• 【夏だ】吹奏楽コンクール 新しいルール【C部門、F部門ってなんだ?】

     吹奏楽経験者ならご存知だと思いますが、吹奏楽コンクールは、A部門、小編成と分れていて、高校の場合、A部門はステージ上に55名以内と決められています。理論上はそれより少なければ何人でも良いのですが、課題曲と自由曲の2曲を演奏する必要があり、楽器の種類く、実際には制限に近い人数で演奏されることが多くなっています。従ってそれなりの部員数が必要となるわけです。一方で小編成は地域によってB部門とか、S部門などと呼ばれ、制限人数も30名や35名などと地域によってルールが異なります。まあ小編成は全国大会が無く、都道府県または支部大会までしかないので、ローカルルールがあっても困らないわけです。そればかりか東京都では20年以上前から、「C組」という、より少人数でも出場できる地区大会向けの枠があります。

    因みに、中学校の部活動の地域移行などで、地域によっては公立中学校の吹奏楽部員が激減、もしくは一部の学校に偏在しているといった状況が生まれています。それに対応するためでしょうか、新たにC部門、F部門といった新しいルールを導入する地域が増えてきました。

    兵庫県の西阪神地区では今年から、複数校の合同チームを想定したC部門、A部門のステージメンバー以外で構成することができるF部門が導入され、同じ学校が2つ金賞を取る例も見られるようになりました。因みに今年は西宮市立西宮高校(夏の甲子園でプラカードを持って歩くジャンパースカート女子・・・(今は男子も応募可能)はこの学校の、多くが体育会系の生徒)と甲子園学院中学校・高等学校はA部門とF部門の両方で金賞を獲得しています。つまり部員の層が厚いというわけです。

    それはさておき、環境変化に応じて、コンクールのルールも多様化しているというお話でした。

    カテゴリー: ,
  • 【速報】開成進学フェア2026 申し込み中【途中経過報告第2回目】

    9月20日(滋賀会場)、9月21日(大阪会場)で開催される「開成進学フェア2026」の来場申し込みが7月22日から始まりました。先週も報告しましたが、申し込みが始まって10日で、大阪会場の申し込み数は既に2,000人を突破しました

    前回と同じように現時点での大阪会場申し込み者の属性を調べてみました。

    やはり保護者が生徒よりも多くなっています。保護者だけというケースもありますが、子ども一人に対して複数の保護者、中には両親、兄弟に加えて、それ以外のご家族(祖母、祖父?)も申し込んでいらっしゃる場合もあります。もはやご家族の一大イベントとなっています。

    学年別のグラフを作ってみました。

    中3生の申し込みが増えて、前回より相対的に他の学年の占有率を圧迫していますが、それでも中2と小5は昨年より割合が増えています。学校選びが年々早くなっている印象です。

    当日の来場者数はどうなるのでしょうか。楽しみです。

    カテゴリー: , ,
  • 【速報】甲子園大学 2027年度より募集停止

    7月23日付で、甲子園大学のHP上で、募集停止が発表されました。

    「このたび、学校法人甲子園学院は、令和9(2027)年度以降の甲子園大学における学生募集停止を令和8(2026)年7月14日開催の臨時理事会において決定いたしました。

     在学生、卒業生、保護者、併せまして本学の教育にご支援とご協力いただいております高等学校、地域関係者の皆様にご報告申し上げますとともに、今回の決定につきましての責任を考えますと大変心苦しく誠に断腸の思いでありますが、諸般の事情をご賢察いただき何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」(大学HPより一部引用)

    幼稚園から小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学を擁する学校法人ですが、(短期大学は2026年度から募集停止)大学の学生募集は厳しかったようです。2025年度は収容定員1,040名に対し、在籍数は321名という状況でした。但し、急激に学生数が減少したのではなく、ここ10年ほど学生数は安定していましたし、公開資料によると、十分な資産があるなど、財政的には安定しているようです。

    したがって、剣道部や水泳部、吹奏楽部など強豪クラブで知られる甲子園学院高等学校をはじめとして、幼稚園、小学校、中学校には影響は無く、引き続き安定した教育環境が提供されるのではないでしょうか。

    カテゴリー: , ,
  • 【速報】開成進学フェア2026 申し込み開始【途中経過】

    9月20日(滋賀会場)、9月21日(大阪会場)で開催される「開成進学フェア2026」の来場申し込みが7月22日から始まりました。さて、丸1日たった今(これを書いているのは7月23日午後5時)大阪会場は既に1,000人を超える申し込みが・・・。このハイペースは何だ???

