大谷中学校・高等学校 塾対象説明会にお邪魔してきました

2019年5月20日 月曜日

5月16日、大阪阿倍野の大谷中学校・高等学校の説明会に参加させていただきました。

まずは校門にて校長先生、教頭先生、入試部長の先生方がお出迎え。本当に恐れ入ります。歴史が感じられる天井の高い講堂は冷房も効いて爽やかです。

 

まずは堀川校長のご挨拶に続いて教育理念のご紹介。

 

「次世代の命育む女性にこそ高い教養と豊かな魂を」という校祖の理念を具体的に解説していただきましたが、有難いお説教を賜った気持ちになりました。

単に偏差値を求めるのではなく、豊かな魂を育む宗教的情操教育を通じて、

「やさしく、かしこく、うつくしく」をめざす教育活動や、大学進学実績に加えて凛花コースの探求活動、国際交流、大谷ヤングアメリカンズと呼ばれる創作ダンスや民謡など、独特な教育活動も紹介していただけました。

で、ここからが面白い理科ワールドに突入です。

学校説明会ではグローバル教育の紹介としてネイティブの先生を登場させる学校もありますが、大谷は医進コースなど理系教育で定評のある学校らしく、理科の先生によるプレゼンがおこなわれます。前回は物理の先生1名でしたが、今回は生物、化学、物理と3名の先生がご登壇です。

まずは大谷の卒業生でもある生物の先生から、カエルの解剖の授業についてのお話です。

まず、この学校では解剖実習用のカエルは校内で養殖しています。

生徒さんには最初に紙の模型カエルで練習、皮を切ると筋肉組織が出てきて、という構造が多層の紙で表現されているものまで用意されています。

次は動画でさらに予習です。「このカエルはメスでおなかに卵を持っていますので、それを除くと内臓がこのように見えてきます」・・・もはや先生は完全授業モード。引き込まれます。ちなみに仏教の学校ですので、お亡くなりになったカエルさんは供養していただけるそうです。

次は化学の先生。こちらは動画や実験を見せるのではなく、写真で普段の教室での授業の様子の紹介していただきました。数値、単位を適切に使えるように指導する様子から、単に理科に親しむといった授業ではなく、理系としての基礎的な素養を育成するという信念が感じられる授業でした。こんな硬派な化学の授業、珍しいです。

最後に自作の実験装置、教科書の執筆でも有名な物理の先生が登場。東京書籍のデジタル教材のほとんど作成しているという著名な方です。

公式の導出過程を大切に基本法則を基にして原理的に思考する指導を心掛けているとのことですが、デジタル教材の生徒との共同開発を通じて当事者意識を持たせるという工夫をなさっているそうです。生徒さんと一緒に調理器具を利用して作成したというヴァンデグラフ起電機(静電気発生装置)も紹介されました。

生徒さんと先生方との距離が近く、質問もしやすいために生徒さんはわからないことをそのままにしない、先輩後輩の情報交換も活発で、生徒が事前にやることを知っていて楽しみにしている、といった学校文化も手伝って、効果の高い授業が展開できているようです。

今年から始まった高校募集についてですが、新たな制服の新入学生のうち、7割ほどが部活動に参加し、中学校から上がってきた皆さんと学園生活を楽しんでいる様子も紹介されました。

設備のリニューアルも進んでいます。どのようになるのか楽しみですね。

羽衣学園 中学校・高等学校 入試関連イベント

2019年5月16日 木曜日

2013年から共学化、新校舎建築、授業時数の見直しなど、改革が続いた羽衣学園中学校・高等学校ですが、ついに今春の大学入試でついに大きく実績を伸ばしました。国公立が18名、と例年の一桁とは大きな違いです。この学校の歴史で初めて、大阪大学医学部合格者も出たとのことです。関関同立の合格者数も、例年20名前後だったのに対し、今年は51名と大躍進!「ソフトな進学校」としての数々の改革が実を結んだということでしょう。

中学校は来週末にオープンキャンパスがおこなわれます。中学受験を考えているご家庭は、是非その秘密を聞きに行くことをお勧めします。参加方法等詳細は学校HPをご確認ください。

★オープンスクール(大阪青凌中学校高等学校)

2019年5月14日 火曜日

今年度(2019年度)の高校入試においては、昨年度を大きく上回る入学生を迎え入れられました。しかも【特進S】【特進】【進学】コースの中でも上位の【特進S】コースでは初の2クラス設置となり、レベルアップが期待できる生徒が集まって来ているようです。

開校以来、地元密着の少数精鋭の学校(在籍数1000名前後の規模)であり、今年度は近隣の高槻市・茨木市・島本町・吹田市・摂津市からの生徒が入学生全体の約94%を占めているそうです。

それらの要因はこれからの分析となりますが、大きなセールスポイントの1つとしては、来年度(2020年度)より校地移転による新校舎になることです。校地面積は現在の場所とほぼ同じ広さではありますが、オールインワン型の校舎となり生徒の動線が効率良くなっているようです。JR京都線・島本駅から徒歩約8分、阪急京都線・水無瀬駅から徒歩約15分と大阪方面・京都方面からの通学がとても楽になります。

新校舎完成は、今年の8月頃で秋以降のオープンスクールや学校説明会はこの新校舎で実施されるそうです。まだ、旧校舎での実施にはなりますが、6/1(土)を皮切りにオープンスクールが始まります。是非、参加してみてください!

