career model
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どんな厳しい局面も乗り越えられる協力の輪。
それが成学社の強さだ。

個別指導教室管理者
坂本 翔太
SAKAMOTO SHOTA
個別指導統括統括本部 運営支援部 総務課 課長
2005年入社/心理学部卒

入社1年目

教育への熱い思いを胸に成果を追求

「他人の感謝を集め、感動を起こし、思い出に残せる仕事がしたい」。そうした思いから教育分野を志した私は、面接の際に教育サービスの品質向上を真剣に追求する成学社の姿勢に感銘を受けて入社を決めました。入社1年目から1教室の運営を任され、右も左もわからない中で生徒や保護者様、非常勤講師、本社から寄せられる様々なニーズに応えることに全力を注ぎました。教室チーフとして期待される以上の成果を出そうと、例えば生徒の希望よりも高い目標設定のカリキュラムを組むなどして成績アップを目指したりもしました。一心不乱に取り組んだことは確かな合格結果へとつながり、次第に生徒や保護者様から感謝・感動の手紙となって私の手元に届くように。辛い場面もたくさん経験しつつ、「この仕事こそ自分が求めていたものだ」と心から感じました。

入社4年目

大失敗を経てひと回り大きく成長

入社4年目になり、複数の教室運営を手掛けるエリアマネージャーに昇格しました。この時私は「マネージャーは部下を従えねばならない」という誤った考えのもと、トップダウンの一方的なマネジメントをしてしまいました。当然のように部下たちは私の言うことを聞いてくれず、教室運営がうまくいかなくなる大失敗。そんな苦しい状況を救ってくれたのが、先輩や同僚社員からのアドバイスです。人は単に指示するだけでは動いてくれず、「なぜそうする必要があるのか」、「それがどんな効果をもたらすのか」など、背景やプロセスが持つ意味、想定結果をきちんと説明することが重要であることを教わりました。これを実践できるまでかなり時間を要しましたが、努力を続けるうちに部下たちも積極的に協力してくれるようになりました。自分は本当に周りの人たちに恵まれ、みなに育ててもらっていると実感した時期でした。

入社11年目

他社が展開する塾の経営改善に奮闘

子会社が運営する別ブランドの塾経営に携わる、スーパーバイザーを担うことになりました。私の使命はその塾の経営状況の改善で、地域も社風も教育手法も、それまで経験してきた自社のものとはまったく異なるフレームの中で奮闘せねばなりませんでした。自分が持つ成功パターンは一切通じないため共通言語にできるのは数値のほかにないと考え、私は新たに簿記や会計の勉強を開始して経理知識を強化。数字的裏付けをもって子会社の社員たちと何度もミーティングをおこない、改善提案への理解を得ることに注力しました。やがてついに、同塾の大幅な黒字化達成に成功。自社内に留まらず、社会という大きな枠に照らして自分を見つめ直せた非常に印象深い仕事でした。

入社14年目

新たな授業コースの全教室展開へ挑む

前述した子会社の成学社への統合が決まり、その塾と自社塾「フリーステップ」の広域な教室運営を担うブロックマネージャーに就任しました。ここで大きな課題になったのが、フリーステップ全教室に元子会社が展開していた映像授業のコースを取り入れること。各教室における映像授業の利用について、許諾の権利を持つ大手予備校と折衝や契約をおこなわねばなりませんでした。今度は契約書の作成、確認などの面で法的な知識が必要になり、私はその勉強に集中。自社の法務部門にも相談をかけつつ、どうにか契約を成し遂げました。1年ほどの担当業務でしたが、初めての世界へのチャレンジだったせいか、多忙な日々が瞬く間に過ぎて行きました。

入社15年目

本社から高効果な教室運営に尽力

本社総務課長を拝命し、教室現場で使用する備品や通知文の作成・発送をおこなう管理部門と、新しい教育アプリケーション開発を進める開発部門の2つを任されました。前者ではより正確で効果の高い、現場業務の省力化につながるツールを考えリリースすることが大切。後者では、競合他社との差別化やユーザーである顧客、社員の利便性を考慮し、より実効性のあるアプリ開発を入念に進めることが重要です。どちらもミスや遅れが発生すれば200を超える教室すべてに多大な影響を及ぼすため、その全責任を負う立場上、細心の注意を払って仕事に臨んでいます。

学生のみなさんへ

私はこれまで、実に多様な仕事経験を重ねてきたと感じています。入社時の目標だった「人に感謝と感動を与えたい」という一念で目前の業務に取り組んだ結果、勇み過ぎてミスや失敗をしたことが何度もあります。どんな状況になっても諦めずに今日まで続けてこられたのは、常に周りにいた先輩社員や同僚たちに助けられ、育てられたから。そのような人の良さや温かさは、当社が持つ一番の魅力だと思っています。教育に興味があり、生徒の成長に力を尽くしたい気持ちを持つ皆さん、これからは私が全力でサポートしますので、ぜひ当社の扉を叩いていただくことを願っています。