開成進学フェア 2023(大阪会場・滋賀会場)申し込み状況速報【続報】2023年8月21日

2023年8月21日 月曜日

お盆休み前にお知らせした「開成進学フェア2023」の申し込み状況ですが、現時点の状況をお知らせします。

大阪会場=2925件(2019年同日=1730件)

中1・2向けのガイダンス(2枠)と中3向けガイダンス第1回目、第2回目、高津高校、生野高校、住吉高校に加えて、春日丘高校、三国丘高校の講演会が既に満席となっています。しかし他のガイダンスや講演会にはまだお席がございますし、私学のブースに関しては定員を設けていませんのでご来場大歓迎です。

滋賀会場=389件(2019年同日=271件)

まだ満席になっているガイダンスや分析会はありません。

いずれの会場も2019年度よりはるかに早い申し込み状況です。今年から滋賀会場でも中学受験に関するガイダンスや説明会を企画しており、中学募集を行っている私立学校様にも中学入試に関する対応をお願いしております。中学生はもちろん、小学生もお待ちしております。

開成進学フェア 2023(大阪会場・滋賀会場)申し込み状況速報【続報】

2023年8月10日 木曜日

先週木曜日にお知らせした「開成進学フェア2023」の申し込み状況ですが、さらに1週間経過し、今はどういう状況になったのかをお伝えします。

大阪会場=2457件(2019年同日=1279件)

中1・2向けのガイダンス(2枠)と高津高校、生野高校、住吉高校講演会は既に満席となっていますが、他のガイダンスや講演会にはまだお席がございます。

滋賀会場=329件(2019年同日=155件)

まだ満席になっているガイダンスや分析会はありません。

いずれの会場も2019年の2倍程度の申し込みという活況です。今年から滋賀会場でも中学受験に関するガイダンスや説明会を企画しており、中学募集を行っている私立学校様にも中学入試に関する対応をお願いしております。中学生はもちろん、小学生もお待ちしております。

あすから入試情報室は夏休みに入ります。このブログの次回更新は8月21日(月)の予定です。暑い日が続きますが、皆さまくれぐれもご無理をなさいませぬようお願いします。今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。

【26年ぶりに復活?】教職に就くと奨学金の返済免除【教育系復活か?】

2023年8月4日 金曜日

『政府関係者によると、文部科学省は、就職して教員になった人が受けた日本学生支援機構からの奨学金の返済を免除や軽減する方針を固め、2024年度の概算要求に新たに盛り込むことがわかった。』(FNNプライムオンライン 8/4 8:50配信記事より一部引用)

現在43歳以上の世代では、奨学金は「日本育英会」が貸し付けており、1944年(昭和19年)から一定期間教職や研究職についた場合の奨学金返済免除規定がありました。しかし第2次橋本内閣時代の1998年(平成10年)の法改正によって免除規定の廃止が決定し、免除規定は無くなりました(正確には大学院に進学し、研究職に就いた場合の大学院で借りた奨学金のみ免除という規定だけ残っています)。

この規定の復活によるメリットとデメリットがあると思います。

メリットは、各地で問題になっている教員不足解消です。奨学金の返済が免除されるとなると、現在倍率的にも落ち着いている採用試験はもちろん、教育系の学部への志願者増も考えられ、優れた人材が集まることが期待できます。

デメリットとしては、一定期間勤務しなければ返済義務が生じますので、離職したくてもできない教員が生まれる可能性です。教員の過重労働は知られていますが、この制度による離職率の低下が、待遇改善の効果だと誤解され、現状が固定化されてしまう危険性があります。併せて教員の労働環境の改善も図らなければならないと思います。

この規定による影響としては、教職を目指す学生の増加です。先に述べたように教員養成系の学部、学科の志願増も考えられますが、他学部でも教職課程を選択する学生の増加が考えられ、結果的に教員採用率を誇っていた教員養成系学部の苦戦も予想されます。