京都文教 キャンパス見学会

2019年5月13日 月曜日

2016年にもこのエントリーで取り上げた京都文教中学校・高等学校の「キャンパス見学会」が開催されます。高校の生徒数については2018年度のデータですが、男子376名、女子529名と、全面共学化から7年目とは思えないほど男女の人数バランスも取れてきた学校です。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

6月に開催される「キャンパス見学会」では学校説明会に加えてキャンパスツアーやステージ発表、部活見学など生徒も総出でお迎えしていただけそうです。さらにランチ&ベーカリー体験、から揚げの無料サービスまで、行われるそうです。ご興味のある方は、事前予約不要ですので、当日お忘れなくお出かけください。

昇陽中学校 農業体験

2019年5月10日 金曜日

来年は東京オリンピック。そこでのメダルが期待できる種目の一つが卓球ですが、その卓球の伊藤美誠選手が6年間学んだ学校が、こちら昇陽中学校・高等学校です。

95年の伝統を持つ昇陽中学校・高等学校はかつて淀之水高校という女子高で、作家の田辺聖子の母校としても知られていましたが、10年ほど前に中学を開設、高校も共学化し校名も変わりました。大学進学だけでなく、キャリア教育にも力を入れており、私立には珍しく福祉科が設置されています。また、普通科にも特進だけでなく、看護・医療系や、フランス語の授業まで設置されているパティシエを目指すためのコースなど多彩です。今年は公務員チャレンジコースの1期生が卒業の年ですから、その実績にも注目したいところです。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面はその2ページ目になります。)

さて、こちらの学校には大阪府北部の豊能町に「城山キャンパス」という農業体験もできる施設(実は2008年に廃校になった、普通科と園芸科を設置していた大阪府立城山高校の施設)があり、今回はそちらでの体験の案内です。申し込みは学校HPからでも可能となっています。そこまでどうやって行くのだろうというご心配は無用です。学校からスクールバスで連れて行ってもらえるようです。ちょうど収穫シーズン。楽しそうですね。

清教中学模試

2019年5月9日 木曜日

いやぁ、連休明けで調子が出ないなぁ、と思っているところに、早くも先月お邪魔した清教学園中学校からプレテストのお知らせが来ました。すみません。本気出します。

こちらでは2回の「清教中学模試」がおこなわれますが、それぞれの回の目的の違いがはっきり書かれていますから、可能な限り2回とも受験することをお勧めします。実際に過去の志願者の9割以上がこの模試を受けたとのことですので、こちらの受験をお考えの小学生は忘れずに予定に入れておきましょう。

こちらの申し込みも本番さながらのWEB申し込みです。詳しくは学校HPもご覧ください。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

城星学園中学校 オープンスクール・中学入試説明会

2019年5月8日 水曜日

昨年もこのエントリーで紹介しましたが、大阪城公園南の落ち着いた文教地区にある女子校である「城星学園」のお話です。

大規模校ではありませんし、難関大学の合格実績にこだわっているわけでもなく、設備的にも目新しいものはないのですが、在校生、卒業生の満足度は高く、学校の価値というのは数字や物で測ることはできないなぁ、と実感させてくれる学校です。

 

今年創立60周年という節目の年を迎える中学校では、英語数学の習熟度別の授業に加えて放課後には自由参加型の個別対応の補習など、学習面での充実はもちろん、礼法や生け花などの作法や、合宿などの共同生活など、人格形成のための仕掛けが随所に見られます。

先生方の説明を聞いていると、本当によく子どものことを見ているな、と感じさせられることも多々あります。というわけで、小学生女子と保護者の皆さんは、ひとまずオープンスクールや説明会に参加されてみてはいかがでしょうか。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

箕面自由学園中学校が変わります

2019年5月7日 火曜日

阪急箕面線、「桜井」駅から徒歩7分。箕面市と豊中市の市境に北と南が侵食されて、その一帯だけが高台として残った沖積台地があります。かつては日当たりが良かったため果樹園としてつかわれていた見晴らしの良い安定した地盤の上に、72年ほど前の小学校移転から始まり、今では「箕面自由学園」の幼稚園、小学校、中学校、高等学校の建物が広いグラウンドを囲むように点在する総合学園に発展しました。学校名に「箕面」とついていますが、実は門とホールだけが箕面市で、幼稚園も含めて校舎はすべて豊中市に入っています。

