☆学校が休校中の今、学習すべきポイント~国語編~☆

2020.04.29

教育技術研究所より、英語・数学に引き続いて、今回は国語の自宅学習のポイントをまとめました。学校休校期間中に前学年の重要なポイントを確認することで、休校明けの学校の授業で、好スタートを切ろう!参考に教材ページ数を記載していますが、お持ちでない方は学校のワークなどでも大丈夫です。
分からない所はオンラインの授業で質問してくれても大丈夫。5月6日を目標に取り組んでみましょう(^^)/
※フリーステップ・ソフィアオリジナル進学情報マガジンway to go!vol.1にも詳しく掲載しています。そちらも併せて読んでみて下さい。

◎小学生 ☆文章を読んで新しい言葉・漢字に慣れる☆

  • 前の学年で習った漢字、次に新しく習う漢字をノートに書いて覚える
  • 文章を読んで意味のわからない言葉をノートに書いて意味を調べる

(小学ウインパス3年p.8~23,小学ウインパス4年p.12~31,小学ウインパス5年p.12~31、小学ウインパス6年p.12~31)(新学年で使う教科書の前半ページの物語文や説明文)
文章を読んで、意味がわからないと思った言葉を○で囲んで読み終わったらノートに写して、あとで国語辞典を使って意味を調べよう。そして、わかった意味を写した言葉の横に書いておこう!また、前の学年で習った漢字と新しく習う予定の漢字は、1度ノートに書いたあと、繰り返し書いて、覚えよう。

◎中学受験生 ☆漢字や言葉の知識を増やす☆

  • 漢字の問題を解いて、読み書きして覚える(中学受験新演習 漢字日記 小4上p.4~33)(中学受験新演習 漢字日記 小5上p.4~33)(中学受験新演習 漢字日記 小6上p.4~33)
  • 説明文・物語文を読んでわからない言葉の意味を調べよう(中学受験新演習 小4上p.4~35)(中学受験新演習 小5上p.4~59)(中学受験新演習 小6上p.4~59)

漢字の問題集を使って、漢字・語句の知識を増やしておこう。忘れてしまっている漢字があれば、書くだけではなくて、声を出して読んだり、熟語とその意味をセットにしたりして覚えよう。繰り返し満点になるまで続けておくこと!
 受験では、普段聞きなれない言葉が出てくる文章がよく出題される!対策として、普段からわからない言葉を調べる癖をつけておくことがポイント。この休み期間中に、多くの文章を読んで、わからない語句の意味を調べておいて言葉の知識を増やしておこう。国語辞典で調べて、ノートにまとめておくと見直しがしやすいのでオススメ!

◎中学1年生・2年生 ☆漢字の先取りと作文の練習をしよう☆

  • 今年に習う漢字を先取りで覚える(iワークドリル漢字練習帳中1 p2~p10)(iワークドリル漢字練習帳中2p2~p10)
  • 教科書を声に出して読む
  • 新聞記事・ニュースを要約してみよう

教科書に沿った漢字練習帳をもっている人は、その問題集のお手本に沿って、教科書に出てくる漢字の練習を先取り学習しておこう。問題集がない人は、学校の教科書を使って、漢字を覚えることと、文法・語句の意味調べをしておこう。教科書内容の意味がわかるようにしておくと、国語の学習がスムーズにすすむのでGOOD!知識を付けたら、次は、教科書の音読をしよう。「読めない字は覚えられない」とも言われているくらい、音読は学力の基礎を確かめるのに有効!この機会に声に出して読む習慣を付けよう。また、作文の練習として、新聞の記事を好きな記事でいいので切り抜いて、ノートに貼り、200字程度で記事の内容のまとめ(=要約)書いてみよう。(記事2つ分)

◎中学3年生 ☆受験向けの漢字練習をやろう☆

  • 入試問題を意識した、漢字練習を始める(中学漢字・語句の完成p2~16)
  • 教科書を声に出して読む
  • 新聞記事・ニュースを要約して、感想も書いてみよう

入学試験は決まった範囲から漢字が出題されるわけではありません。入試向けの問題集を使って漢字の力を鍛えることを始めよう!知識を付けたら、次は、教科書の音読をしよう。「読めない字は覚えられない」とも言われているくらい、音読は学力の基礎を確かめるのに有効!この機会に声に出して読む習慣を付けよう。また、作文や時事問題に対応するための練習を今のうちにしておこう。オススメの方法の一つは、新聞記事を好きな記事でいいので切り抜いて、ノートに貼り、200字程度で記事の内容のまとめ(=要約)を書いてみよう。さらも100字程度で感想も書いてみよう。(記事2つ分)

◎高校1年生 ☆中学範囲の漢字・国文法の総復習☆

  • 中学校で習った漢字の総復習(漢字・語句の完成 p.80~143)
  • 中学校で習った文法の総復習(国文法の完成 p14・15 p30・31 p44・45 p64~67 p78~79)

まずは、中学校範囲の漢字の知識をしっかりとつけなおしておこう。次に、高校生の国語文法というと古文文法がポイントとなるが、まだ学校が始まる前…。というわけでまずは、現代文文法を復習!品詞などの知識が古文文法に活かされるので、今のうちに中学校で習った現代文の文法を固め直しておこう。

◎高校2年生 ☆古文文法の総復習&文学作品鑑賞☆

  • 古文文法の助動詞総復習(ステップアップノート30 古典文法基礎ドリルp26~p49)
  • 入試頻出著者の文学作品・書籍を読む(現代文:鷲田清一、大澤真幸/古文:紫式部)

古文文法の中心は、何と言っても助動詞!活用・意味・接続をセットで覚えて問題を解くエンジンにしておこう。目標は助動詞一覧表から何を聞かれても答えられるようになることです。古文文法を制覇したという人は、過去数年の大学入試でよく出されていた作者の文学作品や書籍を読むことにチャレンジしてみよう。現代文では、鷲田清一、大澤真幸などの学者。難解な文章で書かれているものが多いが、チャレンジする価値はあり!古文では、『源氏物語』(紫式部)がよく出るので、マンガでもよいので内容を知る為に読んでおこう。

高校3年生 ☆古文読解と現代用語練習☆

  • 古文の文章読解に慣れる(高校新演習スタンダード古典Ⅱp2~49)
  • 現代文用語の意味を整理する(入試に出る 漢字と語彙2400 p228~p252)

古文読解のポイントは、①まずは基礎学習で、解法のポイントを読み、解き方や答えの理由を理解。②次に演習問題で、①で学んだ解法を使う。③答え合わせをすると同時に間違えた問題があればなぜ間違えたのか、どういった考え方をしたら正解にたどり着いたのかをしっかり考えて理解できるまで考える。④理解できないときはオンライン授業で質問もあり。
次に、現代文。入試レベルの現代文を解き始めたときに、多くの人がつまずいていることが、「言葉の意味がわからない」や「言葉の意味をなんとなくしか分からずに読み進めている」ということ。現代文でよく出る現代文単語の意味を答えられるようにしておこう。実際に、以下の10個のうちいくつ分かるかな?分かった数が7個以下の人はすぐに現代文用語特訓が必要!(答えは自分で調べてたしかめておこう。)

  • アイデンティティー
  • ステレオタイプ
  • イデオロギー
  • ドグマティズム
  • ペシミズム
  • 還俗する
  • 啓蒙する
  • 敬虔な
  • 牧歌的
  • 傀儡

※掲載されている情報は、発表日現在のものです。その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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