【このブログの中の人が】樟蔭中学校 プレテスト【裏番組担当】

2025年10月31日 金曜日

中学入試イベントもそろそろ終盤。近畿圏では多くの中学校がプレテストを実施していますが、現時点で今年と昨年の参加者数が判明しているのべ38校のうち、27校が昨年よりも多くの受験者を集めたようです。このように中学入試が少し盛り上がってきている中で、この「中の人」も動きます。

第2回目の11月15日(土)のプレテストの裏番組(保護者向け講演会)を担当することになりました。中学校に入学することが目的ではなく、大切なのは入学後の過ごし方です。それに関して保護者にも知っておいていただきたいことをお話ししようと思っています。既に第1回目のプレテストを受験した方も、第2回目の参加、大歓迎です。小学生女子とその保護者の皆様、是非お越しください。

【さらに地域移行が加速か?】全国中学校体育大会 将来廃止?【公立中から部活が消える?】

2025年10月29日 水曜日

ネット上でこのような記事を見ました。

『公立中学校の部活動改革に関する国の有識者会議「調査研究協力者会議」が27日、東京都内で開かれ、日本中学校体育連盟(中体連)の新宮領毅専務理事は2027年度から大会規模を縮小する全国中学校体育大会(全中)について、「近い将来、なくすことも選択肢の中にある」と述べた。』(時事通信社 10月27日18:54配信)

昨年、こちらの記事(↓)を書きましたが

【衝撃!】中体連 9競技は全国大会廃止【部活ピンチ!】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

ついに他の競技も含めて、全中が消えるかも、というわけです。既に神戸市で始まっている部活動の地域移行(つまり各学校毎の部活動は無くなる)を今後全国レベルで行うことがスポーツ庁と文化庁の有識者会議による最終報告書で5月にまとめられており、2026年度から6年かけて休日は全学校で地域移行、平日も順次移行するとされています。これで公立中学校から部活動が消える可能性が高まってきました。学校の先生の働き方改革も大切ですが、部活動に参加していた生徒はレジリエンス(立ち直る力)が強い、という学術論文も複数存在します。競技人口の減少や部活動による教育力が失われるなど、そのデメリットも心配です。吹奏楽や美術など文化系クラブの動きも含め、今後の議論に注目したいと思います。

【お詫びと続報】ノートルダム女学院と洛星の法人統合【中高移転の可能性あり】

2025年10月27日 月曜日

10月23日に速報として法人分離と統合についてお知らせしましたが、その後詳細が発表されたようですので追記します。

まず、ノートルダム女学院は4年後に閉学となる女子大学と小中高が別法人になるところまでは合っていましたが、小中校が洛星中高を運営する「ヴィアトール学園」に事業譲渡という形で統合するようです。但し、それぞれの学校名や運営については現状のまま、つまり学校を統合して共学化、とはならないようです。

また、女子大学の土地、施設については「ヴィアトール学園」に引き継がれるらしく、ノートルダム女学院中・高は、大学閉学後、その跡に移転することも検討されるとのことです。23日には法人分離によって「移転の可能性が遠のいた」と書きましたので、そこはお詫びして訂正いたします。施設改修などで、4年後に移転とはならないかもしれませんが、次の中学受験生が在学しているうちに移転する可能性が出てきました。

今の鹿ケ谷の落ち着いた学習環境も捨てがたいのですが、地下鉄北山駅近くの新校地も魅力です。今後の発表が待たれます。

【今年度最後の】常翔学園中学校「Jテスト2」【プレテスト】

2025年10月24日 金曜日

人気急上昇中の常翔学園中学校、今年も「Jテスト」と呼ばれるプレテストが年に2回行われますが、11月15日がいよいよ2回目、つまり最終回となります。

朝8:30集合、解散は12:45ですから、入試本番さながらのテストです。9:00から11:00には保護者向けの「入試説明会」とその後校舎見学会も用意されていますので、子どもさんがテストを受けている間、学校で有意義な時間を過ごすことができます。

次の週の金曜日(21日)、土曜日(22日)には「成績手渡し会」も用意されているようです。予約制となっていますので、併せて申し込んでおきましょう。

【スクープ】洛星中学校高等学校とノートルダム女学院小学校中学校高等学校が法人統合【!】

2025年10月23日 木曜日

京都の洛星中学校・高等学校はフランス発祥の聖ヴィアトール修道会によって1952年に設立されたミッション系男子校でしたが、この春、聖ヴィアトール修道会が日本から撤退することになり、学校はいわゆる「ミッションスクール」(キリスト教の布教を目的とした学校)ではなくなりました。

一方、京都鹿ケ谷のノートルダム女学院中学校・高等学校はアメリカのノートルダム教育修道女会を中心に設立され、今でもミッションスクールとして運営されています。一方、4月25日にこちらでお知らせしたように大学は次年度以降の募集停止を発表されましたが、そうなれば北山の小学校と鹿ケ谷の中高のみが残ることになり、北山の女子大が無くなれば、中高が移転するのでは?との憶測も流れていました。

