
工学部への進学希望で、共通テストを受験する方へ朗報です。共通テストでの得点率が6割を超えたら、159万5千円プレゼント(5科目型)キャンペーンをやっています。4科目でも半額の79万7千5百円プレゼントですから、でかいです。通学圏内に在住の方は、この奨学金をゲットすると、生活費が必要となる地方の国公立に行くよりもお得となりそうです。これならご家庭の同意も得られやすいですよね。というわけで、こちらの制度と併せて、今年は「狙い目」というお話でした。

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今年から開設される、桃山学院大学工学部の公募推薦の結果をいただきました。初年度ということで、地域の期待も高まる中、どのような入試になるのか注目していましたが、ご覧のような結果でした。

実質倍率は、上の表には1.3倍と表記されていますが、計算すると1.264倍。設置認可が出てから広報期間があまり取れなかったのか、思ったより低い倍率となりました。合格最低得点率は約半分。さらに、総合型選抜【併願制】の出願速報によると、工学部は20名募集の枠に対して、出願は2名!ということは、この余った枠が一般選抜の募集枠に追加され、お席は十分。というわけで、今年は狙い目だといえるでしょう。しかも・・・(明日に続く)
昨年度の公募推薦では54,315件の出願を集めた近畿大学の一般公募推薦入試ですが、今年は55,196件もの出願を集めたようです。そして募集単位ごとの合格最低得点率も明らかになってきました。 この情報を元に、【一般選抜での狙い目】を予想してみました。
【文系】
法学部=昨年よりも人気が高まっています。11月23日の日程では68.5%の得点力が必要だったようです。
経営学部=これまた昨年を超える人気ぶりです。いずれの学科も7割以上の得点率が必要となっています。
経済学部=経済学科は7割必要ですが、総合経済政策学科は66~67%と中では狙い目となっています。
文芸学部=実技か小論文が課される舞台芸術専攻以外は7割を超える得点力が必要となっています。特に11月23日の文化デザイン学科は78%が必要と、かなりお高めになっております。
総合社会学部=こちらも7割以上の得点が必要となっていますが、日程によっては環境・まちづくり系専攻は65%と少し緩くなっている日程もありました。
国際学部=今の国際情勢も影響しているのでしょうか、今年は中国語コースが低めになっています。
産業理工学部=福岡県飯塚市にある産業理工学部の経営ビジネス学科の合格ラインは45~47%と狙い目になっています。
【理系】
建築学部、薬学部、情報学部、いずれも合格ラインが7割前後と大人気が続いています。
生物理工学部(和歌山)、工学部(広島)はいずれもラインは40~46%ほどで、狙い目ですが、工学部の建築学科だけ6割となっていますので要注意です。
理工学部=6割前後の得点力が必要な学科が並んでいますが、社会環境工学科、エネルギー物質工学科は56~59%と少し狙い目になっています。
農学部=7割近い得点が必要な水産学部を除くと大体50~65%ほどのラインで固まっています。中でも応用生命科学科と生物機能科学科は日程によっては半分程度のラインとなっていますので一般選抜でも狙い目になる可能性大です。
看護学部=今年から募集が始まった看護学部ですが、試験範囲が他の理系と異なるので単純比較はできませんが、合格ラインが7割を超えています。一般選抜でも同程度の戦いになりそうです。
産業理工学部=福岡の産業理工学部の理系4学科はいずれも40~50%でラインが引かれていました。一般選抜でも狙い目となるでしょう。
思うような結果が出なかった受験生もいらっしゃるかとは思いますが、一般選抜はまだ1か月以上先です。再調整をして、再挑戦だ!
2024年度より学校推薦型選抜(公募制)を取り入れた神戸女学院大学。ちょっと他の女子大学と違った動きになっています。

コロナ禍によって多くの大学は国際系の学部の募集に苦しみましたが、神戸女学院大学の国際学部は2024年の公募スタート時点から400件近い出願があり、その勢いは止まりません。また、心理学部も安定して出願者を集めています。いやーさすがでございます。
先週、京都女子大学の好調ぶりを書きましたが、同志社女子大学の出願数も判明しましたのでグラフにしてみました。

