• 【首都圏の注目校】広尾学園と広尾学園小石川について(下)

    【広尾学園小石川中学校・高等学校】

    (昨日の続き)

    東京都文京区本駒込にある広尾学園小石川中学校・高等学校は1909年創立の村田学園という銀行会社事務員養成所がルーツです。戦後の1951年には村田女子商業高等学校となり、1999年に小石川からあまり離れていない現校地(都立小石川高(現:中等教育学校)、区立駕籠町小学校のお隣)に移転。2008年から中学募集を開始。2018年に広尾学園と教育連携を開始し、2021年に男女共学化と校名変更を行い、2024年からは高校募集を停止(帰国生を除く)し、完全中高一貫校となりました。100年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、大きく変化した学校の一つだといえるでしょう。

    こちらのコース制は「本科コース」と「インターナショナルコース」の2コース制です。本科コースは、難関国公立大学や難関私立大学への進学を、インターナショナルコースでは、外国人教員による英語での授業を数多く実施し、海外大学だけでなく国内難関大学への進学にも対応しているのは広尾学園と似ていますね。

    1学年120名規模の学校ですが、2024年、2025年卒業者数の合計(つまり分母は240名前後)で、国公立18名、早慶上理ICUに47名、海外大学58名などの合格実績がパンフレットに掲載されています。

    この2校は、どちらも校名に「広尾学園」が入っていますが、学校法人としては別法人、独立を維持しています。理事長も同一人物ではありません。と、ひとまず今回は広尾学園の2校を紹介させていただきました。(終わり)

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  • 【首都圏の注目校】広尾学園と広尾学園小石川について(上)

    【広尾学園中学校・高等学校】

    中学受験・高校受験で近年注目を集めている学校の一つが、東京都港区南麻布にある広尾学園中学校・高等学校です。1918年に板垣絹子(板垣退助の奥さん)によって順心女学校として創立された伝統校ですが、2007年の男女共学化と校名変更を機に大きく改革を進め、今では首都圏を代表する難関進学校として高い人気を誇っているようです。

    広尾学園の特徴の一つは、3つのコースです。難関国公立大学や早慶などを目指す「本科コース」、医学部や理工系分野への進学を目標とする「医進・サイエンスコース」、そして英語を使った授業を中心に国内外の大学進学を目指す「インターナショナルコース」が設けられています。どのコースでも、探究学習やプレゼンテーション、英語教育を重視し、自ら考え、発信する力を育成しています。

    大学合格・進学に関しては、東京大学や京都大学をはじめとする難関国公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学へ毎年多くの卒業生が進学しています。さらに、海外大学への進学支援にも力を入れており、THE(タイムスハイヤーエデュケーション)世界大学ランキングの上位校の大学にも数多く合格しています。2026年度の合格実績は、卒業者数300名に対し、国公立80名、医学部医学科109名、早慶上理ICU403名、海外大学311名となっています。

    因みに今の校長は教育心理学の第一人者で東京大学名誉教授の南風原(はえばら)朝和先生。その昔、先生の著作で勉強させていただきました・・・(このブログの中の人の独白)

    (続く)

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  • 【満員御礼】関西8大学大研究 来場者数報告【高2と保護者が増加】

    7月12日(日)新大阪にて、個別指導学院フリーステップ主催による「関西8大学大研究」が開催されました。関関同立産近甲龍の各大学の入試担当者による講演会や個別相談コーナー、関関同立に加えて大阪大、神戸大、大阪公立大の現役学生によるブース、勉強方法に関するセミナーなど、様々なコーナーが予約いっぱいとなりました。当日も事故もなく無事終了することができました。

    教員対象セミナーにも多くの学校の先生に来ていただきました。ご来場ありがとうございました。

    実際の来場者数の速報値ですが、2,448名と昨年よりも16%増の過去最高を記録しました。

    来場者の内訳をみると、高2生と保護者が昨年比で2割以上の大きな伸び率となっています。中高入試に関する当グループのイベント「開成進学フェア」でも保護者の来場率が上がっていますが、大学受験に関しても保護者の関心が高まっているように思います。暑い中、今回のイベントに来場してくれた皆さんにも、志望校合格という春が来るのを祈っております。

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  • 【新体制】洛星ノートルダム女学院高等学校 オープンスクール【相乗効果で大躍進】

    子どもさんにとってはあまり興味のない話かもしれませんが、ノートルダム女学院の運営母体が洛星中高を運営する「学校法人ヴィアトール学園」に代わりました。そもそも洛星とノートルダム女学院は、どちらもカトリック系のミッションスクールで、オーケストラクラブなど生徒レベルでの交流があったようですが、別法人でしたから先生方の異動や、教育方針の共有などはなかったようです。しかし今回一つの法人になったことで、双方の長所を共有できることになりました。

