一つひとつの文法事項には「値札」がついているとイメージしよう

2016年12月26日 月曜日

様々な文法事項には、それぞれ「値札」がついているとイメージしよう

 

単語ひとつが100円と仮定して欲しい。

私は、例えとして、「英語で合格点を取るには100万円貯めろ」と講演会などでよく話をする。

単語だけで100万円貯めるには、1万語覚える必要がある。

ひとつ500円~600円もする高級な単語もある反面、一山10円といった安物の単語もある。

熱帯魚の名前や恐竜の名前などいくつ覚えても、大学受験には一山10円だ。

 

これに対して、文法事項には、かなり高額な、つまり値段が高い項目がある。

 

例えば、感情表現の他動詞は「(物が、人に)~させる」という意味になっているなどだ。

この知識だけでも軽く5,000円はする、価値ある知識だ。

 

そういう重要な項目を優先的にまず勉強していくのだ。そうするとキミは早く100万円を貯めること、つまり英語の力をつけることができるのだ。

 

個々の単語や様々な文法事項には、どれにも「値札」がついているとイメージしよう

 

どうすれば、その価値ある知識を早く得ることができるのか。

 

開成教育グループの授業を受けることが最も有効な手段だが、薄い参考書や薄い問題集を使うのも手だ。

 

分厚い参考書だと、あれもこれも載っていて重要な項目が見えにくくなっている。

これに対して、薄い参考書は、大切なことしか載せられないので、重要な項目に早くアプローチするには有効だ。

特に入試問題に精通している予備校の講師が書いている、「重要項目○○」というような参考書を用いるのも良いかもしれない。

ただ、その筆者の意識が、文法の原則を踏まえて、それも紹介した上で例外や入試頻出項目を指摘しているのなら良いが、例外的な用法ばかりを「これを知っているか?あれは知っているか?」とばかりに、並べた「薄い問題集」は、文法のおさらいには不向きだ。

開成教育グループに通っていいる生徒なら、その先生たちを信じて、文法の中の価値ある知識をどんどん教えてもらうことが一番だろう。

開成教育グループの先生たちから、文法の中の価値の高い知識から優先して教えてもらおう

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フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

英語学習の基本は、根本となる文法だ

2016年12月23日 金曜日

英語の基本は、根本となる文法だ

 

英語の基礎といえば、文法になる。

英単語と文法の大切さは、受験生にいくら強調しても強調しすぎることにならない。

英語を軽視した受験計画はありえない。その根本を固めるのが文法である。

 

特に文法を軽視するようなアドバイスには要注意である。

ここで言う文法とは、

「ガチョウgooseの複数形が、geeseであり、バクテリアbacteriaは、bacteriumの複数形だ」などといった、細かな知識ではない。

不定詞の意味上の主語とか、名詞を修飾する現在分詞と過去分詞の違いなど、英語の根本となるような文法だ。

 

自分の話になるが、私は、高校時代、英語の文法という名前の授業を受けたことがなかった。信じられないかもしれないが、私の出身地である北河内地区では、私が高校を受験する頃、「地元集中」という中学校教師たちの運動があり、高校受験を地元の特定の公立高校しか受けさせないという極端な政治運動があった。(「地元集中」についてはWikipediaをご参照ください)

地元に、元々公立高校が少なかったこともあり、私は、その制度に従って公立の新設高校に進学したのだが、当然、高校内での生徒の学力差は極端に広かった。そういう事情を背景にしたのか、私の高校の英語の教師が、実験的な授業を強行したのだ。5文型も仮定法も分詞構文もいっさい触れず教えず、理屈としての文法を教えないで英語の授業を行ったのだ。さすがに、現場から反省の声が上がり翌年の生徒からは、普通の高校と同じカリキュラムに戻ったのだが。

おかげで私は、英語が全く分からないまま高校を卒業し、大学受験では英語には本当に苦労した。なんとか難関と言われる大学には合格できたが、大学合格後も深刻な英語コンプレックスが残った。

 

しかし、大学入学後、塾で英語を教える立場になり、文法を独学で学び始めると、一気に英語の理解が進んだ。

受験を離れた立場だったからこそ、英文法の総復習は可能になったのだ。しかし受験を勉強やっている最中ならば、キミたちにとってそれは非常に難しいだろう。

そういう経験があるので、学校の教師が独りよがりの勝手な授業をやっているなどという話を聞くと、心底怒りがわく。

 

キミの文法の理解が不十分なら、当塾の授業を受けて自分の弱点や理解していない部分をきちんと勉強し直す必要があるだろう。

自己流ではなかなか英文法のような、理屈で理解する内容は理解しにくいものだからだ。

私は、文法軽視、いや文法無視というような高校生活を経験したがゆえに、文法の大切さが分かる。キミたちはゆめゆめ文法をおろそかにしてはならない。

 

しかし、このブログで7月に書いた「2:8の法則」のところでも触れたように、英文法でも、抹消的な知識ではなく、英語を読むためや英文を書くために必要な幹となる知識は、けっして膨大なものではない。

早めに、英文法の「骨格」を学び、マスターしておこう。

 

