関関同立答案作成練習会 実施レポート2014

2015.01.22

2014年12月14日と21日の日曜日、川西駅前教室他6会場で関関同立英語答案作成練習会が開催され、合計で約200名の受験生が参加しました。この練習会は1日に3回分の入試過去問を解いて、理想的な解答順序や所要時間を軸に、個々人に適した解き方の作戦を身につける事を目的としています。

私立大学の入試では、同じ大学であれば複数回実施される入試において、日程を問わず出題傾向が同じであることが多いため、複数回受験するほど問題への慣れから合格率が上昇します。京都大学に合格するような受験生であっても、私立対策に全く力を入れなかったため、併願受験した同志社大学は不合格になる事が珍しくない事からも、受験大学の問題への慣れや準備が、いかに大切かがわかります。

昨年度は関西大学と立命館大学の英語入試対策として2大学に絞った英語答案作成練習会を行いました。その結果、平均点はたったこの1日で、関西大学では10%以上、立命館大学でも6%程度の上昇が記録されました。そこで今年度はさらに関西学院大学と同志社大学も加えた「関関同立英語答案作成練習会」として開催いたしました。

 

当日は、まず本イベントの趣旨説明から各大学の入試問題の構成と到達目標、解答順と目標解答時間を説明します。

関関同立英語完全攻略合宿実施レポート2014_01

 

そのあと、入試と同じ制限時間で答案を作成します。

関関同立英語完全攻略合宿実施レポート2014_02

 

自己採点の後、先生:生徒=1:1形式で、答案分析とその生徒に向けた答案作成方法を指導していきます。

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それを踏まえて次の演習を行う、という流れで解答と解説を3セット行います。

関関同立英語完全攻略合宿実施レポート2014_04


1回目の答案作成後、思ったほど点数が取れなかったり、時間的に間に合わなかったりと、力が出し切れなかった生徒も多く、そのような生徒たちは不安そうにしたり落ち込んでいたりと様々ですが、講師によるマンツーマンでの答案分析や解説を熱心に聞き、自分の何がダメだったのか、どうすればより良い点数を取れるのかを吸収していました。2回目、3回目と解答作成では指導された内容を早速実践していく事で、どうすれば合格できるのかを実感しているようでした。

集計の結果、問題毎の難易度には差があり、統計としての信頼度には限界がありますが、いずれの大学に於いても得点率が向上し、効果が出たことは証明されました。

また、受講生からも「教えてもらった解き方が自分にフィットしたので、点数が上昇した。」「その大学に応じた解き方を学べた上に、その効果を実感することができた。」「解く順番を変えるだけで点数を上げる事ができるようになったうえに、自分でどこが苦手なのか、何が不足しているのかを明確にできた。」「今日の練習会で(1:1指導の)先生からかなり励まされた。」など、肯定的な意見が多く、答案作成練習会の効果を実感できたようです。

この答案作成練習会を経験した事で合格可能性が高まり、1回でも多くの合格が勝ち取れることを願っています。

参加した生徒、講師、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

関関同立英語完全攻略合宿実施レポート2014_05

(同志社大学のみ、実際の入試での平均点の違いが大きいため、補正をかけています。)

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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