안녕하세요!
開成アカデミー韓国語学校です。
現在、韓国では旧正月(설날:ソルラル)の連休中です。
今年はやっとコロナ感染状況も落ち着き、従来のソルラルの過ごし方に戻るよう行動規制も緩和されているようです。
さて、皆さんは韓国にソルラルの童謡があるのをご存じですか?
日本でいうと、「もういくつ寝ると~お正月~」という『お正月』の歌ですね。
では、韓国語のお正月ソング『설날』はどんな歌詞なのか見てみましょう!
韓国語童謡「설날」ってどんな曲?
까치 까치 설날은 어저께고요~
우리 우리 설날은 오늘이래요~
旧正月の「不朽の名曲」で、 詩人の尹克英(ユン·グギョン)さんの童謡 「ソルラル」です。韓国は昔から旧暦を使った伝統に従い、旧暦(陰暦)のお正月を盛大にお祝いします。
韓国語でお正月/元旦は설날(ソルラル)と言います。
歌詞
까치 까치 설날은 어저께고요 カササギの元日は昨日で
우리 우리 설날은 오늘이래요 私たちの元日は今日だそうです
곱고 고운 댕기도 내가 들이고 とてもきれいなリボンも私が結んで
새로 사온 신발도 내가 신어요 新しく買ってきた靴も私が履きます
우리 언니 저고리 노랑 저고리 うちの姉のチョゴリは黄色いチョゴリ
우리 동생 저고리 색동 저고리 うちの弟のチョゴリはセットンチョゴリ
아버지와 어머니 호사하시고 お父さんとお母さんは楽しそう
우리들의 절받기 좋아하셔요 私たちがごあいさつすると喜ばれます
・까치:カササギ
「私たちのお正月」は正月一日、旧暦で一年の最初の月の最初の日ですが、「昨日」 というのは大晦日、旧暦で一年の最後の月の最後の日の今日ですね。
ところで「カササギのお正月」はなぜ「昨日」なのでしょうか? そしてなぜ突然カササギが登場したのでしょうか?
お正月はカササギ?
カササギのお正月に関していろいろな説が伝わっているのでどれが正解なのかはわかりませんが歌詞でいう까치=カササギは鳥のカササギのことではないという説が最も説得力があるらしいです。
もともと大晦日は「아찬설(アチャンソル)」または「아치설(アチソル)」と呼ばれていたそうです。「アチャン」、「アチ」は純韓国語で「小」を意味する言葉で、旧正月の前日を「小さなソル」という意味で「アチソル」と言っていました。
秋夕が「ハンガウィ」と呼ばれるのと同じように、大きな旧正月は「ハンソル」に、小さな旧正月は「アチャンソル、アチソル」と呼ばれていましたが、 歳月が経つにつれて「アチ」という言葉が意味を失い、「アチ」と音が似ている「カチ」に変わったということです。
なぜ『カチ(カササギ)』?
西洋に平和の象徴が鳩であるならば、韓国には吉兆の象徴としてカササギがいます。韓国の祖先は、カササギが鳴くとうれしいお客さんが来ると信じていました。カササギは実際に視覚や嗅覚が人より優れていて、周りの匂いはもちろん人の匂いまで覚えているそうです。カラスみたいですね~!
それで村に見知らぬ人が現れると警戒の印として泣くのですが、韓国では遠い客地に出てる子供が帰省するように嬉しいお客さんが来ることをカササギが先に知らせてくれるのだと信じていたのです。
ソルラルにはこのように家族や親戚が集まるので、カササギがソルラルの童謡に登場するのもおかしくないですね。他にもカササギの模様と似た色とりどりのチョゴリをソルラルの前日に用意したためだという説もあります。興味深いですね!
まとめ
いかがでしたか?
日本と同じようにお正月の歌が韓国にもあるのは新たな発見だったのではないでしょうか?
カササギが出てくるというのも不思議でしたが、韓国でのカササギの象徴を紐解いていくと納得できますよね?
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