2019.11.19
2019年10月27日(日)、『Pass Lab.』を大阪北・大阪南・滋賀・東京の4会場で実施しました。
来年1月で大学入試センター試験が終わり、大学入学共通テストに移行する最初の現高2生は今までにない対策が求められます。
その高2生のために『2019年度 Pass Lab.』では、大学入試動向および新テストをどれだけ知っているか、知識調査を踏まえてクイズを実施。クイズの解説を通じて最新の大学入試動向や新テスト情報、これからの学習方法を伝達しました。
参加者は大学入試制度改革初年度になるため、昨年よりも大幅に増加しました。
大学の募集定員の厳格化に伴う、大学別の合格者数の推移についてお伝えしました。
定員厳格化による合格者数の縮小、中堅大学への志願者の増加。これらから受験生の安全志向がかなり強まっていることが伺えます。
また、難化傾向にある大学入試の現状を知り、それを乗り越えるためにはどのような対策が必要かを講義にてお伝えしました。
大学入学共通テストで理解してほしいことは
『変わる』×『増える』です。
国語・数学の記述式問題の導入。思考力・判断力・表現力を問う問題への対応etc…
今までにない問題形式への対応が求められます。勉強の基礎となる知識技能も今まで通り必要となるため、勉強量自体を増加させなければなりません。
グループワークの実施目的は、今まであやふやだったことを周りの人と相談しながら明確にすることです。また受け身ではなく、自ら能動的に学びに向かうことで、思考力や表現力をどのように捉えるかを実感してもらうことです。
今回は新聞記事を読んで、その主題を正しく要約し、その新聞記事に対する考察を前後の文脈に合うようにまとめることなどを実際に行うことで、思考力と記述力の力試しをしてもらいました。
その次にグループ内で、『正答の条件』を見ながら解答例を採点してもらいました。
記述式の問題では正答の条件をいくつクリアしているかによって、評価の段階が変わります。グループ内で話し合いをし、評価段階を正しくつける訓練を行いました。
再度理解してほしいことは
『変わる』×『増える』です。
受験までの正しい学習計画立案が勝負の分かれ道となるので、早期準備・早期対策を分かってもらいました。
『大学受験に強い』開成教育グループではこのような大学受験に向けた学習イベントを通じて、第一志望校に合格できるよう、万全の態勢をご用意しております。
※掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。