関関同立英語答案作成練習会2019 実施レポート
2020.01.10
関関同立英語答案作成練習会とは?
2019年12月8日(日)、12月22日(日)、関関同立英語答案作成練習会を実施しました。
近年、大学入試改革直前による安全志向の高まりや入学定員厳格化などの影響により、難化傾向にある関関同立一般入試。 その中でフリーステップでは試験本番の雰囲気を感じてもらうため、各大学にご協力いただき、 実際に入試を受ける関関同立各大学キャンパス内の教室を使用し、赤本には掲載されていない実際の入試問題の演習と講義を通じて、 試験の形式と問題形式に慣れつつ、各問題の解答時間の配分や一人ひとり違う弱点を分析し、入試本番での得点力アップを狙う勉強会を実施しています。
それが関関同立英語答案作成練習会です。
当日の様子
練習会はまずガイダンスから始まります。 ただ単に解答の練習をするのではなく、なぜ練習会を実施するのか、その意味を理解したうえで参加するのか、 理解しないまま参加するのとでは、大きく成果が変わるため答案作成練習会の目的・意味の説明などを行いました。
答案作成練習会の目的
- 本番に限りなく近い状況で入試問題を解くということを経験し慣れる
- 入試問題を解答する際に時間配分や解答順序の観点での戦術を学ぶ
- 冬期講習、直前期の課題を明確にし、受験までの効率的な対策につなげる
ガイダンスの後は、過去問を使用して問題の解答を行いました。 最初の解答は大問ごとに時間を区切って実施しました。こうすることで各大問の解答にどれだけ時間を使っていいのかを感覚的に身につけることができます。
解答中は、すらすらと解答をしていく生徒、全く解答が進まない生徒、問題用紙に多くの書き込みをしている生徒などさまざまな様子が伺えました。 しかしどの生徒も本番の試験を受けているかのように、表情は真剣そのものでした。 休日の大学構内の静まり返った雰囲気の中、普段模試などを受験しているときとは、違った雰囲気を感じているようでした。
解答と自己採点が終了した後は1:1の指導で各生徒の答案分析、問題解説と課題克服のための指導を行いました。 熱のこもった講師の指導に、生徒たちは頷きながら聞き入っていました。 その生徒の姿を見て、指導する講師も一層指導に力が入っているようでした。
解答は違う問題を使用して3回行われましたが、回数を重ねる度、生徒は自分の解答に何が足りなかったのかを理解していました。
- 関西大学 +22.6点(+11.3%)/200点満点
- 関西学院大学 +24.2点(+12.2%)/200点満点
- 同志社大学 +25.0点(+12.5%)/200点満点
- 立命館大学 +10.8点(+9.0%)/120点満点
練習会終了後、参加した生徒の得点率は、特に新しい知識を教えていないにも関わらず、 1回目と最後の解答とでは大幅に得点率を向上させることができました。
各大学の入試担当者から各大学の説明も開催
立命館大学、関西大学の会場では、直接大学の入試担当者の方からの説明会が実施されました。 一般的に知られていることから、この説明会に参加しないとわからない情報まで、さまざまなお話をしていただきました。
- 3回の答案作成と答案分析で対策すべき箇所や、逆に自分ができている箇所が明確に分かったので、今後の勉強の方針を立てやすくなった。
- だんだん点数が上がっていくのが実感できたし、先生がしっかり分析してくれた
- とてもためになった。学べたことが多かった。解き方をいくつも教えてもらったり、どのように勉強すべきか教えてもらったりしてとても充実した練習だった
- 問題を解くテンポを身につけられた。苦手なことがはっきり分かった。点数が上がり自信になった。
フリーステップではこのような学習イベントを通じて、第一志望校に合格できるよう、指導してまいりたいと思います。
※掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。