
1位は東京大学。採択件数も1000件以上と桁違いですが、採択率も43.1%と最高です。やっぱり東大ってすごいな。
2位は京都大学。こちらも採択数、採択率とも東大に迫っています。
3位は慶応義塾大学。医学系の分野は採択される率が高いそうですが、ここに私立大学が来るのはすごいです。
というわけで、皆さんの予想は当たったでしょうか。研究者になりたい高校生諸君、これらの大学をめざそう。
1位は東京大学。採択件数も1000件以上と桁違いですが、採択率も43.1%と最高です。やっぱり東大ってすごいな。
2位は京都大学。こちらも採択数、採択率とも東大に迫っています。
3位は慶応義塾大学。医学系の分野は採択される率が高いそうですが、ここに私立大学が来るのはすごいです。
というわけで、皆さんの予想は当たったでしょうか。研究者になりたい高校生諸君、これらの大学をめざそう。
科研費(科学研究費助成事業)は、日本の研究者が基礎から応用まで幅広い学術研究を行うための国の資金です。文部科学省・日本学術振興会が運営し、自然科学から人文社会科学まで全分野を対象に、研究計画の独創性や学術的意義に基づき審査・採択されます。というわけで大学ごとの新規採択の件数を見れば、どの程度最先端の研究がなされているのか、を知ることができるわけですが、当然件数でみると大きな大学が有利になるわけです。
そこで、新規採択件数が100件以上の大学の中で、「新規採択率」の割合でランキングを作ってみました。(元データは令和6年度実績で、日本学術振興会のHP3-4-1_r6_0531.pdfを参考にしています)
というわけで、これらは100件以上の新規採択を勝ち取った大学です。国公立が多くを占めていますが、近畿圏の私立では27位に立命館大学、41位に近畿大学がランクインしています。どちらも最先端の研究が盛んに行われている大学だといえるでしょう。
明日は1位~3位です。さて、どの大学でしょうか。予想してみましょう。
「こうした中、ことし7月に「女子大学宣言」を公表し、今後も女子大学として存続していく姿勢を示している京都女子大学では、新たに3つの学部を設置する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。」(以下略)NHK 京都NEWS WEB 9月9日13:05分配信より引用
女子大を取り巻く環境は厳しさを増しており、募集停止や共学化などのニュースもしばしば耳にするようになってきています。そんな中で京都女子大学は、共学化は行わないという「女子大学宣言」を発信しました。教養、教育、家政などの分野からスタートした女子大が多く、現在でも女子大といえば文系中心の専門分野が多いのですが、産業構造の変化に伴い、就職に強い理工系やビジネス系の学部への女子人気も高まっており、共学校に受験生が流れています。つまり女子大として存続するためには専門分野の強化による女性活躍の推進が不可欠です。
そんな中で、専門分野はまだ公表されていませんが、京都女子大学が新たな学部を3つ、ここ3年間で立ち上げるという方針が示されたというのは、大きな前進だと思います。
具体的にどのような専門分野が設置されるのか、今後の大学側の発表が楽しみです。
入試とは入学後にその学校の授業が理解できるかどうか、その基礎となる知識や技能が身についているか、という観点で行われるものですが、大学入試では、「知っていますか?」「できますか?」といった旧来の学力ではなく、総合型選抜のように、主体的な学びの姿勢を評価する入試も増えてきています。しかし理工系では数学や物理の基礎力が入学後に必要とされるわけですから、一般学力試験以外で入学が決まった場合、大丈夫かいな、となるわけです。
しかし、そこは昔から育成型「アサーティブ入試」を導入している追手門学院大学。ノウハウがあります。面倒見が違います。効果も抜群です。
入学前に数学と物理の基礎力を付けてくれるサービス付き、というわけで、今のところ少し不安だという受験生も勇気をもって各種入試を利用してみましょう。
このエントリーでも何度かお知らせしたように、2026年度入試から公募制推薦に、志望理由書などの提出が必要となっている大学が増えてきています。
大学によって、Web出願時に志望理由書を入力させるパターンと、紙にプリントアウトしたものを提出させるパターンに分けられますが、このWebに入力する場合は注意が必要です。
近畿大学から頂いた文書によると、近畿大学は「200文字以上、500文字以内で」となっていますので、200文字未満、もしくは501文字以上ならエラーとなって出願できないそうです。また、最初にログインしてから30分以上経過すると、これまたエラーとなって出願できなくなるそうです。
そこで、まず志望理由書はワードなど他のソフト上に下書きをして、文字数を数えておきましょう。(マイクロソフトのワードなら「校閲」のメニューの中に「文字カウント」という機能がありますので、利用してください。お家にプリンターがあれば、プリントアウトして読み直してから誤字脱字や変換間違いなどを修正するのも良いでしょう。そんな受験生はいないと思いますが、同じ内容の繰り返しや、矛盾を含む文章は不備と判定される可能性がありますので、心を込めて作りましょうね。
