안녕하세요!
開成アカデミー韓国語学校です。
年の瀬も迫り、今年も残りわずかとなりましたね。クリスマスが過ぎたらお正月。。
早いものですね。
本日はいよいよ明日に控えたクリスマスをテーマに韓国の代表的なクリスマス童謡についてご紹介したいと思います。
今回ご紹介する曲は全世界で有名な誰もが知っている「サンタが街にやってくる」の韓国語版です。
これを紹介しようと思ったのは歌詞を見たら日本語バージョンと違っていて、子供の気持ちにしてはちょっと怖い歌詞だな。。と思ったので比較して聴いてみました!
Contents
クリスマスに泣いたらだめ?
울면 안돼 の原曲は、1934年にアメリカで発表された「Santa Clause is Coming to Town」という曲です。
これが、日本語バージョンだと、「サンタが街にやってくる」となったわけですね。
メロディーは同じですが、歌詞は原曲と違って翻案されています。日本語と違って韓国語バージョンは『サンタが街にやってくる』という意味ではなく日本語に直択すると『泣いたらだめ』になります。
子供は普通泣くもんじゃないのかな。。?
なぜ泣いたらダメというのか歌詞を見ていきましょう。
울면 안돼 (Santa Claus Is Coming To Town)
울면 안돼 울면 안돼
泣いちゃダメよ。泣いちゃダメ。
산타 할아버지는 우는 아이에겐 선물을 안 주신대
サンタは泣き虫にはプレゼントをくれないらしい。
산타 할아버지는 알고 계신대
サンタは知ってるよ。
누가 착한 앤지 나쁜 애인지 오늘 밤에 다녀가신대
誰が良い子で誰が悪い子なのか 今夜来るらしいよ。
잠잘 때나 일어날 때 짜증날 때 장난 할 때도
眠る時も起きる時も、嫌な時もイタズラする時も
산타 할아버지는 모든 것을 알고 계신대
サンタは全部知ってるんだって
울면 안돼 울면 안돼
泣いちゃダメよ、泣いちゃダメ
산타 할아버지는 우리 마을을 오늘 밤에 다녀가신대
サンタは我が町に今夜来るらしいよ。
クリスマスに泣いてはいけない理由
「울면 안돼」は、英語版の歌詞を充実に訳した韓国語になっています。
クリスマスを目前に、親が子供に「お利口さんにならないとクリスマスプレゼントはもらえないよ∼」と注意をするという意味ですね。
英語の歌詞も内容は同じですが、英語の歌詞には話者が確信をもって子供に話すという設定ですが、韓国語の歌詞には誰かから聞いた話のように「-한대」、「-하신대」という表現が使われています。
これは、昔話や童話にもしばしば出てくる表現で「伝聞」または「伝承」の意味を示します。つまり、子供たちが話しているんですね。
子供たちが自分たちで「泣いてはダメ」と呼びかけあっているとは大人ですね!
まさにお利口さんです・・・w
まとめ
さて、いかがでしたか?
同じ曲でも歌詞や表現が異なると、こんなにも違う曲のように聞こえるんですね。
日本語版の歌詞がかなりポジティブに意訳しているとも言えますが^^;
クリスマスもあと2週間くらいですが、今年は韓国語クリスマスキャロルを聴いてみてはいかがでしょうか。