【めざせ!】社長の出身大学ランキング【社長】(その2)

2020年7月31日 金曜日

でも、全企業というのは小さい企業も含まれるので、元々自営業の家に生まれた人も多いので世襲制社長も多いはず、と疑うあなたのために、一部上場の大企業2128社(2018年末)についてのランキングを作ってみました。もちろん大企業の中には創業家が株式の大半を握っており、発言力が強いケースもありますが、「社長」という役職は実力が無ければ成り立たないものですから、世襲は少ないと考えられます。

すると、社長になれる?度ランキング1位は東京大。2位が慶應義塾大、3位が京都大。そのあと一橋大、早稲田大、と続きます。うーむ高偏差値オンパレード・・・というわけで、大企業の社長を目指す皆さんはひとまずこれらの大学を目指して頑張りましょう。もちろん大企業の社長さんを目指すのであれば、合格後にもっと頑張ってください。

【めざせ!】社長の出身大学ランキング【社長】(その1)

2020年7月30日 木曜日

先日、インターネットで「社長の出身大学、日本大学がトップ」という帝国データバンクさんの記事、https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200713.pdfを見かけたので、東京商工リサーチの企業データベースを元に資料作成をした朝日新聞社の「大学ランキング2021」でウラを取ってみました。

こちらは2018年12月の資料を基に、全国3401136社の社長さんの出身大学をランキングにしたものです。帝国データバンクは2020年6月時点のデータですから数値は一致しませんが、ランキングは似たようなものとなっています。

ベスト5はどちらのデータでも、つまり2年経っても変わりません。日本大学が圧倒的な1位。ベスト5位まで鉄壁の順位です。 しかし、日本大学は学生数も多いから社長の数も多いのではないかしら、と疑うあなたのために、2019年度の学生数をくっつけて、その数で社長の人数を割って、「社長になれる?度」ランキングを作ってみました。

すると、第1位は慶應義塾。さすが陸の王者。第2位は日本大学。ほらほらやっぱり強いですよ。2年前の志願者減がたった1年で戻ったのも納得です。第3位は中央大学。伝統の法学部の評価も高いのですが、企業家育成の面でも流石でございます。そのあと、明治大学、東京大学、早稲田大学、甲南大学、愛知学院大学と続きます。(続く)

【お待たせしました】追手門学院大手前中学校 「夏休みわくわく万博」【恒例の夏イベント】

2020年7月29日 水曜日

今年はコロナ禍による影響で、夏休み期間が短くなったうえに、休みになっても思い切った旅行も憚られる雰囲気のため、例年のようなわくわく感の無い7月ですが、そんなもやもやを吹き飛ばすかのような元気な案内が届きました。

毎年夏休み恒例となった、追手門学院大手前中学校の、小学生向けの夏のイベントです。以前は「夏休みわくわく寺子屋」という名前だったと思うのですが、今回は2025年の大阪・開催万博記念として「万博」に格上げです。例年通りの宿題応援教室やクラブ体験に加えて、今年も「ボルトボルズ」のサイエンスショーが開催されます。(小ネタ:「ボルトボルズ」は松竹芸能所属のタレントです。開成教育グループでも数年前に来ていただきました。科学的なネタで大変楽しめますので、これを無料で見れるだけでもお得ですよ。)

というわけで、小学生の皆さん、いつもよりは短い夏休みですが、追手門学院大手前中学校で楽しい思い出を作ってみては如何でしょうか。

【オンライン×リアルの】関西大学 オープンキャンパス【ハイブリッド】

2020年7月28日 火曜日

関西大学からオープンキャンパスのご案内が届きました。 新型コロナウイルス感染症の影響で、リアルタイプのオープンキャンパスがなかなか開催できない状況の中で、やはり実際のキャンパスには行ってみたいという要望も少なくないと思います。そのような受験生の気持ちに応えるため、関西大学は考えてくださったようです。個別相談はZoomを使ったオンラインで、キャンパス見学は予約制ではありますが実際に千里山での開催です。人数を区切っての予約制というわけで見学会も感染予防にも、もちろん配慮しています。個人に応じた疑問質問ができる相談会と実際のキャンパス体験が両立できるというわけですね。予約は既に始まっています。アクセスは添付画像内のQRコードからどうぞ。

国公立大学の入学辞退率②

2020年7月27日 月曜日

それでは、規模は関係なく、辞退率が少ない順に並べたらどうなるか、というのがこちらです。(4%未満の20大学だけ抜粋)医科大学・教育大学など志望動機が堅そうな受験生が集まる大学が上位に来ています。筑波技術大学は聴覚・視覚障がいがある受験生限定ですので、志願倍率でも1.3倍と高くはないのですが、高い基準を設けて合格者は78名に絞り込んでいます。辞退は1名のみですから第一志望率が高いことがわかります。しかし、7.7倍の高倍率を潜り抜けて合格したのに東京芸術大学を辞退した2人はその代わりにどこにいったのだろう?あなた方のおかげで大学が定員割れになっているじゃありませんか。ああ、インタビューしたい・・・。

因みに公立大学(80大学202学部)の平均辞退率は18.0%。こちらも規模に関係なく辞退率が4%未満の大学を並べてみると、国立と同じような結果になりました。見方を変えればこれらの単科大学は、ほとんど募集定員通りの合格通知しか発行しませんので、ボーダーラインでの出願には要注意、ということになるわけです。因みにこのリストにありませんが、下関市立大学は450名募集のところ、544名、つまり1.21倍もの人数を入学させたので、おそらく文部科学省に怒られたと思います。別に知り合いでもないのですが一応入試担当の方を弁護しておきますと、この学校は例年辞退率が高いので、正確に歩留まりを読むのは難しいのでした。

