大阪府公立高校入試ガイド 2026年版
2026年02月11日 更新
目次
1. 入試スケジュール:2月と3月の違い
大阪府の入試は、志望する学科によって「特別選抜」と「一般選抜」に分かれます 。
特別入学者選抜(2月実施)
- 対象学科: 工業、音楽、体育、芸能文化、演劇、総合学科(エンパワメントスクール)など 。
- 試験内容: 学力検査(5教科、各45点満点の計225点)+ 調査書 + 実技検査や面接 。
- 出願期間: 2026年2月16日(月)〜17日(火) 。
- 学力検査: 2026年2月19日(木) 。
- 合格発表: 2026年3月2日(月) 。
一般入学者選抜(3月実施)
- 対象学科: 普通科、文理学科、理数科、国際文化科、総合科学科など 。
- 試験内容: 学力検査(5教科、各90点満点の計450点)+ 調査書(450点満点)。
- 出願期間: 2026年3月4日(水)〜6日(金) 。
- 学力検査: 2026年3月11日(水) 。
- 合格発表: 2026年3月19日(木) 。
2. 合否判定の仕組み:総合点の計算方法
合否は「学力検査の点数」と「調査書(内申点)」の合計点で決まります 。
内申点の計算(中1からの成績が重要!)
大阪府では中学1年生から3年生までの成績がすべて評価対象となります 。
- 比率: 1年:2年:3年 = 1:1:3 。
- 計算式: (中1評定×2) + (中2評定×2) + (中3評定×6) = 最大450点 。
- ポイント: 中3の成績が全体の6割を占めるため、受験学年の頑張りが合否に直結します 。
5つの「比率タイプ」
各高校は、学力検査と内申点の比率を以下の5タイプから選択しています 。
- タイプI (7:3): 当日の試験重視(文理学科や上位進学校に多い)。
- タイプII (6:4): 当日の試験をやや重視。
- タイプIII (5:5): 試験と内申を均等に評価。
- タイプIV (4:6): 内申点をやや重視。
- タイプV (3:7): 内申点を最大限に重視。
3. 学力検査:問題の種類(A・B・C)
国語、数学、英語の3教科については、難易度別に問題が作成されています 。
- A問題(基礎): 基本的な知識を問う問題が中心 。
- B問題(標準): 基礎〜標準的な内容で、適切な表現力も問われる 。
- C問題(発展): 高度な思考力と数学的処理、速読力が必要 。
- 英語資格の優遇: 英検2級などの保持者は、C問題採択校の入試で点数が読み替えられる措置があり、年々利用者が増えています 。
C問題(発展)採用校一覧(英語)
池田、春日丘、八尾、富田林、泉陽、和泉、北野、大手前、高津、天王寺、豊中、茨木、四條畷、生野、岸和田、住吉、千里
4. 最新の入試傾向(2025年度振り返り)
昨年度の入試結果から見える重要なポイントです。
倍率の二極化
- 最高倍率: 豊中高校が1.49倍で、2年連続の府内最高となりました 。
- 定員割れの増加: 私立高校の授業料無償化の影響で公立離れが進み、128校中65校が定員割れとなりました 。
- 激戦校: 春日丘(1.46倍)、四條畷(1.44倍)、北野(1.27倍)などは依然として高い人気を保っています 。
ボーダーゾーンと自己申告書
総合点が募集人数の90%から110%の間に入った受験生は「ボーダーゾーン」と呼ばれます 。
- ここでは、提出した「自己申告書」の内容が、学校の「アドミッション・ポリシー(求める生徒像)」に合致しているかが重視されます 。
