生徒に伝えたいこと
私は中学2年生からフリーステップに通い、高校2年生の2月から開成教育グループ代ゼミサテライン予備校に通っていた元生徒です。
フリーステップに入塾する前の成績は、定期テストの5教科の最高点が250点。行きたい高校は400点を超えていないと合格が難しい高校で、当時の私にとっては高い壁でした。中学3年生6月、定期テストの点数はあがったものの、学校での保護者面談で担任の先生から「その高校は諦めなさい」と言われたことを今でも覚えています。フリーステップの講師に進路相談をしたところ、「佐藤さん、みんなから応援される人になろう」という話をしてくれました。家族から、友達から、学校から、塾から応援してもらえる自分。それは、諦めずに目標に向かって努力する姿だと考えました。それからの私は塾の授業がない日も部活後すぐに塾に行き、志望校合格に向かって勉強を継続しました。雨の日には塾への送迎をしてくれ、夜遅くまで勉強をした日には夜食の用意をしてくれた両親、自習にくると毎日声をかけてくれた講師の先生、数学の応用問題をいつも教えてくれた友達、いつの間にか自分の周りには応援し支えてくれる存在が増えました。そして、コツコツと勉強を続けた結果、定期テストでの最高点は470点、直前の模擬テストではA判定をもらい、第一志望の高校に合格することができました。
高校2年生の2月からは代ゼミサテライン予備校に通いました。フリーステップでは苦手科目の問題演習、代ゼミサテライン予備校の映像授業では得意科目の問題演習と暗記科目の先取り学習を行いました。高校生の私は自分で計画を立てることが好きで、塾の授業と自習をうまく両立させるために、1か月ごとに勉強計画を作成していました。毎月の担任フェローとの面談の際に自分が立てた勉強計画を確認してもらい、アドバイスをもらい、勉強をコツコツ進めました。自分のやっていることが合格につながるのか何度も不安になりましたが、その時支えてくれたのも両親や塾の先生です。本番は目標の点数をこえることができ、無事に第一志望校に合格できました。
私はフリーステップと代ゼミサテライン予備校に通い、そこで出会えた先生方のおかげで第一志望校合格をつかみ、自分の可能性を広げることができました。次はみなさんの番です。目標に向かって頑張ろうとするみなさんを応援したいです、大津京教室でお待ちしております!
受験を通して学んで欲しいこと
一言で、「考動力」です。
大学生になると、授業の時間割は自分で決めることがほとんどです。就活生になると、自分で企業のことを調べたり、自分で予定を組んで面接を受けに行ったりすることがほとんどです。大学側からのサポートはありますが、高校ほど手厚くサポートをしてもらえるところは少ないでしょう。高校を卒業すると、「自分で」決断しなければならない重大なタイミングがこの先何度もやってきます。
「考動力」とは、「自分で計画を考えて動く力」です。これは今のみなさんにもできること、やってきたことだと思います。大学受験においても必要な力です。言い換えると、大学受験でこの力を十分につけることができると、大学卒業後の自分に必ずプラスになります。
今振り返ってみましょう。今の自分は、計画を立てて勉強できていますか?今使っている参考書はいつまでに終わらせますか?今の勉強を続けると、どんな力になるかイメージがつきますか?志望校や併願校についていつ・どのように情報収集をするか決められていますか?私はこのすべてが入塾当初はできていませんでした。みなさんはどうでしょうか。もし、自分ですべてできているのであれば、私からサポートできることは少ないかもしれません。もし、どれか一つでも自信がなかったり、もっと質や効率を高めたいものがあったりすれば、少しでも力になれることがあると思います。
どんな一歩を踏み出すかによって、自分の未来の可能性は変わります。このメッセージを読んでいただいたこの瞬間を、自分を変えるチャンスにしてほしいです。
※本文中の赴任教室名・部署名は原稿当時のものです。現在とは異なる場合があります。
好きな言葉 「点滴穿石(てんてきせんせき)」
「小さなことでも継続することによって、やがて大きな成果になる」という意味です。日々の学習が点数アップ・志望校合格につながるのか不安になることもあると思いますが、自分を信じて諦めないでほしいです。