それができれば、出願サイトに入って、必要な情報を入力してから「事前課題」の枠に、そのワードなどで作った文章をコピペしてください。すると30分のタイムアウトになる心配はありません。
というわけで、Web出願はスマホでも可能ですが、できればパソコンやタブレットを使った方が良さそうです。詳しくは各大学のHPや説明会でご確認ください。
数年前までは、公募制推薦では面接もあり、一般選抜の日程も文科省のガイドライン通り2月1日以降に行っていた甲南大学ですが、公募制推薦では面接を廃止し、マーク式の学力試験に加え調査書や志望理由書にも配点をつける、という方式に改善されました。受験生の立場からすると志望理由書を作成する必要はありますが、面接廃止とマーク式という変更は受験しやすくなったわけです。
さて、2025年度入試で、首都圏では一般的ではなかった公募制推薦を東洋大学などが導入したのをきっかけに、文科省が改めて「学力検査は2月1日以降」という原則を順守するように各大学に要請しているようです。簡単に言うと、年内に学力検査だけで合否を決めるのはダメよ、というわけです。2026年度入試から公募制推薦では学力検査だけではなく、志望理由書など他の資料を加えて判定する「総合型選抜」にする大学が増えているのはそのためです。
再び甲南大学の話に戻りますが、甲南の公募制推薦は元から「総合型選抜」なので、変更する必要はありません。ある意味時代の先取りをしていた、ということになりますね。詳しくはこちらのセミナーで確認しましょう。
もう一つ気になる「2月1日以降」の原則に関し、甲南大学の一般選抜は去年から1月30日開始となりましたので、ここは厳密にはアウトとなります。しかし関西では多くの大学が1月末から入試を始めており、今さら日程変更を行うと試験会場の確保が難しくなります。ここからは私の予想ですが、もし2月1日原則を全大学に当てはめようとすると、受験機会が減少するという点で受験生にとって大きなデメリットとなるため、文科省も慎重にならざるを得ないのではないでしょうか。
少なくとも各大学の募集要項が出てしまっている2026年度入試に関しては従来通りです。受験生の皆さん、心配せずに勉強しましょう。
「山形大学は2026年度から正式に「教育学部」を設置することを発表しました。
山形大学では、子どもの多様な課題に対応できる教員の養成に向け、「地域教育文化学部」を「教育学部」に改めることを国に申請していました。
7月9日付で国の認可がおり、2026年度から「教育学部」を設置します。」(山形テレビ 7月19日18:53配信ネットニュースより一部引用)
既存の「地域教育文化学部」を「教育学部」に改組する方針は昨年から公表されていました。定員について、当初は地域教育文化学部の165名を維持する構想でしたが、結果的に145名に落ち着いたようです。ところで、その目的は「教育の機能を強化し、教員のなり手を増やす事」だそうです。その部分へのツッコミはお読みの皆さんにお任せするとして、ちょっと気の毒になるのは同じ山形にある私立の東北文教大学。この大学の人間科学部子ども教育学科の入学定員は70名ですが、今年度の入学者数は57名。定員充足率は81.4%と厳しい数字になっています。旺文社のパスナビによる偏差値は35。一方で当然推定値となりますが、山形大学教育学部には45という偏差値を付けていますので、受験者層が重ならないわけではなさそうです。
というわけで、今まで他の都道府県に流れていた、学校教員を目指す受験生が戻ってくることに望みを託す、というところでしょうか。
猛暑の7月20日、摂南大学のオープンキャンパスが行われました。
いやぁ、こんなに暑いのに多くの高校生や保護者が集まっているではありませんか。いろんな見学、体験コーナーが用意されていて、どこも大盛況。
で、なぜ私がここにいるのかといえば・・・
実は対策講座を担当してきたのでした。
真剣に聞いてもらえたようで良かったです。がんばれ受験生。
大阪工業大学の梅田キャンパス(OIT梅田タワー)で21日にオープンキャンパスが開催されます。ご覧のように21階の各フロアでイベント満載!普段は立ち入り禁止の場所も大公開。あのNHKの「魔改造の夜」で使われた実物展示もあります。大阪・関西万博のように、「疲れたので、今日は帰って、また来よう。」というわけにはいきませんので、疲れたら21階のバイキングレストランで休憩して、さらに頑張って見て回りましょう。
21日には、このブログの中の人の、正面に座っている人がしゃべります。お楽しみに。
先週、近畿大学と龍谷大学の公募制推薦に関して、2026年度入試からweb出願時に志望理由書の入力が必要になるという内容を紹介しましたが、摂南大学でも「入学希望理由書」が必要となるようです。(大学HPより引用↓公募前期日程の配点)
これを見ると、点数化はされませんが、従来から数値化されているテストや調査書と併せて「総合的に判定」されるようです。
ただし、出願システムへの入力ではなく、調査書と併せてプリントアウトしたもの(または手書きで書いたもの)を郵送する、という方式になりそうです。(同じく大学HPより引用↓)
大学によって様々なパターンがありますから注意が必要です。