    進学校として屈指の実績を誇る洛星、国際教育や探究活動など多彩な教育活動で成果をあげてきたノートルダム女学院・・・。その相乗効果で何が生まれるのか、楽しみでもあります。

    今回紹介するのは高校のオープンスクールですが、コース制もリニューアルし、進学に向けての目標も明確になっています。スクールバスのルートを新設するなど、市外からの通学も便利になるようです。どのように変化していくのか、実際に確かめてみてはいかがでしょうか。対象は中学生女子。詳しくは学校HPをご覧ください。

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  • 【コース変更の全貌が】常翔学園高等学校 オープンスクール【明らかになる?】

    先日、中学校のオープンスクールに関してお伝えしました【今年も楽しい企画が】常翔学園中学校 オープンスクール【盛りだくさん】 – 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログが、今回紹介するのは高校受験向けのイベントです。

    少し先ですが、8月末の開催です。こちらも各教科の体験授業や部活動の見学などお楽しみコーナー満載。もちろん施設見学もOK。

    しかし、今回の大ネタは、「コース変更」でしょう。新コースの名称、そのコンセプトなど、ここでのお披露目となります。さあ、どんなコースになるのでしょうか!このオープンスクールでその魅力を直接聞いてみましょう。

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  • 【申し込んだ人は】次の日曜日は「関西8大学大研究」が開催されます【かならず来てね】

    関西8大学大研究~国公立・関関同立・産近甲龍・早慶上理・GMARCHを徹底分析!~ | イベント・トピックス | 個別指導学院フリーステップ

    当社主催の「関西8大学大研究」という「関関同立産近甲龍」の合同説明会+各種大学入試対策セミナーが開催されます。申し込み総数は現段階で過去最高の3,000名超。

    本当ならもっと多くの方に来ていただきたいのですが、既に新規申し込みは終了しております。というわけで、既に申し込むことができたラッキーな皆さん、お忘れなくお越しください。但し、この人数ですので、時間帯によっては混雑が予想されます。事前申し込みをしていただいたセミナー以外の個別相談ブースに関しては、お待たせする可能性があります。混雑回避のための時間調整などご協力をお願いします。

    気を付けてお越しください。

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  • 【近畿3府県】通信制高校 新規参入が続々と・・・【中学校進路希望調査】

    全日制の学校を持つ学校法人が、通信制に参入する例が増えています。

    兵庫県:学校法人聖心女子学院 小林聖心高等学校通信制課程ソフィーコース(2026年)

    京都府:学校法人光華学園 京都光華高等学校「RENハイスクール」(2026年)

    京都府:学校法人京都文教学園 京都文教大学附属宇治高(2026年)

    兵庫県:学校法人須磨学園 三朝高等学校(2027年)設置は鳥取県で拠点は神戸三宮

    京都府:学校法人立命館 立命館未来探究高等学校(仮称)(2028年)

    N高校やクラーク記念国際、ルネサンス高校など広域通信制の大規模校人気に加えて、中規模校も学習拠点を増やす、専門学校と提携するなど規模を拡大しています。通信制といえば、かつて全日制の高校から転校する例が多かったように思いますが、今では高校入学時から通信制を選ぶケースも増えてきています。数値的な変化を見るために、2020年(コロナ禍の直前)から7か年分の、中3の進路希望調査の数値を調べてみました。

    2020年度から4年間は大阪府、兵庫県で増加が続いています。当時はコロナ禍による自宅待機が続いたことで、通学の習慣が途切れたことが「原因」だともいわれていましたが、京都府は異なった動きをしているのでその「原因」は疑わしいですね。

    一方で、大阪府は2024年でピークアウト、兵庫県も2025年からの伸びが鈍化しています。

    この元データはあくまでも進路希望調査なので、実際の進学者数とのずれはあるとは思いますが、通信制へのニーズが急拡大しつづけているわけではないようです。

    最初にいくつか紹介した、新たに通信制の学校(コース)を設置する目的は、立命館はちょっと例外として、受験生の獲得というよりは、セーフティーネットとしてのイメージなのではないでしょうか。

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  • 【え?】東海大学 年内特待生試験「プレトク」試験内容変更【面接やるんだ・・・】

    先日、成蹊大学が学力テストを課す「総合型選抜」の導入を取りやめたニュースをここで紹介しましたが、東海大学はなんと形を変えて導入する、と7月6日に発表しました。

    全員に面接を導入する時間を確保するため、英語の試験を行わず、代わり英語の外部試験スコアを利用するようです。また、13か所の試験会場を予定していましたが、5か所に集約するようです。

    給付型奨学金の対象者を選ぶ選抜ですので、多くの受験生が集まると思いますが、会場を絞ることで面接スタッフの調整ができるように考えたのだと思います。

    配点は3教科(300点)+面接・書類審査(50点)の350点満点です。面接と書類審査の配点割合は公表されていないのでわかりませんが、面接の配点は最大でも14%となりますので、あまり差が付かないような気がします。試験を実施する大学にとって大きな負担となる面接必須という方針は、いったい誰のためになるのでしょうか。

