韓国文化

韓国人はなぜ足が痺れると舌先と鼻を交互に触るの?

안녕하세요!開成アカデミー韓国語学校です。

皆さんは韓国ドラマを見ているとき、こんなシーン見たことありませんか?

足が痺れた主人公が「イタタ」と言いながら鼻のてっぺんと舌先を指で交互に触るおまじない?らしきことをしているシーン

おそらく日本にはない習慣ですよね。

あれって何??と不思議に思われたことあるのではないかと思います。

今回はその行動について解説していきたいと思います。

鼻に唾液をつけると、しびれは治るのか?!

実を言うと、長時間同じ姿勢でいたり、正座をして足がしびれた時にやると「しびれが取れる」という科学的根拠は正直わからない行いです。

では根拠もないのに何で?と思われるでしょう。

結論としては先程のとおり
舌先を指で触って唾液を鼻先に塗る行為は足の痺れと何ら関係ありません。

しかし、このような行動をすることで一時的に足のしびれを忘れさせる行為だと考えればいいと思います。

人の鼻には多くの神経が集まっています。特に他の部位よりも鋭敏な部分なので、鼻に唾液をつけると、唾液が空気中に蒸発すると同時に瞬間的に涼しくなると感じます。その瞬間感覚が鼻先に集中するのです。

そのため、本当に一時的な効果ですが、瞬間的に足の痛みを忘れさせてくれるという訳です。私には効果ありませんでしたけど…。ㅋㅋ

韓国人は皆やっている習慣?

若者より年配の人達がよくやっている気がします。

また、足が痺れることを다리에 쥐가 나다と表現しますがこの쥐가 나다に使う쥐は明確な語源はわかりませんが、おそらく『しゃがみ込む』という意味の쭈그리다が語源だという話もあります。쥐は他の意味でネズミも意味しますが親父ギャグで「足が痺れている人に猫の鳴き声をすると痺れがなくなる」という話もあります。昔私の父も、兄が足が痺れた時に、横で「ニャン!」と猫の鳴き声の真似をしてふざけていた記憶があります。

ドラマ『応答せよ1988』でジョンファンが足が痺れたときに、ドクソンが「ニャーオ」と真似てジョンファンが笑いをこらえていたシーンをご存じですか?

あれもこの親父ギャグを使っているんですね^^

皆さんも、もし足が痺れたらぜひ一度試してみてくださいね~!

まとめ

いかがでしたか?

今日ご紹介したおまじないのように、ドラマや映画で日本にはない習慣を目にしたとき「これってどういう意味なんだろう」と気になることはたくさんありますよね?

韓国人が当たり前にやっている習慣は、説明してもらわない限りわからないときが多々あると思います。

「ドラマの中で出てくるあのセリフはどういう意味の隠語?」

「映画の中で出てくる花札やユンノリはどんな遊び?」など

不思議なこと、知りたいことを中心に日本と韓国の異文化を学ぶこともできます。

意味がわかると、ドラマが何十倍も楽しくなること間違いなしです!

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