韓国文化

日本人も大好きキムチ!キムチの豆知識

안녕하세요!

開成アカデミー韓国語学校です。

皆さんは好きな韓国料理と聞かれたら何と答えますか?

サムゲタンやビビンバ、サムギョプサルやチヂミ、キムパなどいろいろありますが、皆さんの食卓にもきっとよく並んでいるであろうキムチはお好きですか?

韓国人はキムチさえあればご飯が食べられると言うほど、キムチは本当になくてはならないおかずです。

しかし、日本では『キムチ』と聞いて思い浮かぶ種類は少ないですよね。(日本でも売っている白菜キムチ、ネギキムチ、カクテキなど・・・)

一方で、韓国人は食べられるすべての食材はキムチにしてしまうという話もあるほど、どんなものでもキムチを作ることができますよ!実際にそうなんです!!笑

ある程度の野菜だけでなく、日本人からするとあり得ないと思うほど種類豊かなキムチが存在することをご存知ですか?本当に数え切れないほどの種類なんです!

ということで今回はキムチについて一度整理してみましょう。

そもそもキムチとは??

キムチは「大根、白菜、キュウリなどの野菜を塩漬けにし、唐辛子、ネギ、 ニンニク、生姜など様々な調味料を混ぜて作った野菜の塩漬け発酵食品」という定義で知られています。発酵食品としてよく取り上げられますが実は韓国の家庭でよく食べるのはそれだけではありません。発酵を経ずに塩漬けするだけのものや、すぐにヤンニョム(タレ)と和えて食べるキムチもあります。

キムチって何種類ある?

1995年に調査された学術資料によるとキムチの種類は336種もあるとのこと!

白菜91種、大根44種、キュウリ74種、その他野菜80種、果実類14種、 海藻類6種、動物性材料25種などが材料に使われ、合計336種にもなるそうですが古い資料ですので今はもっとあるのではないかと思います。

北朝鮮でもキムチを食べる?

もちろんです!北朝鮮にも地域の特徴はありますがみんなキムチを食べますよ!

同じ民族なので食べ物はほぼ同じですね~。

せっかくなので地域別北朝鮮のキムチについてご紹介します。

1. 咸鏡道(ハムギョンド)

カレイ、キジキムチ、タラのカクテキなど

韓国の一番北に位置し、東海岸を挟んでいるため、江原道と同様にスケソウダラ、イカ、カレイなど海産物を多く使います。唐辛子粉と塩辛を少量使い、塩で味を調え、キムチ汁は多めに漬けるのが特徴です。

2. 平安道(ピョンアンド)

白キムチ、豆もやしスープキムチ、トンチミなど

寒い天気のせいでキムチがあまり発酵できないので、塩を少なめに入れ汁を多めにしたさっぱりめの味です。

3. 黄海道(ファンヘド)

ポッサムキムチ、パクチーキムチ、カボチャキムチなど

ソウル、忠清道と同様にイシモチの塩辛、アミの塩辛などを多く使い、味が強くなくさっぱりしたキムチです。パクチーなどの香辛料を使ったりもします。開城地域を中心にポッサムキムチのような華やかで高級なキムチが発達しました。

まとめ

いかがでしたか?

ご紹介したキムチの味、想像ができましたか??

韓国には脱北民が営むレストランも多くありますので北朝鮮の味もお試しできますよ!

キムチ好きな方はぜひ訪れてみてください^^

11月22日に開かれたキムチヌム祭の様子

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