重要な2割を優先して学習することで、英文法の学力は一気に増加する。

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

「単語を覚えた」とはどの程度のレベルを意味するのか

2016年12月12日 月曜日

「単語を覚えた」とはどの程度のレベルを意味するのか

 

単語は、どの程度のレベルまで覚えなければいけないか。

どの程度まで覚えたことで「覚えた」と言えるのか。

 

「派生語まで覚えろ」

「代表的な意味だけではなく、様々な他の意味も覚えろ」

「語法も覚えろ」

様々な、意見があるだろう。

 

もちろん、文法的に重要な語法を持つ語や、代表的な多義語は意識的に語法や他の意味も覚えなければならないだろう。

 

fineは、「素敵な」という以外に「細かい」や「罰金」などの意味もある。

 

しかし、圧倒的多数の語は、実はだいたいの綴りと意味が分かっていれば、十分なのだ。

 

英語の教師の中には、その意見に対して批判的な人も多いだろう。

「単語は、一つずつ、正確な綴りと発音を覚えないとダメだ」と。

 

しかし、われわれの日常生活を考えてみよう。

私など、パソコンを使って文章を書くようになってから、漢字を書く力がめっきり弱くなっている。

書けない漢字が非常に多くなってしまった。

 

恥ずかしいが、自分の打ち明け話を書いてみよう。

実は、先日、「いわかん」という漢字を手帳に書くことができなかった。

「異和感」と書いてみたが、かなりの「いわかん」を感じ、しばらく考えて、ようやく「違和感」にたどり着けた。

 

私は、年間、最低でも百冊の本を読んでいる。こんなブログも書いている。

しかし、漢字を書けと言われたら、パソコンのせいばかりとは言わないが、全く自信がない。

 

でも、書けないからと言って読めないことなど、あたりまえだが全くない。

読むことに支障は全くない。

 

つまり、漢字には読めたら何とかなるものが大変多いのだ。

 

読めるレベルと書くレベルとでは全く違う。

難しい言葉を漢字で書くことができなくても、私たちは日常生活で困るということはあまりない。

新聞も読めれば本も読める。

 

そういうふうに、割り切ってみよう。

 

単語の暗記も、肩の力を抜いて軽く覚えるという姿勢もけっして間違いではないと、私は思っている。

英語の長文を読むときに単語の意味がわかれば、綴りがすこしあやふやでも読めるのというのと同じだと思っていこう。

 

学校の単語テストで出される単語にはそういう訳にはいかないだろうが、

どんどん数を覚えなければならないときには、そういう割り切りも時には「あり」だと言っておこう。

 

■単語暗記は肩から力を抜いて覚えるのも一つの方法だ

 

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

単語集から覚えた単語を「探す」ということ

2016年12月9日 金曜日

単語集から覚えた単語を「探す」ということ

 

「覚える」ではなく、「探す」という言い方に違和感を持った諸君もいるかもしれない。

詳しく書いてみよう。

 

最初から、もう一度、キミが印を付けた単語集を読み直す。

 

すると、不思議なことに、○印が◎印に、無印が◎印や○印に記号を変えても良いものが、次々に見つかるはずだ。

 

「一度見ただけで、覚えられるはずがない」と思うだろうが、意外にそういう訳でもない。

そして、手元の手帳の勉強している日にちの空欄に「正」の字を書いていく。

 

この単語は、「◎印にしても良いな」と思う単語が出るたびに、

単語集の方には◎印を付け、手帳の方には「正」の字を一画ずつ書いていく。

 

新しく◎印を一つも付けることができないページが続くこともあるだろう。

しかし、20個、つまり「正」の字が4個できるまで、がまんして単語集のページを繰っていくのだ。

 

20個の単語に新しく◎印を付けるために、キミはひょっとしたら30ページも40ページも後ろまで、単語集のページを繰らないと新しく覚えた単語を見つけられないかもしれない。

 

でもそれでよいのだ。

 

30ページも新しく覚えた単語を探す作業をするだけで、その作業自体が単語学習になっているのだ。

 

覚えたという基準は、綴りが再現できることと、正しい発音ができること、その際にアクセントのある部分の発音がちゃんとできることが大切だ。

正しい発音は、電子辞書で確認しておこう。

これらができて、とりあえず、それで1個単語を覚えたことにしよう。

 

もちろんそのときに、その単語の使用上のポイント、例えば、語法などを覚えることができれば最高である。

 

ただ、完璧主義に走ってはダメである。

 

さて、この方法で学んでいく過程で、これはちょっと簡単には覚えにくいなと思う単語がでてくるだろう。

これらについては、語源を紹介しているテキストなどの索引ページでその語を探して、語源からのヒントを得ておくのも良い。また、ダジャレを活用した参考書の索引ページでその語を探して、暗記の手助けを受けるのも効果的な方法だ。ダジャレを単語集に書き込んで暗記に役立てよう。

 

こうして、1日に20個覚えるという作業を2~3ヶ月続けてみよう。

キミの単語力は、びっくりするくらい付くはずだ。

 

