で参加しない人がいる。

 

伸びない生徒だ。

 

単語は、ある程度数を覚えないと英文は読めない。

 

有名な単語集の索引をそれぞれ比較してみて見ればわかるが、それぞれの単語集ごとに掲載されている単語には、決定的な差はない。

ある単語集で重要となっている単語が、別の単語集では、覚えなくて良いグループに入っていることなどほとんどない。

 

特定の単語集以外での勉強を嫌がる人は、ある英文なら読めるが、他の英文は読めないと主張するのと似ている。

学校や塾などで使用している単語集が異なるなどの理由で、複数の単語集を同時に学習することを求められることもあるかもしれない。

確かに、負担が多少大きくなるかもしれないが、それだけ早く単語力の「高み」に立てるのだから、頑張ってそれをこなしていこう。

 

■学校や塾の単語テストを活用しよう

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

自分の単語力を知っておこう

2016年9月23日 金曜日

まずは自分の単語力を知っておこう

 

英語学習の基本である、英単語学習から書いていこう。

 

まずは、キミ自身の英単語力の測定から手を付けよう。

キミは自分の英単語力について、受験生全体の中で、どの程度のレベルに位置していると認識しているのだろうか。

 

その簡単な測定法がある。

キミが高2生で高3への進級直前の3月ごろとしよう。

 

有名な「ターゲット1900」でも、「システム英単語」でもなんでも良い。普段キミが使っていない単語集を本屋に行ってパラパラと立ち読みをする。

そして、最初からの100単語中でキミが覚えている単語の数をカウントしてみるのだ。

 

7割以上の単語の「意味」がわかれば、まずは合格だ。

 

しかし、もしキミが100個のうち、半分以下しか単語の意味がわからないようであれば、キミはかなり単語力が劣ると思わなければならない。

 

どんな単語集でも、最初の100個は、難しい単語ではない。

むしろ、頻出の重要単語ばかりだ。

それが、半分以上分からないなら、単語の勉強、さらに言うなら英語の勉強にキミは手を抜いていたと言われても仕方がない。

 

すぐに単語力養成のための作業にはいるべきだ。

 

単語力はすべての英語学習の基本となる。

そして単語力のあるなしは、それまでのキミの英語の勉強量のバロメーターとなるし、模擬試験の偏差値と一致することがほとんどだ。

露骨なほどキミの英語学力を証明するのは、キミの単語力なんだ。

英語力をつけるために、これからこつこつと単語力アップへの努力することが必要である。

 

■単語力はキミの英語の力のバロメーターだ。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

英語の学習について

2016年9月16日 金曜日

英単語の勉強は大切だ

 

英語の受験勉強での目標は、「英語で書かれた文章を読む」ことだ。

 

そのための、英語学習の中身は大きく分けて3つある。

単語学習、文法学習、文構造の把握学習だ。

 

どうやらこれらは、それぞれに掛け算の関係となっているようだ。

 

したがって、何か1つでも0点の学習分野があれば、英文は一切読めない。

キミたちは、この3つの種類の学習をどのように位置づけているだろうか。

 

文法の知識がないと、正しく英文を読むことができない。

そして、正しく英文を読むためには、文構造の把握が正確にできなければならない。

また、単語の力も必要になってくる。

単語を覚えなければ、何一つ文意が分からない。

 

キミたちの中には、文の理屈や構造を把握するための英文法や文構造把握の勉強は、頭脳を使うワンランク上の英語学習で、英単語の暗記は、いわゆる「暗記物」としてワンランク下の地味な作業のように、無意識に位置づけている諸君も多いのではないだろうか。

 

しかし、実際は、英文法の勉強は、上位の高校に入学できる力を持つ諸君なら、中学卒業直後の頭でも、頑張れば2ヶ月程度でマスターできる程度の量なのだ。

分厚い英文法の参考書に書かれたことを全て覚えようとすれば、たいへんな時間がかかるが、英語学習の目標である「英文を読む」という目的にあわせれば、大切な文法事項は限られるし、入試によく出題されるテーマを全て学習してもせいぜい2ヶ月の分量だ。

 

ところが、単語学習はそういうわけにはいかない。

長期間での継続した学習が必要になる。

 

一流難関大学の大学入試に必要とされている、最低4000語程度の単語を覚えるには、やはり1年以上の継続学習が必要になる。

そのために、単語学習については様々な工夫と、要領が必要となるのだ。

 

■英単語の学習を軽視してはならない。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

理解積み上げ型の科目とそうでない科目がある

2016年9月12日 月曜日

理解積み上げ型の科目

 

これに対して、もう一つのグループがある。

 

進度とともに難易度がアップしていく科目である。

数学や英語、そして物理や化学といった科目である。

 

数学や物理や化学の参考書はもちろん、英語のリーダーの教科書も、

最初の方のページの難易度と最後の方のページの難易度との間には、大きな違いがある。

 

当たり前だが、最初の方のページは易しそうに見えても、テキストの後ろの方に行けば行くほど内容の難易度が上がってくる。

 

そういった科目は、最初の方ができたということだけでは、全体の学習の見通しは立たない。

このような積み上げ式の科目は、順を追った対策が必要となるのだ。

 

理解積み上げ型の科目とそうでない科目とでは、勉強のやり方が異なるのだ。

 

 ■理解積み上げ型の科目とそうでない科目とでは、勉強のやり方が異なる

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

勉強の科目には、大きく分けて二つの種類がある

2016年9月9日 金曜日

科目には、大きく分けて二つの種類がある

 

