駒澤大学 自己推薦選抜対策講座

2021年7月9日 金曜日

箱根駅伝でも有名な、東京都世田谷区駒沢が本部の仏教(曹洞宗)系の駒澤大学は400年以上の伝統がありますが、いまや都内に3つのキャンパスを持ち、1万4千人以上の学生が通う大きな大学となっています。設立の経緯から仏教学部、文学部など文系のイメージが強い大学ですが、放射線系の医療技術が学べる医療健康科学部も設置しています。キャリア教育でも定評があり、就職率も高くなっています。

そちらからオープンキャンパスのお知らせが届いたので、夏休みに大学を見ておくといいよね、と思ってもう一枚見ると、今週末に自己推移選抜対策講座が用意されているではありませんか。オンライン面接体験コーナーも用意されています。というわけで、駒澤大学を考えている受験生は利用をお勧めします。事前申し込み制です。詳しくは大学HPをご覧ください。

建国中学校・高等学校にお邪魔してきました(その1)

2021年6月24日 木曜日

大阪市住吉区、南海高野線の我孫子前駅の南東には、大阪市立大和川中学校、浪速高等学校・中学校大阪市立大学の杉本町キャンパスなど、学校が多い地域なのですが、そのど真ん中に建国幼稚園、小学校、中学校、高等学校があります。高校の1学年は40~50名ほどのこじんまりした学校です。韓国の方が中心になって設立した学校という事で、民族系の学校だと思われているかも知れませんが、実は高校生の54%は日本国籍、在日の韓国籍が30%だそうですので、合計84%は日本語を母語としている生徒で占められています。残り16%は韓国、中国、英語圏などだそうです。

授業を見せていただきました。なんと中国語の授業です。映像を見ながら中国の伝統文化と共に、文法を学ぶという、いきなり本格的な授業です。中国語は選択制だそうですが、ネイティブの中国の先生が2名常勤でいらっしゃるそうです。

こちらはゲーム形式で単語テストがオンラインで行われています。新高1・新中1は全員Chrome Bookを購入、2年、3年生は学校から貸与されているとの事で、この授業でも活用されています。ICTが進んでいるという事で、例年なら年間30日程度の海外研修も、コロナ禍のこの1年は海外の学校とのオンラインでの交流を行うことができたそうです。(続く)

【スクープ】京都女子高等学校 入試科目+日程変更

2021年6月16日 水曜日

 大規模なコース改編が行われる京都女子中学校・高等学校ですが、高校募集における入試の変更情報を入手しました。

 まず、現状では2月10日は推薦受験生による面接試験のみ、学力試験は統一日を外した12日に5科目の試験が行われていたわけですが、これが2022年度入試から2月10日を「A日程」として、ウィステリアとⅡ類の推薦試験(つまり専願)が3教科+面接で行われ、併せてウィステリアは専願の、他のコースは専願・併願の試験が5教科で行われます。

2月12日は「B日程」としてウィステリア(こちらは従来通り専願のみ)、Ⅱ類、に加えて「CSコース」(Challenge Spiritの略だそうです)という選抜クラスの募集が、3教科入試で行われます。つまり、「A日程」でⅡ類推薦を確保して、「B日程」でCSにチャレンジするなど、2回受験のチャンスがあるというわけです。

 従来は統一日程と異なる入試日だったので、他の私学との併願も多かった京都女子高校ですが、10日に本格参入するという事と、B日程は3教科入試になるという点で、併願パターンの組み方に大きな影響が出てくると思います。

 というわけで、中3女子の皆さんは、入試でも変更点の多い京都女子高等学校の説明会には是非参加するようにしましょう。

千葉県の高校別大学合格実績ランキング2021(首都圏私大編)

2021年5月14日 金曜日

早慶上理でのランキング(30%以上の11校)も作ってみましたが、登場する学校は、首都圏国公立とほぼ同じとなっています。

首都圏難関私大のGMARCHランキングでは、順位が多少変わってきます。首都圏国公立、早慶上理で7位だった昭和学院秀英が2位となっています。女子バスケットの強豪校として知られている昭和学園の姉妹校として38年前に幕張メッセの近くに誕生した若い学校ですが、放課後補習を充実させ、明治や立教、法政に加え、全国の国公立に100名以上と多くの合格者を出しています。以下70%ラインまでの15校のうち、公立が12校と、ここでもより公立が強い様子がわかります。地図を見れば遠いように見える中央大学にも結構合格者が多いのは、交通の発達した首都圏ならでは、というわけでしょう。

というわけで、千葉県での進学校選びの参考にしていただければと思います。

千葉県の高校別大学合格実績ランキング2021(首都圏国公立)