2020年度から、少しずつ減っています。しかし、どの学部も一様に減っているのかといえば、実は薬学部と看護学部はほぼ変化が無く、学芸学部、表象文化学部、生活科学部の減少率が高いようです。女子大を巡る環境は厳しくなっている、といった報道もありますが、女子大だから、というわけではなく、生活科学など多くの女子大に設置されている学問分野に対する需要が減ってきているのではないでしょうか。もしかすると既に学部改編などが検討されているかも??
キャンパスの拡張、アリーナの整備などキャンパスの充実も進む大和大学の公募制推薦の出願状況についても見てみましょう。原稿作成時点で大学HPに公開されている前期の出願速報を参照しています。

ご覧のように増加の一途を辿っています。例えば2022年度から2023年度の変化のように、新設学部を除くと実は減少していたという場合もありますが、長いスパンで見ると開設10年目を迎える政治経済学部のように次第に出願数が増加している既存学部もあります。(2020年度に開設された理工学部は数字がありませんが、実は、認可時期の関係で公募制推での募集ができなかったためです)。
しかし、6年前には3000件もなかった出願数が今や8000件に迫ろうという急増ぶりには驚くばかりです。
今回が女子だけの募集最後となる武庫川女子大学ですが、公募制推薦の前期と後期の出願者数が明らかになりました。出願数は前期5,717件、後期4,914件、合計で10,631件。さすがはマンモス女子大。去年より減っても1万件超です。「女子大が共学に転換するややこしい時期に志願する女子は減るだろう」などと無責任な予想もありましたが、確かに昨年よりは減ったものの、むしろ2024より1,500件以上増えています。これほど幅広い専門分野を持つ総合大学ですから、受験生としては、女子大だろうが共学だろうが関係ないということでしょうか。

人気安定の建築学部はもちろん、他大学では苦戦している教育学や薬学にも多くの出願が集まっています。今年に関しては生活環境学部や昨年度できたばっかりの環境共生学部などがまだお席が空いていると思われます。女子大にこだわらない女子の皆さん。チャンスかも。
武庫川女子大学の共学化のニュースが流れた頃に「女子大宣言」をして、女子大としてさらに各部を増設するなど充実させていくぞ、という方針を明確にした京都女子大学。今年の公募制推薦の出願状況を見てみましょう。すると・・・

伝統の文学部、現代社会学部に加えて、歴史の浅い法学部、心理共生学部も好調です。合計の2,821件の出願数は近年最多となっています。女子大宣言の効果絶大!推薦系の入試で多くのお席が埋まってしまうかもしれません。そんな中でデータサイエンスや発達教育はまだ余裕があるように見えます。この分野をめざす女子は一度調べてみてはいかがでしょうか。
摂南大学の公募制推薦の志願速報も発表されました。すると・・・なんということでしょう。どの学部も爆増しています。といっても実は入試制度の変更があったので件数が増えただけでは?と思いつつこっそり聞いてみると、実人数も増えているとの事。充実した教育環境、行き届いた教育システムやサポート体制、優れた研究成果を受験生は見ているのですね。疑ってすみません。
昨年度は学校全体として入学が定員の1.059倍と基準ぱんぱんだったので、今年は厳しくなるのかなぁと思いつつ、2024年度の入学者数も見てみると、おお?まだお席に余裕があるぞ。というデータを総合して、狙い目を「予想」してみました(あくまでも個人的な予測ですので、信じるか信じないかは自己責任でお願いします)。

ご覧のように多くの学部で今年はチャンスとなっています。公募前期に出願していなかった受験生も、これ以降の日程を考えてみてはいかがでしょうか。

追手門学院大学の学校推薦型選抜(公募制推薦入試)の前期日程の志願者数・受験者数・合格者数が公表されました。まず、全学合計で、4,953件受験者が増加したにもかかわらず、合計合格数はわずか14件増。合計実質倍率は昨年度の2.3倍から3.0倍に上昇しました。
特に経営学部が大人気。ビジネス心理専攻は昨年度の3.5倍から5.7倍、経営・マーケティング専攻も昨年度の2.9倍から4.8倍に上昇するなど、狭き門となりました。昨年度から募集を開始した理工学部にも多くの受験生が集まった様子がわかります。
一方で、国際学部のグローバルスタディーズ専攻や地域創造学部、志願者が増えても合格者数が減少している法学部などはまだまだ狙い目といえます。公募後期日程や一般選抜での出願も検討してみてはいかがでしょうか。