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受験を勝ち抜く戦術を見つけることが合格への第一歩

板宿教室 学習プランナー

足立 翔先生

好きな言葉 「燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」

「小人物に大人物の志は理解できない」という意味で使われます。
そこだけ切り取るとすごく偉そうにも聞こえますよね。この言葉は中国の「史記」で陳渉という人物が言ったとされています。彼は雇われ小作人時代に「偉くなってもお前を忘れない」と仲間に言ったところ嘲笑され、この言葉を言ったそうです。しかし彼は後年農民の反乱を指導し実際に王位につくまで上りつめました。陳渉の揺るがない信念と実行力は決して傲慢さからではない、信念から来ていることに魅力を感じるエピソードです。

生徒に伝えたいこと

これまで多くの生徒と出会っていく中で「複数の生徒から聞く共通の言葉」がたくさんあります。
その中の一つが「志望校は~大に行けたらいいなぁ。でも自分の成績なら無理なので今のところは未定です。」という言葉です。皆さんの中にもそんな思いを抱いている人はいませんか?
しかし、その判断は明確な根拠をもって出来ていますか?今の自分の成績は得意不得意科目・単元も含めて判断出来ていますか?自分の「本当の第1志望校」のハードルの高さや傾向も確認出来ていますか?

またしても故事成語ですが、「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という言葉があります。敵のことを良く知り自分の情勢もよく理解できていたら何度戦っても勝てるという戦に関する言葉です。
自分の成績だけ見ていても、志望校の情報だけを知っていても足りないのです。つまり、「今の自分」というスタートと「行きたい志望校」というゴールが明確であることが大事なのです。
改めて模試個票などで自己分析をしてみてください。そして志望校の過去問をよく見てください。

スタートとゴールが決まったら後はどうやってゴールにたどり着くか、その道のりを考えていきましょう。塾に通うのもその道のりで選ぶことができる選択肢の一つだと思います。私たち代ゼミサテライン予備校はみなさんの「道のり」に寄り添い、一人ひとりがゴールに辿りつく瞬間に一緒に喜びたいと思っています。ゴールまでの道筋は私たちが示すことができます。
安心して自分の夢に自信を持ってください。

そして、その上でもう一度教えてください。
「あなたの第1志望はどの大学ですか?」

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受験を通して学んで欲しいこと

受験は長期間に渡る試験勉強です。
当然、その期間にやるべきことも多いです。
ただ、その長い期間ずっと同じ温度で勉強をし続けることは大変と感じる人も多いです。試験本番が半年以上先だったりすると、「やらないといけないと思いつつ今日はこれくらいでいいかな」という気持ちが出てしまうのも仕方のないことかもしれません。しかし、その結果ギリギリになって慌てだして手遅れになってしまっては元も子もありません。

みなさんは一日始まった時点で今日の勉強内容が決まっていますか?
その日の気分で科目ややることを決めていないですか?
私は嫌いなものを先に食べて後でおいしいものを満喫したいタイプですが、それも受験において正しいかというと必ずしもそうではありません。
勉強に限らず物事を進める上で大事な判断基準は自分の好き嫌いや気分ではなく、「緊急度」と「重要度」です。

受験勉強に置き換えて考えてみましょう。受験勉強で「緊急度」の高いものといえば「このままでは全範囲の勉強が出来なくなる科目のペースアップ」や「学校型選抜など一般試験前に本番がくる科目の志望校対策」などが考えられますね。「重要度」が高いとなると「毎回自分が落としている苦手科目や単元克服」「志望校で頻出の単元・テーマ・出題方式の対策」といった感じになると思います。
この考え方でいくと「推薦入試でも使う自分の最大の苦手科目である英語」となると、「緊急かつ重要な勉強」といえますね。

この「重要度」と「緊急度」を基準にやることをあてはめていきます。
もちろんやることは具体的にしておきましょう。

こういったやることの整理は大人になっても必要になってきます。
仕事をうまく進めることが出来る人はこういったやること整理の出来る人です。
受験は大変なことも多いですがまたとない貴重な時間です。
志望校を目指しつつも将来に役立つスキルを身に着けてほしいです。

※本文中の赴任教室名・部署名は原稿当時のものです。現在とは異なる場合があります。

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