• 【まだいろいろと途中ですけど】2026年度 近畿圏入試 概況【各種入試のまとめ】

    明日からブログが止まりますので、各入試についての現状と雑感をまとめておきます。

    【中学入試】

    首都圏ではピークアウトしたとのニュースもありますが、近畿圏では中学入試熱は高まっています。受験率(中学受験生÷12歳人口)は、私の試算ですが、今年の近畿圏の中学受験率は11.3%と昨年の10.6%(エデュケーショナルネットワーク調べ)よりも高くなっているのではないか、と思います。高校の修学支援制度の充実(高校無償化)や公立中学校の部活動の地域移行などが私学にとって追い風となったということでしょう。

    【高校入試】

    滋賀県・奈良県では公立高校の入試制度が変更され、共に日程が一本化されました。滋賀県に関しては私立の京阪神私立合否発表よりも前に出願締め切りだったため、当日欠席が多く発生し、志願者数と実受験者数に大きな差が出ているのでは?との情報もあり、実質倍率はかなり低くなっていると思われます。

    奈良県は奈良、畝傍、郡山、高田、一条など難関校は変わらず高倍率ですが、全日制の平均倍率は0.91倍と昨年の1.02倍よりも低下していますから、中堅以下の学校は易化したと思われます。

    大阪府、兵庫県、京都府は昨年通りといったところでしょうか。国会の新年度予算審議と関係なく既に今年の中3生は高校入学時から授業料の無償化が確定している大阪府は、確かに私立の専願率が上昇しましたが、劇的に変化したほどでもなかったように思えます。

    【大学入試】

    関関同立をはじめとする難関私立大学は軒並み出願増しています。強気(?)の出願が増えています。一方で一人当たりの出願数も増えているようで、大学側としては手続き率が読みにくく、合格者数を絞り込んでいる大学も見られます。今後上位校が多くの追加合格を発表した場合、入学金の2重払いなど、受験生に混乱が生じる可能性もあります。

    学部系統別にみると、就職市場の好況感から経営・商学系統が人気ですが、相対的にお手頃になってきた法学系統への回帰もみられます。コロナ禍で一度冷や水を浴びせられた観光・国際系は全体的には回復傾向にありますが、大学による差が大きいような気がします。情報系の学部や学科について、新規設置を行っている大学が多く、供給過多となっています。但し、この分野の人材育成は社会的な期待も大きいので、全体的に不人気分野なるとは考えにくいと思います。

    しばらくこのブログはお休みになります。 (。・ω・)ノ~~

    3月の再開後もよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

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  • 【南部戦線】桃山学院大学 前期一般選抜 結果速報【異常あり】

    昨年度は人間教育学部の開設(桃山学院教育大学との統合)、今年度は工学部の開設で話題を集めている桃山学院大学ですが、今年度の一般選抜の出願数が昨年から激増しています。

    例えば経済学部の2月実施の出願は197件(昨年度)→401件と倍増、ベストスコア方式は51件(昨年度)→131件と2.5倍以上となりました。新設の工学部を除く全学部合計で2,872件(昨年度)→4,290件と1.49倍。これに伴い実質倍率も上昇したようです。速報値ですが、社会学部の社会学科は9.9倍。ビジネスデザイン学部のビジネス創造コースは9.6倍。経営学部は6.0倍。経済学部も5.8倍などと高倍率となったようです。昨年度の揺り戻しによる志願増と、推薦系の入試による入学者増で、残りのお席の減少が重なった形でしょう。

    というわけで、今年の桃山学院大学一般受験者にとっては厳しい入試となりましたが、自分の学力では・・・と弱気にならずに3月入試に向けてのチャレンジを続けて欲しいと思います。

    ※予告※

    このブログのサーバお引越しに伴い、2月27日(金)から更新が止まります。再開は3月16日(月)の予定です。ご了承ください。

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  • 【見てみよう】武庫川女子大学 建築学部 建築学研究科 作品展 卒業設計展【行ってみよう】2026