そんな中で、本日ノートルダム女学院のHPに以下の文書が公開されました。

ノートルダム女学院中学高等学校 学校法人ヴィアトール学園への設置・運営の移行について – ノートルダム女学院中学高等学校

この文書によると、ノートルダム女学院の小中高は統合された「学校法人ヴィアトール学園」に統合され、女子大は分離されるようです。つまり、4年後の女子大閉校に伴って女子大を運営する「学校法人ノートルダム女学院」は清算されることになりますので、ここから先は個人的な憶測ですが、中高移転の可能性は遠のいたのではないでしょうか。

また追加情報がわかればお知らせします。

【ハードル高いぞ】西大和学園中学校・高等学校 英語重視型受験者向け プレテスト【英検2級以上の英語力必須】

2025年10月22日 水曜日

西大和学園中学校の入試には、英語重視型Aという国算に加えて英語の筆記試験+英語のエッセイ+英語の面接が課される試験と、英語重視型Bという国算各150点+日本語面接+英検加点(2級なら30点、準1級45点、1級60点)という試験があります。さらっと書きましたが、もう一度確認しますけど、中学入試です。

また、高校でも同じタイプの入試があり、国数各100点に加えて、日本語面接+英検加点(準1級25点、1級50点)となっています。

この受験に対応できるかどうかのプレテストが行われますが、こちらも小6は英検2級以上、中3は準1級以上の英語力が必要だそうです。

腕に自信のある小中学生はチャレンジしてみましょう。

【2026年度】公立中高一貫校 入試日【こちらも本気出しましょう】

2025年10月21日 火曜日

公立中高一貫校の入試日です大体府県別に揃っていますので、2校が異なる兵庫県以外はまとめて表記します。(学校名(設置者) 試験日の順で・・・)

兵庫県立芦屋国際中等教育学校 2月7日

兵庫県立大学附属中学校    1月31日

大阪府立           1月24日 (咲くやこの花、水都国際、富田林)

京都府立・市立        1月17日 (西京、洛北、園部、福知山、南陽)

奈良県立・市立        1月31日 (青翔、国際(国際のみ2月1日も)、一条)

和歌山県立          1月24日・25日 (古佐田、向陽、田辺、桐蔭、日高)

滋賀県立           1月10日 (守山、河瀬、水口東)

入試日程がいずれも土曜日か日曜日なのは、小学校の授業日を配慮していることだと思います。さすが公立です。どの学校も適性検査や作文(芦屋国際は作文のみ)といった記述系の入試ですから、それに向けた準備は必要です。こちらの公立中高一貫校は基本的にそれぞれの都道府県に住所がある人しか受験することができません。例外規定については各都道府県のHPなどをご確認ください。因みに受験料はどの学校も2,200円均一です。

【2026年度】国立大学附属中学校 入試日【そろそろ本気出しましょう】

2025年10月20日 月曜日

私立と違って、入試日も結構自由な(?)国立大学附属中学校ですが、次年度の入試日程が出そろったようなので、一覧表にしてみました。

 学校名 日程の順番で・・・

神戸大学附属中等教育学校    1月19日午後

大阪教育大学附属池田中学校   1月17日

大阪教育大学附属天王寺中学校  1月17日(1次)1月20日(2次)

大阪教育大学附属平野中学校   1月24日(1次)1月26日(2次)

奈良教育大学附属中学校     2月5日

奈良女子大学附属中等教育学校  1月22日

京都教育大学附属桃山中学校   1月17日

滋賀大学教育学部附属中学校   1月10日

国立の中学校は都道府県立と異なり、府県をまたいでの受験も可能ですので、複数校併願は可能です。受験料はいずれも5,000円です。出願期間も各校異なりますので、受験をお考えの方はそれぞれ募集要項をご確認ください。

【新校舎も】浪速中学校 第2回プレテスト【まぶしいぞ】

2025年10月17日 金曜日

先日食堂のパン売り場がリニューアルしたニュースでお伝えした浪速中学校高等学校ですが、まもなく第2回目の中学入試プレテストが開催されます。

そこで現状の実力を知ることは重要ですが、要はその結果を元に、どのような対策を行うべきか、という方が大切になります。というわけで、29日には対策勉強会も行われます。どちらも土曜日の午前中ですので塾の授業にも間に合います。というわけでセットで参加することをお勧めします。新しい校舎もお楽しみに。

【学校教育法の】建国中・高等学校 オープンスクール【一条校です】

2025年10月15日 水曜日

今年も大阪住吉区の建国中学・高等学校からオープンスクールのご案内が届きました。韓国系の学校ですが、半数ほどは日本国籍の生徒が在籍しており、日常的に日本語、韓国語、英語が飛び交っている国際色の豊かな学校です。チラシには「韓国系インターナショナルスクール」と書いてありますが。学校教育法第一条に規定されている学校ですから、卒業すれば普通に大学進学することが可能です。授業体験だけでなく、クラブや給食の体験もセットになっています。この学校ならではの雰囲気を一度体験してみましょう。