【分野横断型】龍谷大学 「先端理工学部」設置予定【専門教育】その②

2019年4月19日 金曜日

今回の「先端理工学部」という新学部設置はこのような蓄積の延長線上にあるわけで、地球環境のみならず宇宙開発や新素材の創造など今までの学問分野の枠を超えた教育・研究機関として期待が膨らみます。既存の「理工学部」の改組という形での新設ですから、施設や教職員の新規確保といった心配もありませんね。

現段階ではここにあるような「課程」が想定されているようですが、重要なのはこれらが「学科」ではないという点です。(国内の理工系学部で初!)つまり「学科」という形では各学期にそれぞれの専門分野の必修授業の履修が必要ですが、「課程」とすることで、広い範囲からの科目の組み合わせによる「分野横断型の専門教育」が可能になります。さらに3年生の第2四半期には必修授業がなくし、留学や長期インターンシップにも挑戦できるという仕組みが構想されているようです。

何が学べるのか、も新しいのですが、どうやって学ぶのか、も新しいという学部のお話でした。1年後の設置を目指して準備中とのことですが、興味のある受験生はオープンキャンパスなど説明会で詳しい内容を聞いてみてはいかがでしょうか。

【分野横断型】龍谷大学 「先端理工学部」設置予定【専門教育】その①

2019年4月18日 木曜日

龍谷大学が新たな理系学部創設を発表しました。

(注意)もちろんまだ認可されたわけではないので、内容が変更になる可能性ありでお読みください

もともと西本願寺の仏教哲学の教育や研究機関である学寮としてスタートした龍谷大学ですが、明治初期にはキリスト教の研究もおこなわれ、その後文学部、経済学部、法学部など文系学部を増設し、文系の総合大学として発展してきました。さらに平成元年には滋賀県大津市の「瀬田学舎」に理工学部を開設し、理系分野も扱うようになりました。その理工学部の中にあった「環境ソリューション工学科」は琵琶湖の環境の工学的な分析を元に地球環境を考えようという最先端の研究がおこなわれてきましたが、食や農の分野をさらに深めるために2015年「農学部」が設置されました。そもそも人の魂は現世の縁が尽きると浄土に生まれて仏となり、また現世に帰ってくるという仏教哲学の考え方と、地球環境における物質やエネルギーの循環という考え方は親和性が良いためでしょうか、農学部はまさにロケットスタート。まだ卒業生が出ていない段階で、光合成や土壌といった栽培技術の基礎研究や土壌環境と森林植物の相関などの意欲的な研究結果が発表されるまでになっています。(続く)

千里金蘭大学 オープンキャンパス

2019年4月12日 金曜日

桜の花もそろそろ終わり、代わりに毛虫が出ますから気を付けましょう。ということをお伝えしたかったのではなく、過ごしやすい季節がやってまいりましたので、高校生はオープンキャンパスに行ってみましょう、というお話です。

阪急梅田からわずか29分、北千里の駅から緑豊かな住宅地の中の緩やかな坂を上りますと、キャンパス正面。そこからまっすぐ進みますと「千里金蘭大学」という女子大に到着します。ちなみに門の右手は金蘭千里中高です。

住友病院と提携している「看護学部」、保育士はもちろん小学校教員にもなれる「生活科学部・児童教育学科」も人気ですが、お勧めは「生活科学部・食物営業学科」。管理栄養士や栄養教諭の免許も取れるこの学科は調理の実習だけでなく細菌培養や動物を使った実験も多いなど、本格的なカリキュラムと食品工場さながらの食品加工実験室などの設備が自慢です。というわけで、ともかくオープンキャンパスに参加してそのあたりも詳しく聞いてみましょう。併せて校舎周りの環境もお楽しみください。

関西外国語大学 オープンキャンパス

2019年3月27日 水曜日

航空会社への就職率の高さだけでなくグローバル人材養成で高い評価を得ている関西外大からオープンキャンパスのお知らせが届きました。

12月まで全7回分の予定が決まっているのもさすがですが、面白いのはそれぞれのオープンキャンパスにテーマが決まっているところです。

(クリックするとPDFが開きます。裏面にテーマ一覧があります。)