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  • 【「関西8大学大研究」コラボ企画】8大学 入試制度変更史【こんなに違う8大学】(下)

    (昨日の続き)

    【共通テスト(センター試験)利用】

    1979年から1989年まで行われていた「大学共通第1次学力試験(=共通一次)」は国公立大学のみが利用できる試験でしたが、1990年に「大学入試センター試験」と変更され、その成績利用は有料ですが、私立大学にも門戸が開かれることになりました。

    そこに真っ先に名乗りを上げたのは首都圏では慶應義塾大学の法学部と医学部、東京理科大学の基礎工学部など、近畿圏では松陰女子学院(現:神戸松蔭学院)文学部、流通科学大学の商学部など16大学19学部と限定的でしたが、その次の年度から立命館大学、近畿大学、京都産業大学が本格的に導入を始めました。

    今では併用方式も含めて多様な共通テストを利用した受験ができる関西大学も実は導入は1999年と遅くなっています。

    【その他】

    日本でいち早く入試にマークシートを導入したのは第1次ベビーブームによる18歳人口急増期にあたる1967年の専修大学、1968年の早稲田大学だといわれています。その後1979年に共通一次試験が始まってから、多くの私立大学でもマークシートが導入されるようになりました。本来は大量の答案を早く正確に採点できるといった、大学側の都合によって導入された方式ですが、選択肢によって成り立っている入試問題は、英語の綴りミスや漢字間違いなどを恐れる受験生にも支持されるようになりました。

    立命館大学は1990年に、近畿大学は1991年に英語の入試問題から記述を無くし、多くの受験生を集めました。近年では甲南大学がオールマーク方式で(他にも要因がありますが)志願者数を大きく伸ばしたのも記憶に新しいところです。そんな中で同志社大学と関西学院大学の学部個別日程では、一部の問題だけですが記述式が残っています。採点の手間も大変だと思いますが、これらの大学のこだわりを感じます。

    このように、入試方式だけを見ても大学ごとに様々な相違点があります。多くの受験生は専門分野や居住地から大学を選んでいると思いますが、入試方式と自分との相性という観点による大学の選び方もいかがでしょうか。

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  • 【「関西8大学大研究」コラボ企画】8大学 入試制度変更史【こんなに違う8大学】(上)

    大学による「受験生獲得三種の神器」といえば、本学以外に試験会場を設定する「地方入試(出張入試)」、複数の学部が同じ試験問題を使う「全学統一日程」、1990年から私立大学にも利用可能になった「共通テスト(センター試験)利用」ですが、(と書きつつ、これを「3種の神器」と呼んでいる人は他に知りませんが・・・)関西の8大学が導入した時期を年表形式で表してみました。横長になりすぎるので、導入年は5年刻みで表記しています。

    【地方入試(出張入試)】

    入試といえば、その大学に直接出向くのが当たり前でしたが、遠隔地に居住する受験生は、交通費や宿泊費などの負担がかかっていました。そこで、考えられたのが地方入試(導入当初は「出張入試」)です。8大学で一番早かったのは1956年の立命館大学です。札幌、名古屋、広島、福岡の4会場をそれぞれ国立大学のキャンパスを借りて実施しました。縁起でもない話ですが、札幌会場に出向く職員は、航空機事故のリスク回避のため別の飛行機に分散して移動していたそうです。実施のハードルの高さから他大学の追従はしばらく見られず、1970年にようやく関西大学、近畿大学で設定されました。今では近畿大学は全国に56会場、立命館大学も51会場で試験が行われるなど、その規模は拡大を続けています。

    【全学統一日程】

    大学では、専門分野によって入学後に必要となる基礎学力が異なりますので、学科ごとに異なる入試問題で選抜するべきだ、との考え方もあります。しかしその為には入試問題を複数種類作成する必要があり、試験時間が異なるのであれば、それが実現できる教室数や監督者などの確保も必要となります。さらにこれを複数日程で実施しようとすれば、ほぼ不可能となります。一方、受験生にとっても、その大学のその学科のための準備が必要となり、学部間の併願が難しくなります。しかも、その学部を受験する機会は1回、つまり一発勝負となるリスクがありました。

    そこで、考え出されたのは、どの学部を受験するのであっても統一問題を使い、マークシートなども利用して、採点まで機械的に処理してしまおうというのが、全学統一日程です。大学にとってはこの導入で複数の日程を設定することができ、受験生にとっても同じ学科を複数回受験することが可能、しかもその対策は1種類の問題に対してのみとなります。つまり双方にとってメリットが大きいわけです。

    1990年に最初に導入したのはこれまた立命館大学。「A日程」という全学統一の試験問題での入試が始まりました。(続く)

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