    現時点での大阪会場申し込み者の属性を調べてみました。

    まず、生徒本人と父母の割合。父母(保護者)が54%。生徒本人が42%となっています。入試関連イベントへの保護者の参加割合は年々高まってきています。

    次に学年構成ですが、現時点で中3生が半数ですが、中2が30%と、昨年に続いて中2の申し込みが伸びてきています。小学生は全体の13%ですが、小6、小5、小4がほぼ同じという不思議な現象。学校選びの早期化が進んでいるのかもしれません。

    また、時々状況をお知らせします。

    カテゴリー: ,
  • 【速報】広尾学園大阪中学校・高等学校 誕生【金蘭会の名前は法人名として残ります】

    7月17日(金)金蘭会のHPに以下のお知らせが掲載されました。

    「金蘭会高等学校・中学校は、2028年4月より校名を「広尾学園大阪中学校・高等学校」に変更し、同時に男女共学化します。

    本改革に伴い、広尾学園中学校・高等学校との教育連携を本格的にスタートします。金蘭会が築いてきた確かな礎と、広尾学園が培ってきた先進的な教育を融合し、大阪の地で新たな進学校づくりを進めてまいります。」広尾学園大阪 | 金蘭会高等学校・中学校

    たまたま先週、広尾学園について、このエントリーで紹介してきましたので、どのような学校になるのか、のヒントにはなりそうです。

    コース設定など詳細は今後の発表されることでしょう。

    因みに、2027年度入試は、女子校のままです。ご注意ください。

    カテゴリー: ,
  • 【首都圏の注目校】広尾学園と広尾学園小石川について(下)

    【広尾学園小石川中学校・高等学校】

    (昨日の続き)

    東京都文京区本駒込にある広尾学園小石川中学校・高等学校は1909年創立の村田学園という銀行会社事務員養成所がルーツです。戦後の1951年には村田女子商業高等学校となり、1999年に小石川からあまり離れていない現校地(都立小石川高(現:中等教育学校)、区立駕籠町小学校のお隣)に移転。2008年から中学募集を開始。2018年に広尾学園と教育連携を開始し、2021年に男女共学化と校名変更を行い、2024年からは高校募集を停止(帰国生を除く)し、完全中高一貫校となりました。100年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、大きく変化した学校の一つだといえるでしょう。

    こちらのコース制は「本科コース」と「インターナショナルコース」の2コース制です。本科コースは、難関国公立大学や難関私立大学への進学を、インターナショナルコースでは、外国人教員による英語での授業を数多く実施し、海外大学だけでなく国内難関大学への進学にも対応しているのは広尾学園と似ていますね。

    1学年120名規模の学校ですが、2024年、2025年卒業者数の合計(つまり分母は240名前後)で、国公立18名、早慶上理ICUに47名、海外大学58名などの合格実績がパンフレットに掲載されています。

    この2校は、どちらも校名に「広尾学園」が入っていますが、学校法人としては別法人、独立を維持しています。理事長も同一人物ではありません。と、ひとまず今回は広尾学園の2校を紹介させていただきました。(終わり)

    カテゴリー: ,
  • 【首都圏の注目校】広尾学園と広尾学園小石川について(上)

    【広尾学園中学校・高等学校】

    中学受験・高校受験で近年注目を集めている学校の一つが、東京都港区南麻布にある広尾学園中学校・高等学校です。1918年に板垣絹子(板垣退助の奥さん)によって順心女学校として創立された伝統校ですが、2007年の男女共学化と校名変更を機に大きく改革を進め、今では首都圏を代表する難関進学校として高い人気を誇っているようです。

