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開成教育グループ

2018年度 Pass Lab in summer実施レポート

2018.06.12

2018年5月26日(土)、フリーステップ初開催となる『Pass Lab. in Summer』を大阪・滋賀の2会場で実施しました。

初開催ということもあり、当日は多くの生徒に参加いただきました。

Pass Labとは?

受験生の多くが『もっと早くに勉強を開始していれば』という後悔を持っています。
そんな後悔をさせないために、「大学受験に強い」フリーステップの研究機関である教育技術研究所が、高校2年生を対象に、最新の大学入試結果や次年度の入試スケジュール、各大学の入試方式の説明、志望校決定の方法をデータに基づいた受験計画や、受験生として高2の夏にしなければならない学習を科目別にお伝えするイベントです。
そしてきちんと行動を起こしてもらうために、夏休みの学習スケジュールを実際に立てていただきます。

正しい勉強とは?

信号機の赤色がどこにあるでしょうか。歩道側(左)だったか道路側(右)だったか意外に思い出せないのではないでしょうか?

答えは道路側です。これは歩道側だと街路樹等で見えにくくなってしまうからです。単に記憶で道路側と覚えるのと理由を知ったうえで道路側と覚えるのとでは、定着に大きな違いがあります。つまり原理(理由)を理解するとあいまいな記憶も確固たる記憶に変わります。

このことを受験勉強に当てはめると、例えば一般的に暗記科目と言われる歴史も、なぜその出来事が起こったのかを知ったうえでその名前や関係者など覚えるとしっかりと記憶として定着します。

入試に向けた情報、スケジュールをお伝えする前にまずは『質の高い勉強』とはどういうことなのかをお伝えしました。

大学入試を取り巻く環境

まずは現在自分たちがどんな状況に置かれているかを知ってもらい、受験勉強を始める動機づけを行いました。

人口は減少傾向を辿る一方、大学の数は増えています。これだけを聞くと、大学に入りやすくなったように聞こえます。しかし実際は有名な大学や都市部の大学に志望が集中し、これらの大学は定員の厳格化もあり、難化しています。

また大学入試共通テストの導入により、現高2生は浪人をしてしまうと不利になってしまうこと、成績上位の生徒が浪人を避けるため、国公立1本で考えていた生徒が、滑り止めとしての私学受験を考えること、中堅クラスの大学の難易度が上がる可能性が高いことなどをお伝えしました。

ガイダンスが進むにつれ、参加者の表情はだんだんと険しくなっていくようでした。

自分たちが置かれた状況を知り、考え込む参加者たち

大学入試への学習スケジュール

大学入試を取り巻く環境が厳しいと悲観しても何もかわりません。ここからが『Pass Lab』のメイン。自分たちが置かれている状況を認識してもらった後は、その状況に負けないため何をすべきか、参加者同士のディスカッションと学習プランナーの指導を行いました。

日々の勉強スケジュールから入試本番から逆算した勉強スケジュールなど、第一志望校合格のため、参加者同士話し合いながら作成しました。

お互いのスケジュールや学習プランナーの指導を食い入るように確認する参加者

『そんな隙間時間の使い方があるんだ』『そんな時間まで勉強するんだ』など、他の人のスケジュールを見て、新たな発見をした生徒や、学習プランナーの指導で受験勉強の仕方を理解できた生徒など、多くの参加者が、入試に向けて有意義な時間を過ごしていました。

次回は9月29日(土)に開催予定です。今回参加できなかった方はぜひ次回参加してみてください。

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