勉強の科目には、大きく分けて二つの種類があると私は思っている。

 

一つのグループは、日本史・世界史・生物といった科目である。

地理や英語の英単語、古文単語のような勉強もこれに近いかもしれない。

 

キミたちに次のような質問をしてみよう。

 

日本史(あるいは中学校の時の歴史)を学んだキミにとって、「奈良時代と平安時代のどちらが難しかったですか」と。

キミたちは、なぜそんな質問をされるのかと首を傾げながら、例えば「平安時代」と答えるだろう。

次に私は、「平安時代と鎌倉時代どちらが難しかったか」と聞いてみる。

「鎌倉時代」とキミたちは答える。

私は続けて「鎌倉時代と江戸時代とでは」と。

「江戸時代」。

更に続けて、「江戸時代と奈良時代では」と。

「奈良時代には、律令制度があり、班田収授の法」があったね、などと言おうものなら、質問された諸君は、「奈良時代」と答える。

 

じゃあ結局何時代が一番難しいのか?

 

何が言いたいかというと、日本史・世界史・生物といった科目は、教科書の最初の方と、最後の方とで、難易度がほとんど変化しない科目なのである。

最初の方と同じ様な調子で、教科書の最後の方まで同じように勉強し、理解することができる科目なのだ。

つまり、日本史や世界史といった科目は、例えば予備校や学校の先生の授業でも、参考書選びであっても、良い方法を早い段階に見つけることができたら、勉強が進む途中で内容が難しくなることはないのだから、淡々とその方法、つまり最も効果が上がる勉強を繰り返していくことで成績アップを図ることができるのだ。

 

フリーステップを運営する開成教育グループは、代ゼミサテライン予備校も運営している。

そして、それを併設している教室もいくつもある。

これらの教室で日本史や世界史や生物と言った科目を体験してみよう。

授業を体験して、「これなら分かる」「分かりやすい」と思えたら、きっと最後までキミはその科目を同じペースで理解して、学力を伸ばし続けることができるだろう。

 

■日本史や生物は効果的な勉強法を見つけたらそれを推し進めろ
フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

国語の苦手は無痛で自覚症状が出にくい

2016年9月5日 月曜日

国語の特徴は「無痛」であること

 

異常に対して、国語は痛みを感じない。

「無痛の病気」と考えてもよい。

 

だから、自分が「国語ができない」という病気にかかっていることすら気がつかない。

だから、対策をしない、勉強を後回しにする。

 

私は、いつも国語が不得意と言っている生徒に同じアドバイスをする。

 

「国語の勉強も軽視せず、毎日少しずつでも時間を取ってしっかりやりなさい」というアドバイスだ。

 

一週間も二週間も英語や数学の勉強をしないという生徒は、まずいない。

 

しかし、現代文の勉強となるとそういう生徒が、かなりいる。

 

現代文が苦手だという、ある生徒に勉強法のアドバイスをした。

それから二週間も三週間もたってから、「あれからどんな勉強したか」と聞くと、まだ現代文の問題をそのアドバイス後、一問も解いていないと答えた。

彼は、特に不真面目な生徒というわけではない。

ついつい、後回しにしてしまう科目が、国語、そして現代文なのである。

 

塾生が受講するのは、圧倒的に数学と英語が多い。

この2つは、成績の差がついていることが、意識させられやすい科目なのだ。

ならば、数学が一番難しいのかというと、センター試験の科目別平均点は、いずれも同じ60%前後である。

数学の問題が特に難しく、国語が簡単というわけでは全くない。

どの科目も、センター試験の受験生の平均点はほぼ同じだ。

症状は違うが結果としての点数は、同じになる。

 

何が違うかというとその科目の準備のためにかかる時間が違うのである。

そして数学や英語は、基礎からしっかりと積み上げていかなければ、できない科目だというところが、他の科目と違うのである。

けっして問題が易しいか難しいかの違いではない。

 

キミは、国語の勉強を軽視していないか?

そんな国語への取り組みで、本番で合格点を取ることができるのか?

 

■国語の苦手は無痛で自覚症状が出にくい

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦

「鈍い痛み」を伴う英語

2016年9月2日 金曜日

英語科目の特徴

 

英語は、「鈍い痛み」を伴う病気に例えられるだろう。

 

数学ほどの、鋭い痛みはないが、いつも英語には鈍い痛みがある。

自分が、英語が苦手なのか得意なのか、何となくすっきりしない気持が続く。

 

辞書を使って、単語の意味を調べれば、なんとなくは文意が取れる。

しかし、先生の訳とは微妙に違う。

文の構造がわからない。

 

先生は、英語も日本語と同じように、前から読んで行けという。

後ろから読む人は誰もいないのだから、自分も前から読もうとするが、読めている気がしない。

 

文法になると、なぜここで「現在分詞」を使うのか、なぜここでは「過去分詞」を使うのか、なぜここでは「不定詞」を使わなければいけないのかわからない。

 

穴埋め問題の全部を間違えるわけではないけれども、分かった気がしない。

 

実はよくわかっていないのではないかという意識が、いつもある。

 

そういう状態だから、学校の英語の定期テストなら教科書の本文を覚えているので、下線部を訳せという問題にも答えられるが、学校外の模擬試験で新しい初めて見る英文に出会うとさっぱり読むことはできない。

辞書を使ってすべての単語の意味を調べたのに訳せない文がいっぱいある。

 

■英語の苦手は鈍痛を伴う

フリーステップ香里園駅前教室チーフ  松本克彦