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開成教育グループ

開成教育グループ代ゼミサテライン予備校 保護者会 実施レポート

2018.09.21

大学受験専門館 代ゼミサテライン予備校にお通いいただいている保護者の方を対象に9月8日(土)、9日(日)に「2018年度保護者会」を実施いたしました。

今年度は梅田・天王寺・神戸・草津・大津京・彦根の6会場で実施し、両日とも天候に恵まれない中、たくさんの保護者の方々にご参加いただけました。ありがとうございました。

会場の様子

私立大学入試難化に伴って

ここ最近よく話題に上がる「私立大学の定員厳格化」について具体的な数値を用いてお伝えさせていただきました。

難関私大合格者数の推移

2018年度と2017年度の合格者を比較したところ、関関同立の4大学だけで8,000人以上合格者が減っています。この流れは関関同立だけでなく、産近甲龍やその他私立大学も同様の傾向で、定員厳格化に伴い合格者の学力はここ数年どんどん上がってきています。例えば産近甲龍に合格している生徒のセンター得点率を2018年度と2015年度で比較してみたところ、なんと30点近く上昇していました。

私立志望者はもちろん、国公立志望者も併願で私立大学を受験することがほとんどなので無関係ではありません。今年度の私立大学入試はさらに合格者を減らすことが予想されているので、私立志望・国公立志望問わず例年以上に早期対策を心がけて、時間的余裕や精神的な余裕を持つことが大切だとお伝えいたしました。

受験校を決めるときの考え方

関関同立受験回数と合格率

また、受験校の選定の基準や推奨している受験回数についてもお話しいたしました。 志望大学を「挑戦校」「相応校」「安全校」にカテゴライズし、その上で受験校を選定していきます。 私立大学志望者であれば、挑戦校はチャレンジできる回数ギリギリまで受験しますが、その分安全校の受験回数を減らし、全体のバランスを取ります。

国公立は私立受験のように何度もチャレンジできないので、私立大学の相応校・安全校の受験回数をしっかりと確保し、押さえの大学でしっかりと合格を取ることで、安心して国公立の相応校や挑戦校に挑むことができます。 ただ先述の私立大学難化に伴い慎重に受験校を選定する必要があるため、過去の生徒の成功例と併せて、今後の指導方針を共有いたしました。

受験後半戦に向けて

受験時のコミュニケーション

会の後半では今後の学習指導スケジュールや個別指導との併用学習の推奨、開成教育グループで実施しているイベントなど、これからの過ごし方について詳しくお話いたしました。 中でも受験期の親子のコミュニケーションについてのアンケート結果は、皆様非常に関心を持って聞いてらっしゃいました。「入試直前、親に言われて嫌だったフレーズは?」というアンケートでは「勉強できてるの?」や「勉強しなさい」「受かると思ってるの」などが上位にランクイン。頷いたり苦笑いする保護者の方が散見されました。

私立大学の定員厳格化など、今年度はこれまで以上に過酷な戦いが予想されています。しかしだからこそ、受験後半戦を乗り越えていけるよう、きちんと計画を立てる必要があります。そしてその計画を実行するには生徒の力だけでなく、保護者の方の力も必須となってきます。教室での三者面談だけでなく、このような会を通じて保護者の皆様とより多くの情報を共有して、第一志望合格に向けて全力でサポートしていきます。

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