韓国文化

韓国の旧正月『설날(ソルラル)』の過ごし方

안녕하세요!
開成アカデミー韓国語学校です。

今回は韓国で祝われるメインのお正月
『설날(ソルラル)』についてお届けします。
日本のお正月は新暦の1月1日ですが、
韓国では旧暦に合わせてお正月を祝う文化があります。

さて、韓国でのお正月の過ごし方は日本とは大きく違うのでしょうか?

旧正月は 설날( ソルラル )

『설날( ソルラル )』は『추석(チュソク(秋夕))』同様、韓国の代表的な名節ですね。
旧暦1月1日のことで「설(ソル)」、「구정(クジョン)」とも呼ばれます。

韓国では、新年のお祝いは新暦1月1日の元旦に行い
親戚一家が集まる伝統的な祝日記念は旧暦のお正月の
『 설날(ソルラル)』 にお祝いします。
今年の설날(ソルラル)は2月1日(火)です。

설날(ソルラル)の前後も祝日なので
1月31日~2月2日までが祝日連休となります。

설날はどうやって過ごすの?

설날(ソルラル) の朝は新年を迎えて新たに新調した服を着ます。

『설빔(ソルビム)』とも呼ばれる新しい服(晴れ着)を着て
新年には嬉しいことだけがあるように祈るという意味です。

설빔(ソルビム)で身を整えた後には차례(チャレ=茶礼)を行います。
チャレは祭壇にトックなど20種類以上の食べ物をお供えし
先祖の霊を迎え入れる儀式です。

私の場合、チャレが終わった後には家族全員が集まってトックを食べました。

そして両親と親戚に新年の挨拶をして墓参りをしました。

その後、周りの親戚や近所の大人たちに挨拶をしたり
小学生のときは毎年설날には新しいチマチョゴリを買ってもらい
それを着て親族たちに세배(セベ=新年の挨拶) してお年玉をもらっていました。

また、お正月には皆で様々な遊びを楽しみます。

代表的なお正月遊びとしてユンノリ、たこあげなどがあります。

コロナ禍での설날はどうやって過ごす?

今年は政府のコロナ防疫対策で直系家族でも
居住地が違えば5人以上集まることができなくなったため
帰省を諦める家庭が多いです。

もし違反して摘発された場合、10万ウォン以下の過料が課せられます。
これまで、名節の連休時には無料になった高速道路通行料も
昨年のチュソクに続き今年の 설날(ソルラル) にも有料化するなど
移動制限が厳しくなりました。

その代わりオンラインチャレを行う家庭や
政府がお墓参りと追慕客の利用客増加を予防するため
オンラインで運営する「非対面追慕システム」を
利用する家庭が多くなり従来と違う風景になりそうです。

コロナが終息し家族皆でチャレサンを囲んで
トックを食べながらにぎやかな 설날(ソルラル)を過ごしたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

日本と韓国のお正月の祝い方や文化の違いを感じることができますよね。
今年もコロナの影響で例年のような
家族や親戚一同が集まり
설날(ソルラル)をお祝いすることは難しそうですが
オンラインツールと伝統文化を融合させた
新しい 설날 の過ごし方が生まれていますね。

今回は설날の過ごし方を簡単にご紹介しましたが
설날 で楽しむお料理やお菓子、 차례の仕方やお年玉、遊びなど
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