教育系では総合型選抜が一定の広がりを見せていますが、採用試験突破を考えると「受験学力」に強い学生も必要とされるのではないでしょうか。

開成進学フェア 2023(大阪会場・滋賀会場)申し込み状況速報【絶好調】

2023年8月3日 木曜日

先週木曜日に、申し込みが快調ですよ、と紹介した「開成進学フェア2023」ですが、1週間経過し、さらにどういう状況になったのかを紹介しましょう。

大阪会場=1851件(2019年同日=798件)

滋賀会場=217件(2019年同日=66件)

大阪会場の「中1・2向けガイダンス」は既に定員に達したため締め切り、朝10時からの枠を増設しました。小学生の申し込みも例年より早いように感じます。

滋賀会場では「先輩に聞いてみよう!」のコーナーに京都の公立高校8校の在校生も呼ぶことになりました。滋賀県はもちろん京都府の中学生も来てくださいね。

ともかく当日パンフレットの印刷部数も増やさなくては・・・と考えているところです。また、来週も申し込み状況をお知らせします。

開成進学フェアオンライン2022 始まってます

2022年9月27日 火曜日

【近畿圏】開成進学フェア2022オンライン (kaisei-group.co.jp)

金曜日から始まったオンラインイベント「開成進学フェアオンライン(近畿圏)」は既に9000アクセスを超える来場者で賑わっています。様々なコンテンツがありますが、私立中学校、高等学校のコーナーも大人気。25日段階のアクセス数の1位から10位までの暫定順位を発表します。

順位 中学校名
1 関西大学第一中学校
2 追手門学院大手前中学校
3 開明中学校
4 桃山学院中学校
5 アサンプション国際中学校
6 大阪国際中学校
7 大阪星光学院中学校
8 近畿大学附属中学校
9 大谷中学校(大阪)
10 大阪学芸高等学校附属中学校
順位 高等学校名
1 近畿大学附属高等学校
2 桃山学院高等学校
3 常翔学園高等学校
4 大阪学芸高等学校
5 追手門学院高等学校
6 浪速高等学校
7 関西大倉高等学校
8 追手門学院大手前高等学校
9 履正社高等学校
10 大阪桐蔭高等学校

当グループの教室展開の影響もあってか上位は大阪府下の学校で占められていますが、他の府県の学校のアクセス数も次第に伸びてきています。

この「私立学校検索」のコーナーは約9割の参加者が「大変参考になった」「参考になった」と答えています。ここで業務連絡、ご多忙の中ご協力いただいた私立学校の皆様、本当にありがとうございます。

まだまだ続くこのイベント、さらに多くの受験生に見てもらいたいと思っております。

【いよいよ明日開催】開成進学フェアオンライン2022【CM】

2022年9月22日 木曜日

明日から進学フェアオンラインが開催されます。今年は私立中学校80校、私立高等学校143校の合計223校(近畿圏+首都圏)のご協力を頂いての開催となります。それに加えて各地域の有名公立高校合計50校の卒業生(実はフリーステップ講師)による母校紹介の動画や東京・千葉・埼玉・大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良の各都府県の入試分析会、中学入試分析会、大阪公立中高一貫校入試分析会など盛りだくさんの動画が詰まっております。

中学受験を考えている小学生(近畿圏のみ)、高校受験を考えている中学生は是非視聴して学校選びの材料にしていただきたいと思います。

10月3日までにサイト内で「メダル」を貯めたら、クオカードが当たるかも、です。お待ちしております。

【満員】開成進学フェアオンライン2020(近畿圏)【御礼】

2020年9月7日 月曜日

9月5日の土曜日からWeb上で開催しております「開成進学フェアオンライン2020」、本来は昨日の17:00までで公開終了の予定でしたが、お見逃し対応のために9日(水曜日)まで公開を延長しております。 因みに現時点でのトップページの来訪者は5000件を超えており、毎年会場で行ってきた来場者数を大きく上回る件数となりました。各コーナーも結構視聴していただいたようです。 初めてオンラインにしてわかったことですが、分析会のようなお堅い(?)内容は夜の間に、ミュージックフェアや学校自慢の部活紹介などはお昼間に見ていただけたようで、公立高校データベースも含めて、より多くの学校情報をお届けすることができたのではないかと思います。 2週間後には首都圏の学校について同じように開催します。首都圏の中学生はお楽しみに。

