韓国文化

11月11日ペペロデーって何?

안녕하세요!開成アカデミー韓国語学校です。

今日は11月11日、日本ではポッキーの日ですね!

韓国も同じように、빼빼로 데이(ペペロデー)と呼ばれている日です。

皆さんはペペロが何かご存じですか?
気になるペペロとは何か、なぜペペロデーと呼ばれているのかご紹介します!

빼빼로(ペペロ)って何?

ペペロとは韓国版ポッキーのことです。

形も味もほとんど同じで、それもそのはず韓国のロッテが日本のポッキーを真似て作ったと言われています。

では、빼빼로とはどういう意味なのか?

빼빼とは『ガリガリ、瘦せっぽちという意味で、形が細いことからそのように名付けられたようです。

ちなみにポッキーの由来は、折れたときの『ポキッ』という音から来ているそうですよ?

なぜ11月11日がペペロデーなの?

ペペロデーは韓国独特の商業的記念日で、11月11日に友人やカップル、家族など周りの人とペペロを交換します。

「11月11日」の数字1が4つのポッキーを立てた形に似ているということで作られた典型的なデイマーケティングの一つです。

女性購買層が多いバレンタインデー、男性購買層が多いホワイトデーとは異なり、ペペロデーは男女共に需要が高く、実はコンビニ業界でもバレンタインデー、ホワイトデーを越える1年で最大売上を達成する日なんですよ。

それは、記念日をお祝いする人が最も多い10代の間でも春休み中のバレンタインデーや学期初めであるホワイトデーよりペペロデーを多く祝う傾向があるからです。

11月にはすでにクラスメート同士で仲良くなり、センター試験や年末の時期もあってより一層盛り上がるイベントです!

いつから記念日になった?

ペペロデーの始まりは1993年の釡山のとある女子高校で始まったという説があります。

その地域で毎年11月11日になるとペペロがものすごく売れているのに気付いた製造社の関係者が本社にそのことを報告し、調査してみたところ、その地域の女子学生同士でダイエットに成功してペペロのように細くなろうという意味でペペロを交換して食べるのが流行っていたそうです。

これを本社でいち早くマーケティングに使用し、全国的に広がり、今に至るようになったようです。

マスコミでは1996年11月から徐々に取り上げられ始め、2000年代に入って大規模なイベントとなり、現在は1年間の販売量の5~60%ほどがペペロデー前後に売れるそうです。

「00デー」の中では珍しく、該当業界ではない消費者が作ったオリジナル「デー」イベント注目されコンビニからデパートまで、普段は隅に置かれていたペペロをこの時期は特別に入り口や座板まで広げて大量に販売しています。

大学街のような若者が多い地域は言うまでもないですね!

さらには同じチョコだからといってチョコレートや、同じ細長いという理由で魚肉ソーセージなどを買う人もいますよ。

恋人だけではなくお友達にもあげるのでこの日はたくさんのペペロを持って登校する学生の姿も見られます!

まとめ

いかがでしたか?

日本でもポッキーデーは一応ありますが、韓国ほどの大規模イベントではないですよね。

バレンタインやホワイトデーを上回る売り上げとは、記念日やイベントを大切にする韓国の文化が感じられますね。

他国と比べて日本に近い韓国は似た文化もあれば、やはり異なる文化もあります。

韓国ではどんな記念日や祝日があるの?

イベントではどんなお祝いをするの?

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