こちらの中学校から併設の箕面自由学園高等学校に進級できるだけでなく、他の高校へ受験して出ることも推奨されており、大阪府立の最難関校への合格実績も有名でしたが、箕面自由学園高等学校の大学合格実績の向上に伴い、6年一貫をメインに考える、との方針変更の情報が入りました。その一つとしてSTEM(科学・技術・工学・数学といった理系分野)教育の強化も構想しているようです。

そういった背景を知ってからこのチラシを見ると、「なるほど~」とお感じになると思います。

これから変わる箕面自由学園中学校について聞いてみてはいかがでしょうか。お申し込みは、学校のホームページからどうぞ。

清教学園にお邪魔してきました(やっぱり部活はすごいぞ編)

2019年4月25日 木曜日

この日、高等学校は「文化部発表会」という文化部の新入部員を獲得するためのイベントが近くのホールで行われているとのことで、こちらにも途中からお邪魔してきました。客席の前の方は今年入学した1年生が座っています。舞台に参加する多くの3年生部員はここで引退とのことで、気合十分です。もちろん生徒さんだけのイベントですので一般公開はされていません。というわけで生徒さんの生の姿を見ることができました。

4人だけの演劇部。設定に無理のある学園ものですが、今年のセンター試験の英語に登場した謎のキャラクターを登場させるなど、進学校でなければ受けないネタも含めてギャク満載で面白すぎます。しかも照明やBGMの切り替えなど芸が細かい。

全国大会レベルのダンス部はストリートダンス系が主体ですが、ともかくレベルも高く、場面転換や背景の映像などの効果技術や現代舞踊を取り入れた構成ももはやプロ級です。

次の吹奏楽部のために、舞台上にひな壇を組むなどのセッティングに時間がかかる場面では、その時間を利用して生徒会はクイズ大会を行って会場を盛り上げています。なかなか賢いな。

大阪府大会常連の吹奏楽部はオーボエ・ファゴットといったダブルリードもそろっており、安定の大編成。サックスのシンクロ度も高く金管の音程も良く、やはり演奏レベルは相当なものです。

 

というわけで、一部を見ただけですが、いずれの部活もそろってレベルが高いわけです。また、単に上手というわけではなく、生徒の「工夫」が随所に見られました。多くの学校の文化祭のように一部の生徒が一部の興味のあるイベントを見に行くというのと違い、全生徒が全クラブの出し物を見るというこの発表会が、互いのレベル向上にも繋がっていると考えられます。

少し前にこのエントリーで紹介したように、清教学園高校の併願合格者のほとんどがTOP10高(文理学科設置の府立高校)という強気の出願をしていました。言い換えると併願でもほとんどの受験生が清教学園高校に行ってもいい、行きたいと考えているわけですが、その秘密は何だろうと不思議に思っていました。また、それほど長時間拘束、大量の宿題があるとは聞かないのに大学進学実績が高く維持されているのも不思議でした。もちろん先生方の努力によってレベルが高く工夫された授業がおこなわれているとは思いますが、それに加えて中学校でも高校でもそれぞれ生徒のモチベーションを引き出し、その原動力を生かして個々人の能力を高める舞台装置がすでにできている学校だということを実感したのでした。学校パンフレットの表紙にもある「一人ひとりの賜物を生かす」というキャッチコピーの意味が少しわかったような気がしたのでした。(終わり)

清教学園にお邪魔してきました(部活もすごいぞ、もとい、部活「で」すごいぞ編)

2019年4月24日 水曜日

授業は基本6時間、たまに7時間の日もあるようですが、授業後は9割近い生徒が部活に参加しています。(私立では驚異的な数値です)そこで14年前に作られた体育館を見せていただきますと・・・

バスケットの公式コートが2面取れる広さもさることながら、トレーニングセンターにはトレーニングマシンがずらりと・・・。ここは体育大学ですか、という充実ぶりです。ほかに柔道場も武道場もあり、外にはテニスコートがあり、と充実の環境です。確かここは進学校だったはず。大丈夫か?との疑問に応えるかのように、部活ごとの進学実績の資料があり、チラッと見せていただきました。すると例えば野球部は約半数が国公立合格。全員関関同立以上合格とのこと。野球部の合宿では勉強道具持参となっていて、夜は先輩後輩一緒に勉強会を開催しているそうです。インターハイなど全国レベルの大会に複数のクラブが出場していますが、部活がすごいだけでなく、部活によって学力も含めて生徒を成長させる仕掛けになっているところが、すごいぞ、というわけでした。2019年入試でも国公立大学(省庁大学校除く)現役合格者数が卒業生の34.2%となっています。(参考までに2018年度データですが、岸和田が41.8%、泉陽が30.2%、富田林は15.5%ですので、この数値の高さがお分かりいただけると思います。)(続く)