    今年もこの季節がやってまいりました。武庫川女子大学 建築学部 建築学研究科の作品展です。

    2年前にこのエントリーで「一畳分の製図台が占有できるという恵まれた演習環境と、大学院卒業と同時に一級建築士資格が手に入るカリキュラムが自慢の武庫川女子大学建築学部ですが、そこで磨き上げられた学生さんたちの実力も素晴らしいものです。」と書きましたが、ご存知のように共学化されますので、男子にも入学のチャンスがやってきました。高校生の皆さんも学年末試験が終わったら、阪神香櫨園駅(こうろえん=阪神西宮駅の隣の駅)近くの西宮市民ギャラリーまでお出かけください。

    また、3月には建築学部のオープンキャンパスも開催されるようです。上甲子園キャンパスの学習環境を直接見てみましょう。また、甲子園ホテルの建物をそのまま利用していますので、歴史的な建造物を見学できるという絶好のチャンスでもあります。去年の様子や詳細をそのまま転載したらあちこちから怒られると思うので、こちらからどうぞ↓

    建築学部 オープンキャンパス 3/22 | 武庫川女子大学 建築学部・大学院 建築学研究科

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  • 【春だ】大阪国際大学 オープンキャンパス【オープンキャンパスだ】

    大阪府守口市にあった「大阪国際大学滝井高等学校」は97年前に「帝国女子薬学専門学校」の附属校として作られた高等女学校がルーツです。60年ほどの昔、校地が4車線道路である内環状線(国道479号線)にぶった切られて狭くなったので、守口市大和田に校地を確保しました。そこに「帝国女子短期大学」と「帝国学園中学校」「帝国女子高等学校(大和田校)」さらに南隣に「帝国女子大学」を設置しました。その後中高は「大阪国際大和田中学校・高等学校」という共学校になり、2022年には「大阪国際滝井高」と統合移転して、現在の「大阪国際中学校・高等学校」となりました。

    一方で1988年には「大阪国際大学」を枚方市に設立。守口市大和田の帝国女子大・短大は1992年に大阪国際女子大(+短期大学部)へと名称変更し、2002年から段階的に大阪国際大学に統合共学化。さらに2016年にはキャンパスを大和田の1か所に統合しました。第2京阪道路の横にあった枚方キャンパス跡地は売却され、現在校舎解体中。モルモン教の大神殿が建設されるらしいです。

    というわけで、一度拡大していた学校を時代の変化に合わせてダウンサイジングしている経営の上手な学校法人です。

    前置きがとても長くなりましたが、大阪国際大学は現在、経営経済学、国際教養学、人間科学の3学部に短期大学部を併設するワンキャンパスの大学となっています。現在の学長は元パナソニックのアジア大洋州本部長だった国際派。海外に100校以上の提携校があり、国際交流も充実しています。

    次の日曜日、オープンキャンパスが開催されます。9:30受付開始で10:00に一斉にスタートするイベントとなっています。詳細・お申し込みは大学HPからどうぞ。

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  • 【春だ】摂南大学 文理融合 春の大学体験会【オープンキャンパスだ】

    かつてはオープンキャンパスといえば夏休みだったのですが、いつのころからか春休みにも行われ、その日程も次第に早くなっているような気がします。9月出願の総合型選抜の広がりなどで大学選びの時期が早まっているということでしょうか。

    資格系の分野でも定評のある摂南大学からオープンキャンパスのお知らせが届きました。今回のチラシ、ちょっとテイストが変わっていますね。

    今回のイベントは、文系は「学び体験」、理系は「実験体験」と学問内容に直結しています。これから学部選びを考えている高校生も参加して欲しいですね。

    いずれも事前申し込み制となっています。学年末テストで忙しいかも知れませんが、お忘れなく。

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  • 【なるほど、そう来たか】京都産業大学 現代社会学部「心理学科」設置へ【ひとまず安心】

    2026.02.13現代社会学部「心理学科(仮称)」の設置について(構想中)

