私は受験を終えて「作戦をしっかりと立てること」と「最後まで強い意思を持ってやり遂げること」が重要であると感じました。
1つ目の「作戦をしっかり立てること」の中での「作戦」は主に2種類あると考えています。
第1に勉強を進めていく上での作戦です。夏休みや冬休みなどの長期休暇期間では苦手科目の克服や得意分野の確立など明確な目標を定めて計画を立てることにより効率的に勉強することができます。
第2に受験で合格するための作戦です。私の受けた国立大学は共通テストの配点が900点で2位試験での配点が400点だったので12月から共通テスト本番までは共通テスト対策に専念しました。具体的には実践問題集を10回分以上とき、苦手だった数学はセンター試験の過去問も加えて15年分程度ときました。また、日本史や理科基礎などは共通テストの形式に合わせて勉強するようにしました。私立大学の入試では自分にとって最も有利な日程や方式を選択することが大切だと思いました。
2つ目の「最後まで強い意志を持ってやり続けること」はいま受験を終えて最も重要なことだったと思っています。私は第1志望校の前期日程で落ちてしまいました。しかし、早く受験から解放されたい欲望を抑えて勉強することにより何とか後期日程で第1志望校に合格することができました。この時、共通テストリサーチがE判定だったにもかかわらずどうしても第1志望校に行きたかった為、反対意見を押し切ってまで後期日程も第1志望校に出願して本当に良かったと思いました。まぐれでの合格だったのかもしれませんがどうしても合格したいという強い意志があったから合格できたのだと思っています。
受験勉強はしんどいですがやり切った後の喜びは一入です。どうかこの2つのことを心の片隅にとどめて頑張ってください。