【いよいよ】開成進学フェアオンライン2020(近畿圏)【開幕】

2020年9月4日 金曜日

例年ならマイドームおおさかやピアザ淡海で開催されている「開成進学フェア」ですが、今年はWeb上での開催です。コロナだろうが台風だろうが学校選びのお手伝いはさせていただきます。 土曜日から公開の特設サイトでは各私立学校の「自慢コーナー」やお馴染みの「Kaisei Autumn Music Fair」も動画でお楽しみいただけます。もちろん分析会や公立高校の情報も満載。但し、特設サイトを見るためにはパスワードが必要です。お申し込みがまだの方はエントリーしてひとまずIDとパスワードを手に入れましょう。

【そもそも経営学は】東京理科大学 新学部設置【文系なのか?】

2020年6月26日 金曜日

近年の就職市場の活性化により、経営学系統の志願者が増えていますが、そもそも経営学とは何でしょうか。GOO辞書で調べてみると「経営学=企業経営にかかわる経済的・人間的・技術的側面を研究対象とする学問」と書いてあります。この分野で伝統のある旧三高商を見てみると、一橋大学は商学部の下に商学科と経営学科があり、大阪市立大学も商学部の中に商学科と公共経営学科を設置していますので、経営学に会計学は含まれないという概念になりますが、神戸大学は経営学部の経営学科に、「経営学分野」「会計学分野」「市場科学分野」の主に3分野のゼミが設置されるなど包含関係が逆になっています。

それはさておき、今回話題の東京理科大学の経営学部は組織としては「経営学科」と「ビジネスエコノミクス学科」にわかれており、「経営戦略」「マーケティング」「会計ファイナンス」「情報マネジメント」の4領域を中心に卒業研究するという学部ですが、そもそも企業経営は数字で表現されるものですし、特に会計学では原価率や利益率といった数字が必要。それ以上にマーケティングとなれば社会学的要素が必要になりますから統計学も必須。情報マネジメントとなれば、様々な意思決定のフローチャートが複雑に交錯する分野ですから論理学が必要・・・。つまり、経営学は数学の応用領域なのです。

さらに次年度から新学科を増設する構想があるようです。世界の国や地域が複雑に絡み合っていることは、地球温暖化などの環境問題から今回のコロナ禍によるマスク不足など生活に密着する部分まで影響を及ぼしていることは明らかですが、そこを理論的に解決していこうという学問分野になりそうです。

というわけで、経営学=文系と考えて大学探しをしている受験生の中には東京理科大は理系の大学だと感じて選択肢から外していた人がいるかもしれませんが、今一度調べてみてください。段階的に数理的アプローチが学べるカリキュラム構成は企業からも高い評価を得ているようですよ。

公認会計士に近い大学(その2)

2020年6月9日 火曜日

一方の早稲田もここ55年連続で2位をキープ。こちらも2位だとはいえ、毎年100名前後の合格者数を出しています。こちらは1904年に「商科」が設置されて以来117年の歴史を誇る商学部は10年前に校舎も建て替えられ、最新学習環境で幅広く企業会計を学ぶ場となっています。加えて学内には「会計学会」という公認会計士を目指す巨大なサークルがあり、オフィスツアーや明治大学との懇親会、共同での論文発表会等行っているそうです。そう思ってもう一度実績を見ると、明治と早稲田の実績を足せば慶應義塾と抜きつ抜かれつの関係ですから、この2大勢力が首都圏で競い合っている状況が見えてきます。

それでは東大や一橋とNo3の座を毎年争っている中央大学はといえば、こちらは学内にある「経理研究所」という組織が資格取得を目指す学生向けの講座を開講しており、特に最難関の公認会計士試験に向けては個別に指導を行うなど、大学自身が力を入れています。2019年度合格71名中、この研究所出身者は56名とのことですから、外部予備校よりも実績を出していることがわかります。

というわけで、この4大学、「OBの慶應義塾」、「学生組織の早稲田・明治」、「大学サポートの中央」とそれぞれ勝ちパターンが違いますが、公認会計士を目指すのであればこれらの大学が近道であることは間違いなさそうです。