2021年5月13日 木曜日

大学進学実績のランキングを作ってみると、首都圏では学校数も多い東京都の学校が上位にランクインするわけですが、県立を中心に進学実績の高い学校も多数存在します。というわけで、まず一つ目は、首都圏の国公立(東大~横浜市立大)の合格者数合計÷卒業生数でランキングを作成してみました。(元のデータはサンデー毎日4月18日号で、学校が現時点で公表している結果と異なっている場合もあります。ご了承ください。)

1位は東大の合格者数でも有名な渋谷教育学園幕張。この表には入れていませんが、京大や北大など旧帝国大学にも合格者が出ていますので、半数以上の卒業生が難関国公立に進学しています。2位は県立船橋、旧制中学校をルーツに持つ、昨年100周年を迎えた伝統校ですが、SSHにも指定され、理数科にはSS自然教室という宿泊学習(去年は中止)があるなど、体験型の学習にも力を入れています。この4月には台湾の学校とオンラインで英語での交流会を行ったようです。3位は県立千葉。こちらも140年以上の歴史を持つ超伝統校です。1クラスの中学校も併設していますが、競争率は10倍以上。またその分高校からの募集定員が少なく高校入試でも、最難関となっています。このランキングでは3位ですが、京大や国公立の医学部への進学者も多く、各界の著名人も多く輩出しています。4位は千葉大ランキング1位の千葉東。旧制女学校をルーツに持つ伝統校ですが、千葉大学の西千葉キャンパスと徒歩5分ほどということもあり、大学の講義を受講することも可能な高大連携が行われています。5位は私立の市川。こちらは元男子校でしたが2006年に共学化したマンモス進学校です。私立の進学校ですから受験指導に特化しているのかと思えば、SSHとしての課題研究や海外研修、リベラルアーツゼミなど、多彩な学びが特徴的です。卒業生の10%ラインまでの14校では私立が5校、県立が9校と、県立が強いのは確かです。(続く)

東京(392校)VS近畿圏(617校) 東大+京大ランキング(その2)

2021年5月7日 金曜日

(昨日の続き)というわけで、こちらは近畿2府4県でのランキングベスト30校です。 こちらはご覧のように大半の近畿の難関進学校は京大が大好きですが、その中で灘と西大和学園は東大の方が多くなっています。1位の灘は東大+京大で安定の60%超え。日本一ですね。西大和学園は3年ほど前から東大シフトに変えて、着実に東大の合格者数を上げてきています。一方公立高校からの東大の合格者数は割合としても実数としても少数になっています。

高校・中学を選ぶときに、将来東大or京大合格を目標とするのであれば、ここにランクインした学校を目指しておいた方が、夢に近くなるかもしれません。

東京(392校)VS近畿圏(617校) 東大+京大ランキング(その1)

2021年5月6日 木曜日

サンデー毎日4月18日号の速報値でのランキングを作ってみました。「いやぁ東大ランキングなら週刊誌で見たわ」というお父さん、ちょっと待ってください。近畿圏から東京の大学に進学するというのは経済的な負担やアウェイ感から不利なのですよ。 そこで、まず学校の規模による影響を補正するために、東大+京大の実績数を卒業生数で割って割合を算出し、そのランキングを作ってみました。しかし、東京に対して大阪だけで戦うことになると、兵庫や奈良の強豪校が入らなくて不利になるので、近畿は2府4県で束になって戦うことにしました。え?ずるい?うっせーわ。

さて、東京のベスト30をグラフにしてみました。ほとんどの学校では京大へ行く方が少数派。但し都立西は例外。都立西の入試問題も思考力や記述力が要求される自校作成なので、探究活動を志向する生徒が集まっています。制服は無く、バイク自動車通学の禁止以外に校則らしきものは存在しない自由な学校です。部活が47団体(音楽系だけでも、吹奏楽・管弦楽・ゴスペル・軽音楽・アコースティックギターなど5つ以上・・・)存在するなど部活も盛んな楽しそうな学校ですので、京大を選ぶのでしょうか。(続く)

【残念】大阪私立中学校フェア2021 開催中止

2021年4月30日 金曜日

5月9日にグランキューブ大阪で開催予定であった、「大阪私立中学校フェア」の中止が発表されました。緊急事態宣言に伴い会場が休館となったため、やむを得なく開催ができなくなったようです。完全予約制・入替制など万全の安心安全体制づくりのために準備を行ってきた中高連の事務局や実行委員の教職員の方々の落胆、当日を楽しみにしていた受験生や保護者の失望を考えると残念でなりません。昨年9月の当社主催「開成進学フェア」(滋賀会場)も、予定していた施設がコロナ軽症者療養施設として借り上げられたために閉館、そのためにオンラインに切り替えざるを得ませんでしたので、主催者としての悔しさも痛いほどわかります。

