안녕하세요!開成アカデミー韓国語学校です。
突然ですが、皆さん冷麺はお好きですか?
暑い夏は冷麺の季節!と言っても過言ではありません。
夏のワンピック (onepick)料理である冷麺、知って食べるとよりおいしいですね!
ということで本日は冷麺についてご紹介します。
酸っぱくてコクのあるスープの味が魅力的な평양냉면(平壌冷麺)、甘辛いタレと薬味が食欲をそそる함흥냉면(咸興冷麺)、何を選ぶか常に悩んでしまいます。
日本では평양냉면(平壌冷麺)を売ってるお店がなかなかないですね。
なぜだろう・・・(*「・ω・)?
Contents
冷麺は実は〇〇〇で有名な食べ物!
韓国では専門店が多い평양냉면(平壌冷麺)は知る人ぞ知るマニア層を持つ食べ物です。
初心者はその深い味がわからないようですが食べれば食べるほど好きになる食べ物とよく言われています。
平壌と咸興と聞けば・・・?そうです!北朝鮮の地名です。
平壌冷麺は狭く見ると平壌近郊、広く見ると平安南道一帯に由来する冷麺。함흥냉면(咸興冷麺)は咸鏡道、진주냉면(晋州冷麺)は慶尚南道晋州市の郷土料理です。
平壌冷麺、咸興冷麺、晋州冷麺、この3つが韓国の三大冷麺で、他にもさまざまな冷麺があるそうです。日本の韓国料理屋で食べる冷麺は함흥냉면(咸興冷麺)に近いと思いますが本場の味とはやはり違いますね・・・
それぞれの冷麺の違いは何?
代表的な평양냉면(平壌冷麺)と함흥냉면(咸興冷麺)についてご紹介します。
평양냉면(平壌冷麺)と함흥냉면(咸興冷麺)の違いはスープがあるか、ないかということではなく、まさに「麺」の違いだそうです。
平壌冷麺はそば、咸興冷麺はでんぷんが麺の原料です。平壌冷麺は柔らかい麺が特徴的で、咸興冷麺は簡単に切れないほど麺にコシがあります。
平壌(ピョンヤン)と平安道(ピョンアンド)一帯は、韓半島南部より降水量がはるかに少なく、米や小麦の栽培が難しかったことから、気温が低く乾燥した土壌でもよく育ち、収穫までの期間も比較的短いそばを栽培したそうです。
そばはグルテン成分が少なく、熱いスープからすぐ溶けるので平壌冷麺は冷たいスープに入れて食べます。過去には冬場の冷たいトンチミ汁に冷麺を食べてこそ本来の味を感じることができたそうです。つまり、冬場の食べ物だったんですね♪
一方、咸興は平壌より雨が少なく、そばの収穫も容易ではなかったため、ジャガイモまたはサツマイモで麺を作りました。ここに咸興地方の海辺で獲れる新鮮なカレイを刺身にしてコチュジャンで味付けした後、麺にのせて混ぜて食べていたのが今の咸興冷麺です。
韓国戦争以後、越南した人々によって南側地方に咸興冷麺が広く知られるようになったと言われています。ちなみに『晋州冷麺』は冷麺の上に乗せる具が肉チヂミだそうです。
まとめ
いかがでしたか?
日本では基本的にだいたいどこの冷麺も1種類しかないと思っていましたが実は韓国には様々な冷麺があるんですね!
もうすぐで夏が終わり、秋が訪れようとしています。
寒くなる前にぜひ皆さんもいろんな冷麺を食べてみてくださいね~^^♡