【申し込み】追手門学院中学校 オープンスクール【早い者勝ち】

2020年7月22日 水曜日

以前このエントリーでも紹介した茨木市の総持寺駅近くに引っ越しした追手門学院中学校・高等学校に関する情報です。教室の仕切りが外れてオープンスペースにできる教室を含む新校舎に移転して2年目、先生方もその施設を生かした全く新しい教育活動を行っていますが、このコロナ禍のおかげ(?)でICT教育のスキルも大きく向上したそうです。 そこで、それらの進化した授業を見ていただこうというのが今回の企画。小学生向けの日常に根差したテーマをどのように切り取るのかが楽しみです。

いずれの体験プログラムも定員制となっております。お早めにWEB経由でお申し込みください。因みにこちらの学校様は「開成進学フェアオンライン」でも中学校と高等学校を別に申し込むなど募集に積極的です。まだ入学していない段階も含めて生徒を大切にする姿勢が感じられますね。

国公立大学の入学辞退率①

2020年7月21日 火曜日

まだ最新の統計データがありませんので2019年度(平成31年度)入試の結果が文部科学省のホームページ (https://www.mext.go.jp/content/20200330-mxt_daigakuc02-000006206_1.pdf)に公開されていますが、数値を見ていてあることに気が付きました。全国82大学401学部の国立大学の募集定員総数95380名に対し、合格者数が105084名。私立大学にきついこと言っておきながら合格させすぎじゃないか?定員の1割以上超えていますよ!と思って入学者数を見ると97907名。つまり7177人(6.8%)も入学を辞退したことになっています。

国公立大学の一般入試については、前期日程で合格になれば、後期は自動的に不合格という風に、国公立間での併願ができない仕組みになっていますが、別に合格したからといっても入学の義務があるわけではありません。もったいないような気がしますが、国立に合格したが、他の私立大学や浪人(または海外の大学や起業?)を選ぶ人がいてもおかしくないわけです。そこで、募集定員が2000名以上の大規模国立大13大学について、辞退率の少ない順に並べてみました。

1位は京都大学。この辞退した9名にインタビューしたい。けど周りにいない。続きはマスコミにお任せしましょう。2位は東京大学。46名も辞退しています。慶応義塾大学の医学部の滑り止め?で東京大学を受験したという人の話を聞いたことがありますが、東大にそんな使い道もあるのですねぇ。しかし、全体の募集人員が日本で2番目の規模(最大は大阪大学)なので割合としては小さくなっております。3位は名古屋大学。中京地区No.1校ですから合格切符を頂いたのに辞退する人は限られるでしょう。(続く)

【スクープ】大阪桐蔭 新クラス設置【さらに進学校】

2020年7月20日 月曜日

進学校としての地位も揺るぎない大阪桐蔭ですが、高等学校に新たなクラスを設置するというニュースが飛び込んできました。

京大合格を目指すⅠ類、難関国公立を目指すⅡ類、体育・芸術分野で才能のある生徒をさらに伸ばすⅢ類というコース建ては変わりませんが、Ⅰ類の最上位の30名を集めて「エクシード(EX)クラス」を設置するとの事です。学力上位の生徒を固めて合宿や補習を行い、モチベーションアップも含めて京大合格までがっちり指導しようというクラスになりそうです。2021年スタートとの事ですので、2024年度大学入試ではどんなことになるのでしょうか。さらなる進化が期待できそうです。

大学入試センター試験 受験者数 ②

2020年7月17日 金曜日

それでは、現役率はどのような推移なのでしょうか、すると・・・

といった推移です。現役率が最低の2004年といえば、1986年生まれが18歳になった年ですが、それから下の世代は10年間にわたって「ゆとり教育」の世代となります。したがって既卒者にとっては入試問題の範囲が減ることになりますので、 既卒者が漸減していったのではないでしょうか。また、AO入試など総合型推薦入試が広がりを見せてきた時期でもありますので、現役の割合が増えてきたと考えられます。それからも18歳人口そのものも減少に転じ、現役率は上昇を続けます。指導要領の改訂と現役率の関連は、脱ゆとりに舵を切った2013年度入試(1995年生まれ)には一時現役率が下がっていることからも説明がつくような気がします。(過去問中心の学習では不十分になったため、現役率が後退した?など)指導要領ではなく、入試システムの変更も現役率に影響を与えるわけですが、令和3年から入試制度が変わるということで、前年からすでに既卒者が減っていることがわかります。

今回の大学入試制度の変更が、予定されていたものよりも後退していますので、最難関志願者の中には強気の出願で浪人している人もいるようですが、全体的には現役志向が強かった今年の入試でしたので、次年度も現役率は上昇するのではないでしょうか。

大学入試センター試験 受験者数 ①

2020年7月16日 木曜日

今年1月に最後を迎えた大学入試センター試験の報道資料を基にまとめてみました。

単位は「万人」です。例えば今年の令和2年度大学入試センター試験の現役生452,235人、既卒100,376人、高卒認定等5,088人の合計557,699人(前年より19,131人減)が志願(願書を提出)しましたので、その数値を丸めて記入しています。因みに高卒認定等の5,088人のうち、高卒認定試験合格者は4,319人、外国の学校修了者が364人、高等専門学校第3学年修了者が195人、などなど全体の1%未満ですが、高校卒業以外の受験資格を持つ受験生も少なくなかったことがわかります。(続く)