5月に開催される第1回目は「Go for Global Experience!」というテーマで「外国人留学生と話そう」というイベントが開催されるようです。このように毎回異なったテーマで開催されるということは毎回来てね、というメッセージだと思います。確かに入学したら少なくとも4年間通い続けるキャンパスを、たった1回のオープンキャンパスでの印象で決めてしまうのは問題かもしれません。もちろん説明には共通部分もあるとは思いますが、複数回参加して、大学の魅力や特徴を入学前に知っておくことも、入学後の学生生活にとって大きなプラスとなるでしょう。関西外大受験を考えている受験生・高校生は開催日を手帳(スマホのカレンダー)に登録しておきましょう。

全日程予約不要となっています。詳しくは大学HPも御覧ください。

【今年も】近畿大学 オープンキャンパス【盛大に開催】

2019年3月22日 金曜日

毎年参加者が多く、もはやお祭りのようになっている近畿大学のオープンキャンパスが、次の日曜日開催されます。人気のマグロ試食会は健在、施設見学もありますが、合格するための勉強方法や出願方法の説明会が、例年より強調されているように感じます。もちろん従来から行われている学部紹介や研究内容に関する体験会など、大学での専門分野についてもっと深く知るためのイベントも多いのですが、複数の判定方法など、出願に関する解説をこの時期からできるというのは、既に次年度の募集要項や出願方法に関する方針決定がなされているということでしょう。

昨年のこの時期のオープンキャンパスで、一部新たなパンフレットが配布されたのには驚きました。やっぱり受験生を集める大学は違いますね。

詳しくは大学HPをご覧ください。

立命館アジア太平洋大学 大人気(その2)

2019年3月19日 火曜日

立命館アジア太平洋大学に在籍する学生の国籍はなんと89か国!人数ではやはりアジア諸国からの留学生が多いですが、アフリカ諸国からの留学生も少なくありません。また加えて「Stateless/Other」との欄が・・・。つまり無国籍ということですが、そこからの留学生も1名計上されていました。どうやって世界中から学生を集めてきたのか謎ですが、このような環境で4年間暮らしていると世界のどこに行っても大丈夫そうです。

また海外への留学も可能です。交換留学制度を使うと立命館アジア太平洋大学に納めた授業料で提携先の授業を受けることができますので、旅費と滞在費以外の追加費用も必要ありません。ということで、そりゃ人気出ますよね。御覧のように就職率も高くなっていますが、なんといってもその就職先はグローバル企業が大半ですから、さらにキャリアアップが目指せることでしょう。もしこの大学が首都圏にあったらこれほどとがったものにはならなかったと思います。自宅外生が大半だという環境を逆に生かした教育プログラムが最大の売りでしょう。興味を持った高校生は、ひとまず大学のHPを覗いてみましょう。

立命館アジア太平洋大学 大人気(その1)

2019年3月18日 月曜日

まだ正式なものではありませんが、大分の立命館アジア太平洋大学の入試統計を入手しました。ここまでシンプルに全部を教えていただけるとありがたい限りです。

ここ2年間で志願者が2倍以上、合格最低点もうなぎのぼりとなっています。センター利用も結構な得点率が必要だとわかりますので、次年度受験を考えている人はそれなりの覚悟が必要です。

半数が海外からの留学生、その外国人と同じ寮に住むわけですから国内に居ながら留学状態。グローバル化が進むこれからの世の中に必要な力が付くのは間違いなしということで、企業からの評価も高い大学です。(続く)

関西8大学 併願の結果

2019年3月15日 金曜日

そろそろ関西の私立大学の結果が判明してきましたので、関西8大学(関関同立産近甲龍)に関する併願受験結果をまとめてみました。併願可能な学力系入試方法(公募推薦、センター利用、一般入試)の記録をもとに、その大学から1回でも合格を得た人数を分母とし、その中で1回でも合格、不合格が来た割合を出してみました。

