高校2年生のカリキュラム
“受験生”になる
開成ハイスクールでは、高2という学年を「受験生へのターニングポイント」と位置づけています。前期は、各高校の定期テスト対策と大学入試対策の理想的なバランスを考慮したカリキュラムを実施していきます。後期からは、本格的に大学受験を意識した授業を開講します。他の高校生よりもいち早く「受験生としての意識」を高め、受験生に求められる学習習慣に徐々に移行していきます。同時に、個人面談を頻繁に実施し、進路決定や勉強法のアドバイス、また精神面でのサポートを行っていきます。
英語
“英文法を極める”
高校1年だけで英文法を完璧に仕上げるのはなかなか難しいものです。2年生では、まずこの英文法を復習し、入試演習を行います。受験で出題される4択文法問題や整序英作文など色々な形式を学習します。
“英語構文を極める”
英語構文の理解は、大学入試で不可欠な項目です。英文を精読する際にも、英作文で合格解答を仕上げる際にも必要になってきます。これらを基礎から応用まで体系的に学習します。
高校2年生の英語の授業は各学校での学習内容にかなりのバラつきがあります。開成ハイスクールでは2年生で入試英語に直結した項目を最優先に取り組んでいき、きめの細かい指導をしています。
“大学入試改革に対応した本格英語指導”
2020年に実施された大学入試改革において、英語は「読む・聞く・書く・話す」の4技能がより重視されました。
開成ハイスクールでは、高2生の授業に毎回『リスニング』の時間を取り入れ「聞く」力を養うとともに、『英検対策NET講座』の配信で、検定取得率の向上を実践し、本格的な英語力を身に着けることが可能です。
通常授業と特別授業、英検対策NET講座を活用して4技能の習得を目指します。
数学
数学ⅠAⅡBから数学Ⅲへ
高2数学では、学校内容の理解と受験準備を両立する必要があります。開成ハイスクールでは、各高校が数学Ⅱ・数学ⅡBの指導をしている期間は、学校内容に対応した単元の指導を実施します。数学ⅠAⅡBの学習が終わり次第、受験指導が始まります。また理系受験者は数学Ⅲの指導も行っていきます。
受験指導では、これまで学習した単元の復習を開始し、模擬試験での高得点を目指します。開成数学科が誇るテキスト「数学ⅠA重要問題集」「数学ⅡB重要問題集」を使い受験指導を実施します。効果的な問題で学習することで学習効果が高まります。
定期テスト勉強会
「塾」×「学校」の相乗効果
高1・2年生には、定期テスト前に、各高校進度に合わせた定期テスト勉強会を開催します。高校の授業は進度が早く膨大な量となるため、定期テストについていけず、勉強に苦手意識を持つ生徒も増加します。塾だけの独自カリキュラムではなく、学校のテスト単元を習得することにも大きく力を入れ、塾と学校の両輪で学習の相乗効果を生み出します。
英検取得・対策NET講座
「塾」×「英語4技能」の実践力
文部科学省が提唱する2020年の大学入試改革において、英語においては「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能の必要性が謳われています。開成ハイスクールではいち早く、英検対策に取り組み、対応しています。
■開成ハイスクールが英検一次試験の会場に
遠方まで受験をしに行く必要はなく、開成教育グループの特定教室で受験が可能です。申込の受け渡しから合格通知まで、すべてハイスクール内で一本化しています。
■英検対策NET講座
英検取得のためのNET講座を配信しています。英検を申し込んだ後は、いつでもどこでも講座を繰り返し視聴することで、念願の検定取得まで導きます。
年間スケジュール
4月 | |
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5月 | 生徒面談① |
6月 | 定期テスト / 実力判定テスト 各高校で文理分け選択 / 大学進路説明会 |
7月 | 定期テスト / 生徒面談② 夏期講習 |
8月 | 夏期講習 / 夏期合宿 |
9月 | 定期テスト / 進路説明会 |
10月 | 進路説明会 |
11月 | 実力判定テスト |
12月 | 定期テスト / 冬期講習 |
1月 | 冬期講習 / 生徒面談③ 実力判定テスト |
2月 | 高2マーク模試 |
3月 | 学年末テスト / 春期講習 |
※スケジュールは変更になる場合があります。
高2は、部活動や行事ごとなど、高校生活の中心を担う学年となり、勉強との両立が難しく、学習へのモチベーションを保ちにくい学年でもあります。その一方で、大学入学共通テストは1月に実施されるため、大学受験は高校受験よりも早いスタートが必要となります。
そのため、開成ハイスクールでは、高2の夏から受験への意識を高めていき、冬休みから受験生という位置づけで指導を行っています。