自分が本格的に受験勉強に取り組んだのは、高3の5月の中旬で部活の関係で夏に入ってからより力を入れてやり始めました。
自分が一番伝えたいことは、何よりも基礎が大事だということです。自分は特に英語でそれを経験しました。長文の方は高2の冬から始めていたので、単語力がつくにつれどんどん読めるようになったのですが、文法問題に穴があり、自分ではできていたつもりでも実際には、あまり得点できておらずセンター試験の文法も満足にできていませんでした。それに気づいたのが9月に入ってからで、そこから必死にネクステージに取り組み、大変苦労しました。けど、その甲斐あってセンター試験はもちろん、大抵の文法問題に手を焼くことはなくなりました。しかもそれが長文問題にもつながり、それまでのような「読めてるけど問題が…」というのがなくなりました。「早く長文読まな。」とか「応用しないと。」などの気持ちはわかりますが、私のような経験をしないためにも自分の力を過信せずに、夏は基礎固めに徹してください。
自分が合格したのは関西大学なのですが、元々の第一志望は違う大学でした。12月に公募推薦の結果や自分の学力とをふまえて、関西大学を第一志望に変更しました。志望校変更するには遅めの判断でしたが、関西大学の問題は自分に合っていたので、うまく対応でき合格につながったのだと思います。しかし、これは運がよく稀な例だと思いますので、志望校変更は慎重に行ってください。
大学受験は、みなさんが思っているよりとても残酷です。私の知人でも明らかに自分より努力していた人や高校1年生の頃から関西大学を目指していたのに落ちてしまった人がいます。「自分はそんな難しいところへは行かないし」などの考えをもっている人も要注意ですよ。そのような人が落ちた例もたくさんあります。
自分の最善を尽くしてください。結果がどうであれ自分にとって大変強い力になります。がんばれ!