안녕하세요!
開成アカデミー韓国語学校です。
さて、5月といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
韓国では5月といえば「5월의 신부 (5月の花嫁)」と言われており、結婚シーズンとして有名です。
日本はJune Brideなので6月に結婚される方が多いですよね?
今日は韓国の結婚式と言っても、日本とは違う韓国の伝統結婚式についてご紹介します!
私が実際に行った結婚式の様子をお届けしながら説明します。
韓国の伝統婚礼の意味とは?
昔から韓国は婚礼を陰陽の出会いと言って、その儀式を陽[昼]と陰[夜]が出会う夕暮れに挙行しました。
婚礼の「婚」字に「日暮れの昏」の意味が付与されたのもまさにこのためだそうです。
韓国の伝統結婚式である婚礼は婚姻という名称で呼ばれることもあります。
儀式の手続きを経て男女が夫婦になる婚姻は、男が女と結婚するという意味の「婚」と女が頼るところを探して嫁に行くという意味 の「姻」が合わさって結婚し、嫁ぐという意味が含まれている言葉になります。
伝統婚礼の流れ
1.앞놀이(前遊び)
婚礼を挙げる前に婚礼場の雰囲気を盛り上げ、今後行われる婚礼を予告する行事です。 風 物、螺髪、象毛回しなどの公演があります。
2.新郎の入場
新郎が顔を隠してキロギアボムと一緒に新婦の家に入ります。 新郎が新婦の家に到着する と、キロギアボムから雁を受け取り、新婦の家に向かって礼を挙げ、雁を床に捧げます。 過去には生きている雁を使いましたが今は木で作った雁を代わりに使います。
キロギアボム(雁夫):
伝統婚礼で新郎が雁を持って新婦の家に行く儀式を行う際に新郎の先に立ち雁を持っていく役割のひと
3.전안례(全安礼)
伝統婚礼に登場する雁は一度縁を結べば死ぬまで縁を守るという百年偕老を意味する証で す。 新郎はキロギアボムと一緒に義母さんに雁を差し上げます。 その後、初礼庁(式場)に 新郎新婦が入場します。 新郎新婦はマッジョル(お辞儀)をする前に体と心を清潔にするために手を洗います。
4.교배례(交配礼)
新郎と新婦は初礼庁(式場)で初めて挨拶をし、新郎と新婦が互いに相手にお辞儀をします。 この交配例として新郎と新婦は百年偕老を誓約します。
5.합근례(合勤礼)
合勤礼は杯とひょうたんにそれぞれお酒を注いで飲む儀式です。 ひょうたんは本来一つだったことを二つも分けたもので、この二つが再び一つになって夫婦の和合を意味するものです。
6. 新郎新婦の挨拶
合勤礼が終われば婚礼式が全て終わり、新郎新婦は訪ねてくださったお客様に感謝の挨拶をします。
伝統婚礼式は一般的な結婚式に比べて複雑に感じられるかもしれませんが、礼を尽くして行う儀式がかなり厳粛に見えますよね?
最近は中々見る機会がないので伝統婚礼式は賀客の集中度が高いという長所があり、ほとんどの賀客が最後まで席を離れずに結婚式を見守りながら式が終わるまで厳粛な雰囲気が維持されます。
特別で意味のある結婚式を求める若いカップルや国際結婚のカップルにかなり人気があります。
華やかな花飾りの代わりに初礼状(초례상)(新郎新婦が婚礼式を挙げる際に用意した膳)と屏風(병풍)、青沙提灯(청사초롱)(=燈籠)、青糸紅糸などで飾り、美しい韓服を着て伝統婚礼を挙げることができ、とても幸せでした。
まとめ
いかがでしたか?
もし機会がございましたらぜひ実際の韓国の伝統婚礼を行って見てみてください。
日本では体験できない異文化を感じることができると思いますのでおすすめします。
開成アカデミー韓国語学校は現地や日本に住むネイティブ講師からレッスンが受けられます。
韓国の結婚式文化のように、ネイティブだからこそ知っている韓国の伝統文化や
若者たちの中で今話題になっている現代文化などを韓国語で学ぶことができます。
韓国の伝統文化について知りたい!
という方は、
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