まず、合格校/不合格校の表をご覧ください。

関西大学合格者313名(実人数)のうち、同じ関西大学で不合格だった受験生は144名、つまり46%(「割合」の表参照)は全勝ではなかったことになります。開成教育グループでは別日程を利用した複数回受験を推奨していますが、その有効性が証明されたことになります。

ややこしいですが、1つ目の表と3つ目の表を見比べてみてください。例えば関西の列、同志社の行を見ると、関西合格で同志社不合格は46名、合格校は19名となっています。このことから、同じ関西大学合格者という受験集団では同志社の不合格率のほうが高くなります。その数値をもとに、勝敗表を作りました。合格率が1%より大きな差をつけて高ければ青色、合格率が-1%未満(不合格率が1%を上回る)場合は赤色にセルを塗っています。(結果的に白いセルは、合格率・不合格率の差がほとんどない引き分け状態を表しています)

すると、同志社は併願受験者が無かった甲南以外の全大学に勝っています。関西学院と立命館の併願受験に関しては、ほぼ同じような結果になっており、関西大学が続きます。近畿大学と甲南大学がほぼ並び、龍谷、京都産業の順になることがわかります。予備校のように合格者の平均偏差値からランキングを作る手法ではなく、合否結果から作った資料ですので、問題傾向の類似性など併願にふさわしい組み合わせも見えてくると思います。次年度に向けての受験作戦を考える上での参考にしてみてください。

立命館大学 追加合格

2019年3月1日 金曜日
2月28日16時に立命館大学の追加合格(1回目)が発表されました。
まだ国公立の発表がでていない時期ですが、かなりの人数が繰り上がっています。
惜しくも不合格だったという受験生も、確認してみてはいかがでしょうか。繰り上がっている可能性があります。
対象の学部・日程・繰り上がった人数は以下の通り
法学部(2/1~2/4) 60名
産業社会学部(2/1~2/4) 現代社会92名 メディア44名 スポーツ9名 福祉15名
国際関係学部(2/1~2/4) 24名
映像学部(2/1~2/4と2/7) 81名
経済学部経済専攻(2/1~2/4) 53名
スポーツ健康科学部(2/1~2/4) 24名
理工学部(2/2~2/3) 電気電子工49名 ロボティクス10名
情報理工学部(2/2~2/3) 67名
食マネジメント学部(2/1~2/4と2/7~2/8、センター利用3教科型) 158名
特に産業社会と食マネジメントはかなりの規模になっています。このように追加合格が出ると、次の偏差値帯の大学で辞退者が増えるなど、その他の大学にも影響が出ますので、注意が必要でしょう。

関西8大学(「関関同立」「産近甲龍」)今年の難易度

2019年2月28日 木曜日

私立大学入学定員厳格化の影響で年々ハードルが高くなる私立大学入試ですが、そろそろ大勢が判明してきました。開成教育グループからも多くの受験者がいますので、その合格率からの分析です。

「関関同立」の4大学に関して今年は同志社が多少難化、それ以外はほぼ昨年並みではないか、という感じです。2016~2018年で合格者数を数千名も減らし難化していた立命館大学も、学部による差はありますが、全体的に2019年度入試ではほぼ去年並みだといえます。

 

一方「産近甲龍」は混戦模様です。公募推薦入試からすでにハードルが上がっていた近畿大学、一般入試でも難化、甲南も多少アップしたとみられます。一方、京都産業大学は定員増に伴って多くの合格者を出すことができ、全体的に昨年並みですが、経済・経営、京都文化など一部の専門分野は合格最低点が上がっているようです。

まだ途中段階でのデータですが「関関同立」合格者(実人数)のうち、17.6%が「産近甲龍」で不合格となっていますので、この2つの大学群の難易度差は縮まっているとみるべきです。しかもその内訳をみるとやはり近畿大学が約半数を占めています。中には第一志望ではないので十分な対策をせずに受験したというケースもあるかもしれませんが、近畿大学に限らず、どの難易度の大学であっても受験に際してはそれなりの準備が必要だということはお伝えしておきたいと思います。