안녕하세요!開成アカデミー韓国語学校です。
今回はネイティブの韓国人が自分の子供や家族、ペット、友人のことを「우리○○」と呼ぶ理由についてご紹介します。
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韓国は우리(ウリ)文化

韓国には独特な文化があります!それは自分の子や家族、ペット、友人のことを우리○○とつける『ウリ文化』です。韓国ドラマでもよく見られますし、アイドルやK-POPの歌詞でもよく見られます。
우리(ウリ)を日本語に直訳すると、我々、私たちとなります。しかし韓国人の感覚での우리(ウリ)はこの意味だけではありません。
韓国人にとっては우리(ウリ)という表現を当たり前のように頻繁に使いますが、外国人にとっては「私の」国、「私の」お母さん、「私の」家などとあまり言いませんよね。日本人はそのような「私の」〇〇という表現はあまりしないと思います。
韓国人は自分にとって身近な存在、親しい仲のことを우리(ウリ)と表現するんです。
日常でよく使うのが家族に対してです。人に自分の家族を紹介する時、父親なら우리 아빠、母親は우리 엄마といいます。お姉さんやお兄さんも우리 언니、우리 오빠と言いますね。親が子供のことを紹介するときも、우리 아이とか名前の前に우리を付けて우리 ○○と言います。家族だけではなく恋人、友人、ペットなど自分にとって仲良い存在にはよく우리を付けます。さらに仲が良いだけではなく自分が好きな人にも使いますよ。
例えば推しのアイドルや俳優など好きな人を우리 윤호(東方神起ユノ)と呼んだりとか!
韓国人は自分にとって親しい関係をとっても大切にする文化なんですね。
우리(ウリ)は親しみの気持ち

우리(ウリ)は、話す人が自分より目上ではない相手に、ある対象が自分と親密な関係であることを表す時に使う言葉です。
なぜこのような表現を使うのかについては論理的な理由がありません。つまり、何らかの理由があってこのような言葉を使うのではなく、慣習的にそのように使われてきたので、その表現を使うことが韓国語では自然だと見るのが適切ですね!
少し違う意味になりますが、私の、私たちの、我れわれの、自分のという意味では人だけではなく우리나라(我が国)、우리학교(我が学校)、우리회사(我が会社)など自分の所属にも우리(ウリ)を付けたりしますよ。
まとめ
いかがでしたか?
韓国ドラマやK-POP、日常会話でも度々耳にする우리(ウリ)の謎が解けましたでしょうか?
皆さんも韓国語で話すときに親しみや大切に想っている家族、友人、ペット、アイドルなどについて話すときには、ぜひ『우리(ウリ)』をつけてみてくださいね🎵
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