本年度の「開成進学フェア」はオンラインで開催します。今年は昨年と全く異なり受験生も楽しめるようなゲーム的な要素やSNS連携など、業界初の新たな仕掛けを考えています。9月25日から9日間、特設サイトの中で、学校紹介動画や各種セミナーを見つつ、わくわくの学校選びをみんなでできる特設サイトを準備中です。こちらは会場の都合に左右されず開催可能ですので、是非お楽しみに。

2021年度入試 大学志願者動向(速報値)分析(その2)

2021年2月12日 金曜日

【共通テスト利用出願の減少】 大学入学共通テスト初年度という事で、昨年までのデータを信じるわけにもいかず、私立大学をメインで考えている受験生にとっては、よくわからない共通テストの準備をするよりも出題傾向が固定化されている私立大の対策をした方が確実なため、共通テスト利用での出願が減少したと考えられます。関西では関関同立に関して、昨年を上回ったのは国公立との併願者が多く、最初から共通テスト対策をしている受験生が多い、同志社の経済と政策、関学の国際、商、経済など、一部の大学、学部に限られています。立命館では食マネジメント以外の学部で、すべて昨年を下回っています。

【国際系⇒経営・経済系への流入】 昨年3月からのコロナ禍によって出入国はかなり不便な状況が続いています。近年盛り上がりを見せてきたグローバル化の流れに一度水を差された形です。しかし高2のうちに希望学部をほぼ絞り込み、学校の科目の選択を行った受験生にとっては、もはや大きな方針転換はできない状況になっています。そこで、国際系・外国語系を志願していた受験生は経済・経営系に流入することになります。関西大学では経済、商いずれも昨年よりも1割以上受験生が増えています。龍谷でも経済が12%、経営が19%増加、近畿では昨年減少の揺り戻しもありますが、経済が37%の増加となっています。関西の14主要大学(関関同立産近甲龍摂神追桃佛橘)で国際系の学部での志願が増えたのは龍谷大学しかありません。

で、最初の早稲田のお話ですが、今年は既卒が共通テスト出願者数レベルで2万人減少していることに加え、共通テストで高得点を取った受験生が多いため、難関上位校への強気の出願が予想されています。しかし大学通信の安田さんがおっしゃっているとおり、共通テストや数学必須の一部導入などもマイナスですが、全国からの流入が減少していることに加えて、入試問題も学部ごとに傾向が大きく異なり、国立との併願には使いにくい早稲田は敬遠されたのではないでしょうか。 (添付のグラフは前年までのものです。ここでも早稲田は2018年をピークに連続減少していることがわかります。)

2021年度入試 大学志願者動向(速報値)分析(その1)

2021年2月10日 水曜日

朝日新聞によりますと、一時12万人を超えていた早稲田大学の志願者が10万人を割り込んだというニュースがありました。(早稲田大学の詳細状況については過去のブログもご参照ください。)

https://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/university/36438.html 

https://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/university/36442.html 

全体状況についてはこちらもご参考にどうぞ。

https://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/university/37418.html

改めて今年の大学入試の状況についての分析を加えてみたいと思います。

【社会不安による、早期決着の動き】 まだ、断続的に続いているコロナ関連の休校が、早く行先を確保しておきたいという受験生心理につながっています。志願者数1万件以上の大規模校で推薦系の出願が増えたという事は、一般入試では志願者がその数倍減少します。もちろん公募推薦を併願として利用して、ワンランク上を一般入試で狙う受験生も多数いますが、当グループでは産近甲龍の公募推薦合格者のうち、そのまま入学手続きに進むのが例年約1/3程度です。今年の人数はまだ判明していませんが、昨年よりも増えている印象です。一般入試に進んだ受験生は一人で平均5出願以上するわけですから、公募推薦で終わる受験生が1000人増加すれば、一般入試で5000件の出願が消えることになります。

【都市部への流入減】 地方から首都圏、関西圏への流入は減少しています。また、地域人口の減少幅をみると、北海道、東日本の18歳人口の減少幅が大きくなっていますから、首都圏、特に北関東に関してはその影響が大きく出ていると思われます。以前書きましたように関西では四国・中国からの受験生が減少しており、フェリーを使えば交通費もお手頃な愛媛県から大阪への受験生も大きく減少している(森ノ宮医療大学)との情報もあります。(つづく)