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    「本学では、2027年4月の開設を目指し、現代社会学部に「心理学科(仮称)」を設置する構想を進めています。(中略)なお、本学科は、京都ノートルダム女子大学現代人間学部心理学科の教授陣を中心に構成しており、その実績を基盤に新たな教育課程を構築してまいります。」京都産業大学HPニュースリリース現代社会学部「心理学科(仮称)」の設置について(構想中)|ニュース一覧|京都産業大学より引用

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    昨年春から、京都ノートルダム女子大学の募集停止、ノートルダム女学院小学校・中学・高等学校の運営法人移管と大きな動きが発表されましたが、京都ノートルダム女子大学は2025年度入学生が最後、つまり2029年3月には閉校する流れとなっていました。しかしここで京都産業大学からサプライズ!上記引用の中略以降に「京都ノートルダム女子大学現代人間学部心理学科の教授陣を中心に・・・」とあるように、心理学系の教授陣を2027年度から引き受ける、との事です。大学の学部・学科の新設に関して、発行する学位の分野が代わる場合は許認可制となります。担当予定教員の業績なども細かく審査されるため、そこがネックになることが多いのですが、他大学での教員組織を引き受けるとなるとそこのハードルが下がるので安心です。また定員増も併せて行うと思いますが、京都産業大学なら需要予測の資料も簡単に揃えられるでしょうから、実現される可能性はとても高いと思われます。

    2027年度から、となれば、京都ノートルダム女子大学に在籍している学生はどうなるの?となります。その扱いについて、現段階では大学のHPなどに記載がありませんが、当然検討されているものと思われます。今後の発表を待つことにしましょう。

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  • 【速報】2026年度 大学入学共通テスト レビュー【日本史探究】

    世界史探究の方でも書いた通り、日本史探究で使われた歴史総合はほぼ日本史内容とソフトな作りとなっていました。世界史と同じようにこちらもテーマ史のオンパレード。時代や分野ごとに人名や事柄を覚えるという昔ながらの歴史の勉強では点数が取れそうにないです。それはさておき任意に選んだ出来事とそれに対応する文を組み合わせる連動型の問題も出題されました。今後もこのタイプ、要注意です。

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  • 【速報】2026年度 大学入学共通テスト レビュー【世界史探究】

    新課程入試での大学入学共通テストでは「歴史総合」も試験範囲に含まれることになり、日本史、世界史選択者にとっては戦々恐々だったのですが、初年度だった前回は、世界史探究にくっついている歴史総合はほぼ世界史内容の大問を、日本史探究にくっついている歴史総合はほぼ日本史からできている大問が使われ、ホッとしたものです。しかしもしかしたら初年度ボーナスか?と今回の動向にも注目していたのですが、昨年度と同じような配慮がなされたようでどうやらこの形が定着しそうです。

    但し、今回の世界史もテーマ史のオンパレード。時代や地域による好き嫌いがある受験生にとっては厳しい出題だといえるでしょう。

    そんな中で大問3にマンガの「ベルサイユのばら」が使われたのは驚きでした。しかし世代的に今の受験生はそんなに反応したようにも思えませんが・・・

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  • 【速報】2026年度 大学入学共通テスト レビュー【国語】

    全体の大問数も変化なしです。

    昨年度から出題された実用的文章ですが、場面設定の複雑さや文章量の多さから、難化したのではないでしょうか。とはいえ、配点が20点分ですから、それほど大きな影響はないかも知れません。漢文は日本人が書いた作品ということで特殊表現もなく、読みやすかったのではないでしょうか。

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  • 【速報】2026年度 大学入学共通テスト レビュー【数学】

    数学に関しては、これまた昨年とほぼ同じ構成になりました。数Ⅱ・B・Cは4題から3問選択という形もそっくりです。

    数学Ⅰ・Aに関してはすべて必答タイプのまま、出題単元やその順番もほぼ変わらず。大問4のリーグ戦の確率の問題は条件を読み取る必要があり、すこし手間がかかったかもしれません。このようにちょっと変化球が入っていたので、平均点は下がりそうです。

    一方、数Ⅱ・B・Cについては選択問題でそれほど変な出題が無かったので、平均点は上がりそうです。

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