    広尾学園の特徴の一つは、3つのコースです。難関国公立大学や早慶などを目指す「本科コース」、医学部や理工系分野への進学を目標とする「医進・サイエンスコース」、そして英語を使った授業を中心に国内外の大学進学を目指す「インターナショナルコース」が設けられています。どのコースでも、探究学習やプレゼンテーション、英語教育を重視し、自ら考え、発信する力を育成しています。

    大学合格・進学に関しては、東京大学や京都大学をはじめとする難関国公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学へ毎年多くの卒業生が進学しています。さらに、海外大学への進学支援にも力を入れており、THE(タイムスハイヤーエデュケーション)世界大学ランキングの上位校の大学にも数多く合格しています。2026年度の合格実績は、卒業者数300名に対し、国公立80名、医学部医学科109名、早慶上理ICU403名、海外大学311名となっています。

    因みに今の校長は教育心理学の第一人者で東京大学名誉教授の南風原(はえばら)朝和先生。その昔、先生の著作で勉強させていただきました・・・(このブログの中の人の独白)

    (続く)

    カテゴリー: ,
  • 【今年も楽しい企画が】常翔学園中学校 オープンスクール【盛りだくさん】

    中学、高校とも多くの受験生を集め、一方で高校卒業生が国公立98名、関関同立287名など輝かしい進学実績を挙げた常翔学園ですが、中学校からオープンスクールのお知らせが届きました。

    今回のオープンスクールは学校紹介や体験授業も含めて在校生が主体となって運営されるそうで、生徒さんたちの様子もリアルに感じることができるようになっています。いやぁ、本当にここの在校生、コミュニケーション能力が高いんですよ。

    対象は小学4・5・6年生とその保護者です。この学校は2足制ですので上履きが必要です。駐輪場はありますが、駐車場はありませんので、公共交通機関か自転車でおでかけください。部活動見学や施設見学、食堂の利用も可能だそうです。というわけで7月11日は常翔学園を体験してみましょう。詳細、お申し込みは学校HPをご確認ください。

    カテゴリー:
  • 【なんと・・・】神戸海星女子学院 高校募集開始【完全中高一貫校が・・・】

    毎年、卒業生の半数近くが「東京阪神」をはじめとする国公立大学に進学する進学校、神戸海星女子学院中学校・高等学校は、高校募集を行わない「完全中高一貫校」でしたが、2027年度より高校募集を行うことが発表されました。

    高校募集を始めると聞いて、最初は驚いたのですが、募集要項を見ると、募集人員は10名程度。入試科目は英数国の3教科。併願も可能ですが、専願のみ面接があります。

    従来から編入生も若干受け入れていたので、その延長と考えれば納得です。

    難関公立高校を受験する女子にとって、併願先の選択肢が増えた、といえるでしょう。7月、9月には中学生向けの学校見学会も実施されるようです。

    詳細は学校HPをご確認ください。

    カテゴリー: ,
  • 【102年の伝統】昇陽高等学校 体験入学 年間スケジュール【共学になってから17年】

    以前、といってももう7年も前ですが、このエントリーで紹介した

    昇陽中学校 農業体験 – 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ昇陽高等学校から体験入学のお知らせが届きました。その昔女子校だった時代には商業科と福祉科を設置しており、職業訓練の場としてのイメージが強かったのですが、その伝統は守られつつ・・・

    (参考までに今のコース制はこの通り。学校HPから拝借)

    国公立への進学も含めて、大学入試にも強くなってきています。入学時には6コースですが、2年次からは12コースに分かれるというきめ細かさ。まだ将来の夢が決め切れていない中学生にとっては、良い選択かも知れません。またスポーツをさらに高めたいと考えている中学生は、体育の時間数の多いアスリート進学専攻を経て、大学へはスポーツ推薦で入学するという作戦もありだと思います。

    詳しくはこちらの「体験入学」に参加して聞いてみましょう。因みに17年前に共学化して校名が変わった時に校歌もリニューアルされましたが、作曲は一昨年亡くなった「浪速のモーツァルト」ことキダ・タロー氏。どんな曲なのか、聴いてみたいものです。

    カテゴリー: ,