いずれにせよ、ある単語集で、「今までに覚えた50ページまではすべて暗記できているが、51ページからうしろの単語は一つも知らない」というような形の勉強はよくないと思って欲しい。

「50ページまではしっかりと覚えた。同時にその後ろの50ページの単語もぼんやりとだが、かなりの程度は見慣れてきた」というような状況を常に作っておくのが理想である。

 

■どうしても覚えにくい単語は、語源やダジャレで覚えよう

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フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

単語集を使って毎日20個単語を覚える効果的な方法

2016年12月5日 月曜日

単語集を使って毎日20個単語を覚える効果的な方法

高3ともなると、受験日が近づき、単語学習ものんびりしたことは言っていられなくなる。
毎日、20個くらいは覚えていかないと、単語集を終わりきることができず、試験に間に合わなくなる人も多いだろう。

一日20個の英単語を確実に覚える方法がある。
そんな本格的な単語学習の方法をここで伝授しておこう。

まず、今までにどれだけの数の単語を覚えていて、どのくらいの数をこれから覚えなければならないのか、
全体像を明確にしておくことが大切である。

まず、1冊単語集を購入する。
その単語集は、メジャーなものを選ぶに越したことはない。

なぜなら、多くの受験生たちは、単語集は同じメジャーなものを使っているからだ。

例えば、キミが受験中に知らない単語に出くわしたとしよう。
その単語が、メジャーな単語集の前の方に載っていたら、キミのダメージはかなり大きいと覚悟しなければならない。
多くの受験生が知っている可能性が高いからだ。

そして、その単語集の最後のページまでを一気に一通り目を通す。
そのときに、知っている単語にチェック印をつけていこう。
すでに覚えているものには◎印を、見たことはあるが曖昧なものには小さな○印を、知らないものには印をつけないでおく。
そして覚えている◎印の単語の数をカウントする。そして、小さな○印や覚えていない無印の単語の数もカウントしよう。
この作業には、かなり時間がかかってしまうかもしれないが、頑張って最後のページまでこの作業をやりきろう。

さて、この作業によって、キミの単語集の単語は、すべて◎印と○印と無印のもので、分類された。
これができて初めて、キミがこれから覚えるべき単語勉強の総量がわかるのだ。

この、○印と無印のものをいつまでにすべて覚えきるか、つまり◎にすることができるかが、キミの日々の単語学習の目標となる。

同じ単語集を与えられても、すでに半分以上、あるいは8割以上わかっている人もいれば、まだほとんどの単語を覚えていない人もいるだろう。

しかし、ここで覚えていない単語の数が多すぎると言って、嘆く必要はない。
私の経験から、高校3年生の春の段階で、単語集を1冊、80%以上覚えているなんていう優秀な生徒は、一部の帰国子女を除いて、まず「いない」。
実は、そんな生徒には、ほとんど出会ったことがない。
未知の単語が多いのは、皆同じだ。
進学校と言われている高校の生徒であっても、実は高校三年生の初めごろでも、単語数の最初から100番までの間ですら、せいぜい80個程度しか覚えていないものだ。

翌日からキミは、単語集の始めのページから、新しく覚えた単語を「探す」作業を始めるのだ。

■新しく覚えた単語を印を付けた単語集から「探す」作業を行う

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フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦

英単語の覚え方のダメな方法、うまい方法

2016年12月2日 金曜日

単語学習でうまくいかないやり方とは

たいていの受験生は単語や熟語の力が弱い。
それは多くの受験生にとって共通の課題だ。
だから、単語力がないからといって、そんなに必要以上に落ち込むことはない。
みんな同じような状態だと思えばよい。

ただし、本格的な単語学習を始める際に、多くの生徒が、次のようにうまくいかないことが多い作戦を立てがちなので注意しなければいけない。

それは、例えば毎日10個ずつ単語を覚えていく。そうすると1ヶ月で300個、そうすると3ヶ月で1000個覚えられる、などというような作戦だ。

しかし、それは多くの場合、計画通りにはならない。
なぜならば、人間の脳というのは、そういうふうに都合よく作られていないからだ。

例えば、キミたちのクラスに友達が40人いるとする。
毎日4人ずつ、名前や趣味そして好きなアイドル名やスポーツなどを聞いて覚えていけば、10日も経てば、全員のことを趣味なども含めて覚えられることになる。

でも、そんなふうには、友達のことを覚えたりしないだろう。

全員の顔を知り、そして話をしたり、一緒に授業を受けたりしているうちに、
一人ひとりの名前や性格をなんとなく覚えて、4~5日後に、全員の名前と顔とが一致するというのが普通だ。

まず全員の顔、40人の顔を知ることが大切なのだ。

それは、単語の学習でも同じことで、まずはいくつかの単語をだいたいでよいから覚えるようにするのだ。
そして同じ単語を次の日も覚えるようにする。

正確に一つひとつ、きっちりと覚えるように意気込むとなかなか続かないものなのだ。

単語はざっくり覚えて、徐々にきっちり詰めていく

フリーステップ香里園駅前教室チーフ 松本克彦